表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

登場人物資料:5.従属編まとめ



@アケハ

 本作主人公。


詳細:

 性犯罪被害者、国に訴える場合、自分の生活が危うくなる。押し黙るしかない。

 探索者の仕事が難しい状況で、聖者の従者になる事を提案されて、受け入れる。

 光神教を探れば、自分の存在についても明らかになるかもしれない。そんな期待を含めて、多少の不快は我慢している。


おまけ:

 分岐ルート:廃棄物



@ニーシア

 初の離脱組、傷を重ねる少女。


詳細:

 ダンジョンを操作する権限をアケハから与えられる。アケハから別れる際には、予備のダンジョンコアを貰った。


おまけ:

 小さな背中に大きな荷物。

 これは創作定番の巨大な武器を持つ少女的なアレ。少年に見合わない重責。王道展開かもしれない。

 ただ、こちらの人物、主人公にするには生々しく、18Gを回避できない展開が続くかもしれない。中盤が定番展開になるとしても読める者は現れないだろう。

 読者の多くが予想する通り、本作、メンタル異常者は簡単には死なぬ。



@レウリファ

 マーキング&アタック。


詳細:

 度重なる誘拐被害から、再会も難しい状況もあり得ると判断されて、奴隷の首輪の設定期間が延長された。

 貰った障壁の指輪は紐に通して首飾りにしている。


おまけ:

 結果に差が生まれた原因は、親密度と発生タイミング。性格の良悪は判断されていないと予想。

 やった事、下の強姦魔と大して変わらんよ。



@リコット=アプリリス

 第二聖女、偽りなく強姦魔。


容姿:

 16歳

 158cm 52↑kg

 89ー62-86

 金髪、白肌、金(赤?)瞳


詳細:

 立場を利用してアケハを連行。犯行後には直接の面会まで要求する。国への訴えを諦めるよう、金での示談交渉まで独自に行った。

 展開の最初から最後まで、セクハラ、パワハラと汚名が豊富である。

 使徒の解放(殺害)という行事にアケハを同行させ、聖者にまで被害者を紹介。被害者を従者にして同行させたいといった常人には理解できない言動を行う。

 本編、最後。聖者の派遣の裏で、アプリリスの政略結婚が計画されていた事実が判明した。まだ相手は未確定であったようだが、関係者は候補を絞り込むなど根回しを行っていたと推定される。

 役割を失う聖女でも、光神教との仲を取り持つ効果はある。国家間の権力競走には役立つだろう。

 大本の遠征計画が中止になり、聖者が帰還する中、身の落ち着かない聖女を放置するという事も難しかったのかもしれない。

 遠征中止の意趣返しというなら、表向きは国を称賛している光神教も腹黒い組織という事になる。


おまけ:

 被害者が一市民だとして、今回の事件を訴えると死ぬ。名誉棄損に始まり、偽証罪、国家反逆罪、いくらでも重罪をおかわりできる。全てを消費する前に死ぬ。訴える以前に誘拐処理されるのが結末だろう。

 真実とは何なのか。知る者が弱ければ、強者が書き換える。公になったところで、他勢力に対する影響力の宣伝になるだけ。そんな社会構造をしている。

 キャラの元は、建築界隈で平和を訴える人である。もはや原型を留めておらず、オマージュ、リスペクトとして紹介する事も避けるべき改変だろう。なのであいまいに記載。



@フィアリス=シルルー

 第一聖女


容姿:

 15歳

 金髪、白肌、紫の瞳。

 アプリリスより少しちっちゃい。体型も控えめ。


詳細:

 聖者召喚にてラナンを召喚した聖女。

おまけ:

 聖女で一番若く。自分が聖者を呼び出すとは思っていなかった。

 使徒解放では、大体の業務をアプリリスが担ってくれたため、ラナンと過ごした時間は長い。

 実はこれまでの活動でも、アプリリスが職務を手伝っていた。もしかすると無能。

 そもそも聖女に事務を任せる方が間違いで、聖者と共に戦える時点でノープロブレム。



@ラナン

 聖者、準被害者。


容姿:

 身長168cm 体重70kg

 金髪。良い薄茶肌。

 心に勢いを秘めた、優しげながら芯のある目つき。

 青い瞳。


詳細:

 聖者として召喚された若者、法国の村出身で、洗礼を受け忘れていた。

 聖者、聖女と特別視される洗礼の印。唯一の印を持つ者の責任は大きく。自由意志はあったものの聖者の公務を捨てる判断はできなかった。

 三人いる聖女の内、フィアリスとは長く接しているらしく、聖騎士との訓練後、休憩時間には一緒にお茶を飲む。

 派遣契約が切れて、王国から去る事となった。なお、国際交流の一環として一頭だけ輸出されたルミネリア国王由来の白羊は、返却されない模様。


おまけ:

 事件の顛末を知らされ、さらには被害者まで紹介され、またさらに同行させるなんて異常事態。身の近くに性質の異なる二つの爆弾を抱え込む事となり、苦行を経験する新たな日々が始まった。

 被害者と加害者、どちらが行動を起こしても、聖者の名誉が下降する事に変わりない。隠ぺいする今ですら、悪い状況だろう。

 ストレスで胃痛を患っている可能性がある。不仲にならないよう、本人は身の内に隠しているかもしれない。処方箋の一部数値が増えたり、魔法治療の頻度が増えていないか。どちらにしても本編では描写されない。

