登場人物資料:3.潜伏編まとめ
@アケハ
本作の主人公
詳細:
本当は王都の外でダンジョンを作りたかった。自宅を得て以降、一つの寝台で女性2人にはさまれて寝る生活。決して羨ましくない。夜から朝まで、アケハの意識が無いところで何が起こっているのか。配下の魔物は家の外、助けは来ない。
とある夕方、庭で夕浴びをしていたアンシーに近づく。暖かい中に包まれ、声を抑えて秘め事をした。魔法使いになってほしくないと言われたらしい。
その日の夜、ニーシアとレウリファの2人を寝台の前に呼び出す。なんやかんやあって、寂しい思いが湧き出したため、2人の身体に抱き着く。我慢が足りなかったのか、魔法使いになり損ねた。
大人の戦いで生き抜くため、技を鍛える主人公。関わった全員が大人。健全な範囲に収まっているかは不明。
おまけ:
身近な死因から遠ざかった事で、分岐が無い。登場人物が少なかったからだろう。安心して暮らし慣れてくれると、物語も安心して進められる。
@ニーシア
積極性が増した少女
おまけ:
王都に移動するまで疲労が溜まる日々だった。野営でも宿屋であろうと、無駄に体力は使えない。お互いの睡眠を妨げるような真似はできなかった。そんな日々も終わる。
いらずら癖は我慢の限界だった。王都の宿屋に到着、解放されると即座にアケハへと突進。目覚めの邪魔をして、就寝前にも邪魔をするようになった。
寝起きを妨げないよう、加減は心得ている。
@レウリファ
積極性が増した獣人
おまけ:
アケハの毛繕いは時間がかかる。旅中に求めるのは酷だろう。疲れがあれば会話の量も減る場合もある。勝手な理由付けは好ましくない。
とはいえ、今回は事実、アケハはレウリファを避けていた。真実は毛繕い中に無自覚に襲いかかってしまったためである。
嗅覚が優れている。ただし、ニーシアでも気づく程度でしかない。理解ある女性は過剰に意識しないのだ。
@アンシー=バベル
技能と奇行で、有名な探索者
年齢:
不詳。外見年齢20歳近辺。すでに誰も気にしない。
容姿:
159cm 53kg
ローブの中は重ねた薄着。服の質はよさげ。
長く濃い青髪、首後ろに白い髪留めを付けている
やや白い肌
薄い緑の瞳
詳細:
登場早々にアケハへと突撃して、回避された後は建物に激突していた。頭部の流血が一幕の内に回復する謎生物。その正体は如何なるものか。
獣使いに奇行をする変態。何人もの探索者を軍に引き渡しているらしい。初の例となる雨衣狼の獣魔登録を推してくれた。
自宅となる住居を紹介してくれたのは、獣魔目的かもしれない。視線が一日中続くようなら引越しも考えた方が良い、悪い隣人。王都高所の人が少ない地区、庭付き物件となると値段は相当に高い。少ない住民の目が届かず、変な行動も見咎められないはず。
庭から王都の市街を眺めるという、長年の趣味がある。
おまけ:
普段の行動から比べると、胸の主張は控えめ(まとも)。高齢者のわりに、成りたての探索者と間違われる容姿。女性が少ない職場で男衆に狙われない理由を警戒すれば、数日のうちに答えが分かる。彼女は変態である。
この物語で変態が尽きることは無い。
@ヴァイス
雨衣狼。残り2体はルトとシードという名前がある。
詳細:
アケハへ積極的にじゃれつき、アケハの命令なら何でも聞いてしまう。対して、ニーシアの指示には嫌いを含めてくる。
扱うのはアケハが適している。つまり面倒。この例に外れる者は多くない。
おまけ:
レウリファより毛並み成分が多い。にもかかわらず、登場は少ない。
寝床が離れているため自宅回が増えると、どうしても登場が減ってしまう。雨でもレウリファが優先されるだろう。歯磨き回があってもレウリファには勝てない。描写に獣成分が多く、魅力を感じる者は少ない。
そっち向けに書くなら、垂れた唾液とその泡、毛についた枝葉や虫、部位ごとの臭いの差異を注目する。アケハがそれらを意識する理由がご都合主義的に付与されているのだ。
臭いの比喩は共感してくれる可能性が少ない。お日様の匂い(笑)が嫌いという方もいるはず。
これらの要素なら共感してくれる方も残っているかもしれない。
毛並みに手を指し込んだ際の、中と外の温度差。人の髪より太めの毛で覆われていて、指の先で揉むと、曲がっている毛が反発し、擦れ合った髪が音を立てる。
息継ぎをして体温調節をする動物の保温性。雨の中でも活動する雨衣狼はさらに優れている。寒さに息が白めくような日も、毛に鼻を埋めれば息を我慢しなくて済むはずだ。
引き抜いた指をこすると、普段の指紋が油で埋まり、浅く感じる。凹凸をこする音も小さく。圧を加えた時の滑りが違う。
手に残った臭いも強く、決して人間個人のそれではない。食事、運動、性別、まったく区別をしない多数の体臭を練り込んだような、得体の知れなさを含んでいる。
ただし、描写に動きが無いため要修正である。抱きしめた時に尻尾が当たる程度の言い訳は欲しいところ。
まず、アレルゲン蓄積、不可避。健康被害を考慮しなれば。
生活魔法が優れた作品世界に、獣たちの未来を託したい。
@その他
レクター
探索者兼討伐組合職員
王都内ダンジョン(小規模)の管理をしている
用語集:(未記載も公開)
・聖女物語
聖女と聖者の魔族討伐記。都市や村をまわり、魔物を操る魔族を倒していく。魔物の王を倒して物語は終わる。
・底の大地ダンジョン
王都の討伐組合が管理するダンジョン。巨大。およそ山一つほどある、すり鉢状の地形。一般の探索者は立ち入れず、軍によって中継基地を作成中。王都より歴史が古い。
・照明石
ほんのわずかに光っている石。魔石を取り付けると強く光る。室内で使う場合は、煙と熱が無い。火より管理が楽。調理に火が欠かせない探索者は持つ理由も少ない。貴族の邸宅や教会でも多く使われている。ダンジョン近くで勝手に光るため、ダンジョン内では燃料いらず。
・杭
討伐組合がダンジョンに設置する明かり。上部に照明石が取り付けられていて常に光っている。主要な道を照らして探索者を助けている。盗難は重罪。
・奴隷の首輪、使役の指輪
操作が簡単なのは商品として好ましい。金持ちの娯楽は、いろいろあるかもしれない。
ご愛用により改善された安全設計も、屋敷使いに特化されつつあります。魔道具を扱えるという選別もあって、奴隷の素養は一般人より高く、装着者は敬意を払われる存在です。
一部庶民が拘束や強制の象徴と捉えているものの、低技能の強制労働者には決して使われず、あるとしても管理効率が悪い。初期投資も多額になるため、むしろ好まれない道具でしょう。
加虐嗜好ネタ話、S向け。
悪戯なご主人様は、奴隷ちゃんが魔力供給を行っている際に、遠隔で魔力を強制放出させます。
すると、首輪の魔力残量を確認していた奴隷ちゃんは焦って魔力供給を継続、次第に疲労。
最後には魔力が尽き、倒れてしまう奴隷ちゃん。笑いながらご主人様が近寄り首輪に魔力供給する。