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金貨81000枚だ!

シバァザード王国でのオークションが終了しました。

 次は、特殊奴隷(男)だから、余程優秀じゃないと買う気が起きないな。


 ……それ程じゃなかったからスルーした。


「さあ! お待たせしました! いよいよ最後の女性の特殊奴隷です! 皆様、用意はよろしいですか?」


 引っ張って盛り上げるなぁ。


「最初は、とある国の男爵令嬢です! 領地を豊かにする為に学園に通っていました。

 しかし、政争が起き、当主である男爵が負けた側に付いていた為に、爵位を失い奴隷へと堕とされました! そんな男爵令嬢を金貨50枚から!」

「金貨60枚」

「金貨65枚」

「金貨70枚」

「金貨……」


 順当に値が上がり……


「金貨130枚だ!」

「他に居られませんか? ……では11番が落札されました!」

「「「「「「「「「「おお!!!」」」」」」」」」」


 パチパチパチパチパチパチパチ


 ……今回は、特殊奴隷に母親は出なかった。

 特殊奴隷の令嬢達を俺は次々に落札していった。

 落札した特殊奴隷の令嬢達は……

 伯爵家で侍女をした子爵令嬢(14歳)を金貨160枚

 侯爵家で侍女をした子爵令嬢(13歳)を金貨180枚

 伯爵令嬢(15歳)を金貨280枚

 辺境伯で侍女をした伯爵令嬢(13歳)を金貨330枚

 辺境伯令嬢(11才)を金貨780枚

 侯爵令嬢(16歳)を金貨900枚

 公爵令嬢(14歳)を金貨1300枚

 ……と、なった。


 ハーレム街道を爆進に見えるが、婚約者のレイの言葉は「私もライに助けられたしね」との事だ。


 しかし、ちょっと落札額が低くないか?

 もしかして、王女が出品されるという噂はマジで、周りはそれに備えているのか?


「さあ! いよいよ最後の出品です!

 シバァザード王国のオークションで最後を飾るのは、とある帝国の第11皇女です!」

「「「「「「「「「「おお!!!」」」」」」」」」」


 パチパチパチパチパチパチパチ


 ……マジですか!?


 とある帝国って、近辺には北に1つしか無いのですがっ!

 まあ、国際奴隷法で、買い主や奴隷になった者に対して、国等の権力や政治を使う事は禁じられているから大丈夫だろうけど、帝国で何が有ったんだ!?


「先ずは、金貨100枚から!」

「金貨200枚」

「金貨500枚」

「金貨800枚」

「金貨……」


 俺も男だから気持ちは分かるが、信じられない早さで値が上がっているなぁ。


「金貨1300枚」

「金貨2000枚」

「金貨3000枚」

「金貨……」


 まだ上がるのか!?


「金貨10000枚」

「金貨13000枚」

「金貨15000枚」

「金貨……」


 いや、確かに第11皇女(13歳)は美少女だし、頭に「絶世」を付けても反論する気も無いし、プロポーションも将来的に凄い事になりそうだけどな!


 ……皇女殿下の胸部装甲が既に、とある学園の「第5位」並みだ!

 後、1、2年で、ジャッジメントの彼女ぐらいになるかもな。


「金貨21000枚」

「金貨32000枚」

「金貨40000枚」

「金貨……」


 ……まだ上がる。


「金貨60000枚」

「金貨65000枚」

「金貨70000枚」

「金貨……」

「ライ、良いよ」

「分かった、レイ。金貨80000枚だ!」

「金貨80500枚」

「金貨81000枚だ!」

「他に居られませんか? ……では11番が落札されました!」

「「「「「「「「「「おおおーーー!!!」」」」」」」」」」


 パチパチパチパチパチパチパチ


「これにて、オークションを閉会したいと思います。次回もお会い出来る事を心よりお待ちしております」


 スタッフに、俺が買った奴隷全てに、奴隷環から奴隷紋の変更に、身体の洗浄を含めた身嗜みを調えて貰い、古着で良いから清潔な服と靴をお願いした。


 ……今回は大丈夫だ。

 個室に居るスタッフは3人でいかつい警備員は居ない。

 まあ、2日目で、白金貨1000枚超えをして稼いでいるからな。

 支払い能力が有りだと向こうも分かっている。

 無事に手続きも終わり、買った奴隷達を最近、空間拡張の魔法が使える様になったから、俺達の馬車に全員乗せた。

 まあ、俺達の馬車が中型だから乗せるだけなら出来るから周りからは白い目で見られていない。


 後、テンプレの「オレ様が買う予定だった奴隷を寄越せ!」という馬鹿は居なかった。


 そして、帰ろうとすると場末の奴隷売り場に10才から12才ぐらいの獣人族が売られていたのが見えてしまった。


 ……はい。9人全員を買いました。


 レイ達には飽きられたが、ガイは喜んでいた。

 多分、妹のサナと被るんだろう。

 勿論、奴隷紋とかの出来る変更は全てした。


 いやー、数えたらオークションで、女性の高額奴隷の2/3は俺が買っていたわ!

 あははは。


 まあ、前世の知識チートを使えばどうにでもなるから大丈夫だ。


 オークションの、3日目に参加していなかったリアンベルさんは驚いていたよ。

 と、言っても驚いていたのは最初だけで、その後は冷静に対応してくれた。


 5日後に、俺達はアークレイド公爵領に行き、3日滞在した後、リアンベルさんに別れの挨拶をした後、アルファロードに向かった。


「お帰りなさいませ、ライ様」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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