 ネタ元はDQ二次創作の女勇者ちゃんである。これがどう物語に影響するのか。ハードBLが無い事だけは断言する。含ませないとは言っていない。




@ゲイザ

 老いた使徒


詳細:

 王都近郊の村で暮らしていた使徒。百年以上生きており、村が半分の大きさも無かった頃を見ている。村に建ってもらった屋敷の中で日々を過ごし、全盛期を過ぎてからは側仕えを頼りにして生きていた。時折、夜中に塔から村を見下して懐かしむ習慣があった。

 聖者の手で殺される事は、例が無いほど珍しい。


おまけ:

 視力は衰え、難聴でもあった。ただし、光も音も一般より劣る程度には把握できていた。



@アンシー=バベル

 アケハの魔法の師


詳細:

 アケハが王都を去る事を知って、食事会を提案。扱った食材は探索者が圏外から持ち帰った物。貴重かつ高価な食材をアケハたちに振る舞った。

 硬化魔法の練習道具が返却されると、旅立つアケハに別の魔道具を与えた。


おまけ:

 貸す物と譲る物とでは都合も異なるし、次に渡した魔道具だって簡単に用意できるものではない。

 魔石と供給補助魔道具。魔道具ひとつを作るより簡単に揃えられそうだが、違う。商売敵を増やしたい者はおらず、素材の収集も難しい。機会が来るまで渡さなかった理由だってあるだろう。



@サブレ=マカロン

 貴族子女、魔族でした。


詳細:

 使徒が魔法で真似できるような手際で、ニーシアの誘拐事件を解決した少女。残念ながら単に魔法に優れた者という事ではなく、魔族の部類だった。

 話によると魔族は集団で暮らしており、それなりに文化的らしい。


おまけ:

 貴方の臓物、美味しくなーれ(音符)



@その他


 ラクレ

  アプリリス付きの侍女、従者

  アプリリスの強行を知って、アケハに脱走を促すも無意味に終わった。


 サイバネ爵

  伯爵位。

  ルミネリア国王との謁見後、休憩室にやってきた。アプリリスに苦言を言って去る。

  息子は優良物件。真面目な14歳、素顔から少々強面である。

  孫を見れば、にやけ面が止まらなくなるかもしれない。




用語集:(未記載も公開)


・使徒

 洗礼を受けて、特濃の印を得た者。魔力に優れ、多くの魔法を扱う。

 使徒と判明した場合は、一時的に教会が預かり教育を行い、知識を与えられる。一人前になると、公務として都市や村に派遣され経営に関わるようになるため、地位は高い。

 寿命も長く、最低でも並みの倍以上、数世代を生きる者も中にはいる。

 戦力があるなら魔物退治でも活躍してほしい。聖者と並ばせたいところだが、現状そのような制度にはなっていない。

 身体に不調が表れて来る頃には、戦力が落ちてくる。症状は様々。全身または関節痛、運動障害、食欲減衰、消化不良。痛みと不自由に悩まされるため、全盛期を過ぎた後は、生きていく事は難しい。

 死期を悟ると、教会に連絡して殺してもらう。

 方法は様々、基本的には麻薬か睡眠薬、無痛状態にして殺害する事が望まれている。

 出現数が少なく、国に十はいない。

 貴重な遺灰は魔物除けになる。


・聖者

 光神教の支援を受けて、魔物の王と対峙する者。

 特別な洗礼の印を持ち、扱える魔法も普通より多い。これは聖女も同じ。

 寿命は若干短く、三十過ぎで死ぬらしい。

 召喚はおおよそ五十年周期。


・聖女

 聖者召喚を行うための存在。今世代は三人。

 寿命は聖者と比べると長く、五十歳を過ぎる者もいる。一般市民と同じく、悪い生活習慣が無ければ大体このくらいは生きられる。


・貴族制度

 土地を所有する者は数少ない。基本的に国王が土地を持ち、都市を管理するのが貴族たち。いわゆる、管理職の公務員。

 社内対立は少ない割りに、他国との競走は深刻で、法国との仲を保つ重要な仕事も忘れてはならない。非常に面倒な役回り。

 見栄を張る貴族になるより、その下で働く者の方が生活に自由があるといった例も多い。

 圏外に領土を生み出す、遠征計画は大きな功績になるためかなり重要。だが、光神教の意向や他国の牽制もあって国独自に決められる事ではない。

 他国への根回しと諜報。都市経営。国の使い走りになるのが貴族の大半である。


・探索支援

 圏外探索者へ金銭の支援を行い、見返りとして調査資源を受け取る。採算は合わない。ほとんど人類への投資に近く。聖光貨数枚なんて桁ではない。

 探索者が死んだ場合、当然品は貰えず、金も戻ってこない。討伐組合は遺族への賠償も積み立てている。

 援助する調査地域、探索者を選ぶ以上。探索者は厳選してある。素行、功績。人気取りに資源だけ運ぶような輩は、当然処罰を受ける。

 賭けではあるものの、遊びではない。それを前提に娯楽を含めるのが貴族である。




※用語は、随時募集しています。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