第12話「NEXTステージ」
私にしては早めの投稿になりましたなぁ!w
ふぅの一件の後、家に戻ってきた葉月達。
「じゃあ、あの女はふぅが倒したのか?」
「えぇ、あまり記憶にありませんが確かに粒子になって消えましたわ、、、、でも、、、、」
「でも?」
「何だがまだ狙われてるような、、、終わっていないような、、、気がしますわ、、、、」
そう、確かにあの女を殺したはずなのに、ふぅはまだなにか気がかりがあるようだった。
その時、
「それよりや、一番気になるのはあの魔法装甲や」
と、きぃが言う。
「ほんとだよ〜」
「ふぅのあんな力見たことないよね」
ひぃとどぉも言った。
「私にも分かりかねますわ、、、両親のことを言われてからの記憶があまり、、、あ、その後に竜巻に呑み込まれて全身が焼けるように熱かったのは覚えていますわ」
「そ、それじゃあ今、その形態になれるのかどうか試してみたらどうでしょうか?」
すいが提案する。
「そうですわね」
それにみんなも同意する。
すると、ふぅが右手を前に上げた。その瞬間、少し強い風が巻き起こり、ふぅの周りに風が巻きついた。その風がドンッとふぅの周りから除外された。
「!?」
皆一斉に驚く。
それもそのはず、ふぅのその姿はいつもの姿とは全くの別物だったのだから。
目は赤ではなく黒で頭からは角が生え、アーマーは通常より強化されたように厚みが出ている。何より目立つのは、ふぅの周りに流れている白色の煙のようなオーラだった。
「すごっ」
「なにこれかっこいい、、」
ひぃとどぉが興奮している。
「、、、すごい、、!力が、漲ってきますわ、、、、」
ふぅが手をグーパーさせている、と洗面所方向からバサッと音がした。
「な、なな、な、なななななな」
洗濯物を片付けていた弥生だ。
「へ、へへ『五神器装甲』!?」
「へ?」
皆弥生の言葉に疑問を抱く。
「な、なんだそれ?」
葉月が問いかける。
「は、あ、はい、最主人(謎の女)がある装甲の研究していてそのデータや予想図を見たことがあるんですよ、、、そ、そのそれがふぅちゃんが今身につけている装甲にそっくりなんですよ、、、」
「詳しく知ってるのか?」
「うる覚えですが、五体の神様の神器と聞いた覚えがあります、、多分ですがふぅちゃんやそれ以外の4人もその候補?みたいなのらしいです」
「、、、、、、、」
いきなりの難しい疑問にしばし沈黙が流れる。
「うん、やめよう、わからん!このことは謎にしておこう、いずれ分かるだろ多分」
「そ、そうですね!」
と、話を終わらせたのであった。
場は変わり、とあるビルの屋上
「ふんっ、あの白髪の子には驚いたぜ」
「へぇ?まさか魔女である君があそこまで追い込まれるとはねぇ」
そこで2人の人物が話をしていた。
「お前もあの5人の中に用がある奴がいるんだろ?どんな訳があっても上からの命令なんだからちゃんと方付けろよ?」
「失敗した君が言うか?まあ、僕も精一杯やるつもりさ」
と、不敵な笑みを浮かべならがら男は、
、、、いや、少年は言う。
「さぁ、行こうか、、、、次のステージへ、、、、」
少年は街に高らかな声を響かせる。
「ふふっ、面白く、、、なってきたね2人とも、、、」