テンプレ的な。
皆様、はじめまして。哀のM殿と申します^^
初めての小説、投稿です。文章中におかしな点があるかもしれません。ご了承ください。
雨に打たれる。
傷に雨水が触れる。
しみる。
私はなぜこんなことをしているのか。
私はなぜ生きているのか。
私には生きる理由があるのか。
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江戸の街は忙しすぎる。
浪士共の喧嘩やらなんやら。
巻き込まれたくないって思う時に限って巻き込まれる。
浪士1「おい嬢ちゃん。金持ってんだろ?金出せや。」
莉亜「持ってないですよ。」
浪士2「そんなこと言ってぇ..じゃあなんでこんなところいるんだ?」
莉亜「え、散歩してたんです。歩いてたら着いたんですよ。この街は物騒だなぁ、あなたがたのような真昼間から泥酔いしてる人が多いなぁって思いながらね。」
浪士1「あ?んだとてめぇ、俺らをなんだと思ってる。言ってみろ!」
莉亜「いるだけで邪魔なゴミムシ。」
浪士2「てんめ、ぶった切ってやる!!!」
莉亜「言ってみろって言うから言っただけじゃないですか。てかなんなんですかあなた方のセリフ。完全テンプレじゃないですか。台本でもあるんですか?」
浪士1「ゴチャゴチャうる..」
???「ちょいと待ちなそこのお二人さん」
浪士1.2「あ?なんだてめぇ。」
???「お嬢さん。こんな物騒な街にいたら危ないですよ。」
莉亜「え、あ、はい。ありがとうございます(誰だこいつ)」
飛鳥「このお嬢さんは僕、杉田 飛鳥がお守りします。」
莉亜「いやお前かよ!!!」
ここでしれっと紹介しよう。
唐突にテンプレ的な登場の仕方をしたこいつは杉田飛鳥。ひょんなところで出会い、今は行動を共にしている。そして何故か顔に落書きされて出てきやがった。
飛鳥「さぁ、お逃げなさい。」
莉亜「そんな顔で言われてもなぁ..」
莉亜「..とりあえず帰るぞ。」
飛鳥「ちょっと、待ってください莉亜さん!僕の魅力的な登場シーンが!ちょっと!!!」
浪士1「おい、2人だけで会話してんじゃねぇよ!」
浪士2「逃がすか!」
莉亜「逃げてやりますよ〜」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!