ことば遊び
言葉と裏腹なココロだけが
天井のまだあるスペースを探してる
無邪気な態度は
あるときは有効手段になるけれど
焦りから始まった、いまの恋は
わたしだけでは修正できないよね
どんなことがあっても
守ると言ってくれた、あなたに
それ以上の言葉はないと思うけど
波打ち際、
次の言葉がうまく聞き取れなくて
も一度、あなたに聞くのも
わたしが頼りなく見えるからと
小さくうなづいては
涙を流すフリをする
この店も閉店近く
灯りがまた、ひとつ消えてゆく
照らすのはその灯りだけではなく
他にもあるけれど
急に不安に思えたから
ココロにも無い言葉を用意して
あなたの「気持ち」を抱きしめた
どんなにスゴイと思えることだって
ある想い出には敵わないこともあるね
振り返り、店の灯りも消えた
周りが暗くなった分
せめて、わたしが明るい表情でいて
あなたの気持ちを確かめてみる
無邪気になりたいところだけど
握りかけて止めた手のぬくもりを
わたしが確かめてからにしようね