そんな言い訳が通じるか!
偶然も、本人が望んでいたら「ご都合主義」と同じですな。
少し、加筆修正しました。
……ふん、下らんな。
「清浄陣。……シッ!」
「ぐふぅ……」
俺が魔法を放ち、レゼツメンの魔法を無効化し、腹パンして眠らせた。
「とりあえずは、こいつには魔力封じの枷をして、解呪の準備をしよう。」
「あ、ああ」
パディフリド伯爵の指示で、レゼツメンには魔力封じの枷を科せられ、地下の牢屋に放り込んだ後、被害者の隣の部屋で、俺は、自前の錬金用の道具を出し始めた。
……2時間後
「……出来た!」
「おお!」
早速、執事が鑑定の魔道具で調べ、万能の解呪のポーションだと分かると、パディフリド伯爵はポーションをぶん取り、被害者の部屋に向かった。
俺や執事も後を追い隣の部屋に行く。
「さあ、飲むんだ」
「……!? あ、あぁあああーーー!」
「フーリア!」
被害者がポーションを飲んだ瞬間、苦痛とも歓喜とも取れる声を発した後、被害者の身体が10秒程、光を放った。
「……お、お父様」
「フーリア!」
「お母様?」
「「良かった!」」
俺と執事は静かに退出して扉を閉めた。
俺は、先程の部屋に戻り道具を仕舞うと、執事に呼ばれ隣の部屋に入る。
「ありがとう! 君のお陰でフーリアは呪いから開放された!」
「ありがとう。私も諦めかけていましたが、貴方のお陰でフーリアは呪いから開放されたわ」
「ありがとうございます。貴方様のお陰で呪いから開放されました」
その後は、フーリアの安全を考慮して、その日は安静を取り、俺達とパディフリド伯爵側の報酬合戦を繰り広げ、何とか正当な報酬と感謝の印として白金貨3枚となり、合計が白金貨63枚となった。
翌日は、フーリアの解呪祝いで宴会となり、この日ばかりは、執事を始め仕える者達も細やかながら宴会に加わった。
因みに、俺の心配は杞憂だった。
このパディフリド伯爵は、商才も有り、それなりに成功を納めていて、そっち関係で、フーリアの婚約者が居るみたいだ。
そして、相手の婚約者も呪い付きフーリアでも構わないと言っていたみたいで、寧ろ、貴族の伯爵位と商家の身分差を呪いが埋めたみたいで、両想いの2人は喜んでいた。
良かったな。
さて、依頼は完了した所で、俺達も都市リザラルトに帰る事にした。
「本当に君達には感謝の気持ちしかない。我が領地は何時でも君達を歓迎する」
「本当にありがとう」
「助けて頂いて、ありがとうございます」
「それでは」
……と、気持ちいい気分で帰って来たのだが、都市リザラルトに帰った翌日に冒険者ギルドに行くのだが……
「なあ、少し金を恵んでくれねぇか?」
「白金貨60枚も稼いだんだろう?」
「まあ、代わりに女全部を貸してくれても良いがなぁ」
カウンターを見ると、あの時に対応した受付嬢が頭をペコペコと下げていた。
「まあ、貸しても良いぞ。そうだなぁ、白金貨10枚はどうだ?」
「ライ!?」
「本当か!」
「但し、10日で1割の利子ならな」
「「「はっ!?」」」
「10日で1割の利子なら貸してやる」
「「「ふ、巫山戯るなー!」」」
3分後、ギルドの片隅には、剥ぎ取り済みのチンピラ冒険者が磔にされ、首から「高難易度の依頼を達成出来る相手の力量も分からない馬鹿な羽虫」と書かれたプラカードを下げていた。
序でに言えば、元凶の受付嬢にも背中に「受付嬢業務の責任を一時とはいえ、忘れたマヌケです」と書いたプラカードを1日付けて貰った。
軽く森で狩りをして、冒険者ギルドで換金した後、我が家に帰ると、また誰かが捕まっていた。
「何、しやがる!」
「強盗犯が!」
「オレは、可愛がろうとしただけだ!」
「そんな言い訳が通じるか!」
「離せ~!」
俺達が近付くと、逮捕劇をしているリセンが挨拶してきた。
「お帰りなさいませ、ライ様!」
「リセン、お疲れ様。しかし、……またか」
「はい」
「まあ、何時もの様に処理してくれ」
「分かりました」
もうすっかりバレているからなぁ。
飼っているのがユニコーンだと……
まあ、従魔にした以上は、国王といえども強権が使えないけどな。
……もうちょっと増やすか。
俺はレイ達と別れ、キサラと一緒に奴隷館エンリケに行った。
「ようこそ、ライ様。今日はどの様な奴隷をお求めで?」
「戦闘が出来る女奴隷だ」
「それは良い時に来られました。最近、教育が済んだ所です」
「全員、見せてくれ」
「畏まりました」
連れて来られたのは全員で5人だ。
前回と同じく個別に質問して、2人購入した。
1人目は、元Bランク冒険者で、護衛中に眠らされている間に奴隷に堕とされたらしい。
2人目は先程の奴隷と同じパーティーで奴隷に堕とされた理由は同じだ。
それと、2人共、右腕を欠損していて、身体中が傷だらけだ。
それと、彼女達の仲間が後、2人いるみたいで、見付けたら買って欲しいとお願いされた。
レイを護衛していた冒険者パーティーだったから、見付けられたら奇跡ぐらいの思いでエンリケには頼んである。
帰ってから数時間後、感動と謝罪で泣き腫らした3人が仲良くベッドで寝ている。
……あんなレイを見たら、我慢が出来ず、俺はエンリケに金を渡して、探す様に依頼した。
13日後に、奇跡が起きた!
エンリケから連絡が入り、残り2人も無事に購入する事が出来た。
レイには、「ライ、ありがとう!」と笑顔で言われたから頑張った甲斐があったな。
当然、4人の傷や欠損は治した。
4人に俺の事を話したら、かなり驚いていた。
更に、レイの購入額を聞いて、文字通り腰を抜かして地面に座ったのは笑ったな。
因みに、名前は、エリ、メイ、マリ、リラで、同じ村の幼馴染みだ。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
そして、星の加点をお願いします。
レゼツメンは、パディフリド伯爵が気が済むまでボコボコにして、舌を抜いて魔法を封じて、手足の筋を切り行動を封じて、森の奥に放置しました。




