登場人物資料:10.先導編まとめ
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@アケハ
専属従者を辞めた(自称)ダンジョン操者
詳細:
獣魔の世話ついでに、庭園で出会った蝶と仲良くなる。
自分だけしか姿を見せない性質で魔物と予想していたが、獣魔の部屋に登場した際に人型へと変身。魔族だと判明した。
意思疎通も試すも、困難を実感。
突き放すわけにもいかず停滞していた時に、ラナンに行為を知られてしまう。
対峙した結果、ラナンは負傷、蝶の魔族も殺してしまう。
再起不能になったラナンの代役として、聖者を務めるようアプリリスに命じられるも、要求を拒否して教会から逃亡。
光神教の追跡から逃れるのは不可能であり、監視役を許した上で法国の端に生活の場を作り上げる。
ダンジョン生活も、光神教が討伐準備を整えるまでの猶予でしかない。
近隣の村との関係が落ち着いた頃には、訪問の手紙が届いた。
おまけ:
ダンジョンを操れるという主張は、ただの一言で捨て置かれる。
認知されていない差異なら、問題を起こさない内は誰も興味ない。
自分の行動次第であり、他人の判断次第でしかない。
結果を求めすぎて転落する。
ただの心配性。
一般人にしてみれば恐怖の対象であるが、実際に対応するのは、討伐組合や国防関係の人だろう。
管理下のダンジョンを強奪しないなら、大抵とは無関係である。
……操っている姿を見せなければ。
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@ニーシア
悲劇のヒロイン病
詳細:
途中からの登場。
魔族と共謀した罪で独房に収容されていた。
情報提供を対価に身の安全を保証され、事件地域から中央教会に移送。他の魔族による勧誘を防ぐ、あるいは世間が落ち着くまでの待機として施設に収容された。
一定期間の労働奉仕(年単位)の後には、解放される予定だった。
アケハがアプリリスの元を離れる際、一緒に脱獄する。
その後のダンジョン生活では、アケハに色々と情報を提供している。
ダンジョン操作の能力を与えられても魔法は使えないらしい。
おまけ:
ダンジョンについては色々と調べている。長期間離脱していたとはいえ、一人で試すには難しい内容もあっただろう。
ちなみに再会の約束としてアケハに返却したダンジョンコアは、他人の手に渡っている。驚愕の事実。
DPが建前上の動力資源であることを指摘して、ダンジョンを恐喝しており、アケハに返されたダンジョンコアには、相当量のDPが秘かに蓄えられていた。
二つ所持すると入手経緯を疑われる。とはいえ、恩人に譲らず、地面にでも埋めて隠しておけば、生活構築は楽に行えただろう。
わざわざ、DPの数値で離脱当時を再現し、再会を望む演出をダンジョンにまで強要、徹底させたのに微妙な結果に終わった。
恐ろしい執着心がある。
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@レウリファ
アケハの奴隷獣人
おまけ:
アケハと一緒に、教会を離脱。
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@ヴァイス
雨衣狼
アケハの獣魔
詳細:
教会では飼われるだけの日々だったが、
ダンジョン暮らしでは、番犬としての働きを見せた。
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@アプリリス
第二聖女
詳細:
聖者のラナンが負傷したようなので、都合よく確保していたアケハを代役にさせたいらしい。
本人に反対されようと主張は揺らがない。職務放棄と逃亡を許したのも一時的な対処であり、お迎えを差し向けるのは確定事項だった。
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@ラナン
聖者
詳細:
アプリリスの報告により、アケハを追跡、
獣舎にて、魔族を保護する光景に遭遇してしまう。
話し合いで解決しようとするも、解決はありえず、
アケハの背に隠れていた魔族に奇襲された。
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@フィアリス
第一聖女
活躍無し
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○用語集
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・魔力供給
アンシー登場ついでに捕捉。
魔法の行使で消費した魔力を回復できる……らしい。
ちなみにアケハ以外の人間で、対人間の魔力供給は非常に困難である。
魔力が枯渇した際に効果がある程度で、通常では無駄手間。
素直に諦め、魔道具に供給する方が賢明である。
嫌がらせに使うならともかく、親しい関係でも我慢比べになるだけ。
複数候補で魔力的な相性を比較するならともかく、基本は不快であり、好感度上昇の手段として用いるのは主人公くらいである。
なお、上手く魔力供給できれば、若々しいまま死ねる。
厳密な程度は不明(設定していない)だが、おおよそ三十人で一人に魔力を注ぎ続ければ、現行では治療不可能な病気を起こせる。
あくまで抵抗されない場合の参考として。
もちろん、洗礼を受けていない子供は扱えない。




