アールドワース世界観説明
今回はちょびっと、アールドワースの世界観を説明させて頂きます。まあ超ご都合主義世界なんですが、本編で説明するのもテンポが悪くなるので、一読頂ければ幸いです。
※信仰。
アールドワースで人間やエルフやドワーフなどの亜人は、慈愛の女神ラヴィアンロッド信仰が90%以上を占めています。
教義は簡単にまとめると、
1・他者の崇める神を貶めてはならない。
2・他者の信仰を辱めてはならない。
と、余所の神様に滅茶苦茶寛大な八百万的なアレです。
アールドワースでは一定周期で魔王が現れて、でも人間たちは宗教戦争が忙しくって統制されずボコボコでした。ラヴィアンロッドは大した信者を集めていないマイナーofマイナーゴッドネスだったのですが、当時の人たちが「いい加減一致団結しないとヤバい」と気付き、ラヴィアンロッドを皆の第二宗教にしようと提案しました。
ラヴィアンロッドの協議に従うとあら不思議、全然人間同士で戦争が起こりません。宗教戦争が当時殆どだった様子。
時がたち、今や慈愛の女神ラヴィアンロッドは全体の九割を超える信仰を集め、人類は平和になりましたとさ。
教義の続きで、
3・不当な暴力には勇気を持って立ち向かわねばならない。
決して無抵抗主義などではありません、騎士たちは理不尽には正義の名のもとに戦います。
そして重要なのが、
4・自殺、自傷行為は大罪。
母と父からもらった身体を自分で傷つけてはいけないのです。鍛えるのはいいですけど。
お陰様で騎士たちは軒並み「っく殺」ですw あと自傷行為禁止。ってのは結構重要で、ぶっちゃけアールドワースでは顔に目立つ傷とかあると、それだけでモテます。けど訓練で付いたのならともかく、自傷でつけたらいけないんです。そのうち本編で取り上げます。
信仰の残り10%は色々ですが、もう一人の神様を紹介しときます。
美と殺戮の女神・ジーヴァ。
もし街でピアスをしている人を見かけたら、十中八九この信者です。露鳥下種の大好きな乳首ピアスもあります。タトゥーやら自傷も行います。
顔に傷があって「お、可愛い」と思っても、ピアスをしていたらこの信者で、大抵売女(男?)です。「っぺ、」ってされます。いやラヴィアンロッドは他者の信仰を否定はしないんですが(でもピアスとか刺青は厳禁)、やっぱり白い目で見られます。親に泣かれます。
勿論この神様の庇護をうける美少女が登場します。
※筋肉と筋力ステータス。ダイエットとボディビル。
アールドワースでは、「身体を鍛えても筋肉がつきません」
暴飲暴食をしても、太ったり痩せたりしません。サイヤ人の髪型みたいなもんです。
だからダイエットやボディビルといった言葉は存在しなかったりします。ネタでは使いますが。
「太っている」のも「筋肉質」なのも「生まれつき」で「才能」なのです、だから美少女がモテるためにデブを目指して食いまくるってことは無意味なのです。
では身体を鍛えても無駄なのか? そんなことはありません。
ガリガリとマッチョな二人が、三ヶ月マシーントレーニングで肉体改造をします。二人は“外見は一切変わらず”、目に見えない「筋力ステータス」のようなものがガンガン上昇します。
だからこの世界では、見た目がマッチョでもひ弱だったり、見た目が39㎏の美少女でも斬馬刀振り回したりします。
白銀の薔薇魔法騎士団のメンバーなど、もうパワーステータスが振り切るくらい鍛えまくってます。ロリっ子エイミィちゃんも身の丈ほどの剣をぶんぶん振り回せるのはそういうカラクリなんですはい。
そして筋肉ステータスは、圧倒的に女子の方が上がりやすくボーナスがつきます。そら女子が戦争するわなぁ……。
あ、主人公琢磨呂は絶食したら痩せます。異世界人なんで。
※ラノベ。
大衆娯楽です。皆読んでます。流石にアニメはありませんが。……あるかもしれんな……ww
※エロゲ。
エロゲームブックの略です。……ゲームブックとか今どきの若い子通じるのか……? ググってやって下さいw
とりあえずざっとこんなもんで、まあくっそいい加減な全開娯楽ギャグファンタジーなんで、ツッコミは適度でw
笑って読んで頂ければ幸いです。