第11話「ふぅ」
大分遅れてすみません!w
やる気の問題ですよ、やる気w
3年前、、、、
彼女はとても可愛いく、生まれながらに親に愛されていました。彼女もまた、そんな愛してくれる親が大好きでした。
「えへへ〜、お父様、お母様、だーいすき!」
ある日、彼女の身に不思議な力があることが分かりました。
「気持ち悪い!こっちくんな!」
「あの子怖くない?近づいたら何されるか、、、」
「前にあの子に近づいた子が怪我したらしいよ、、、」
「え!?ほんとに!?怖い〜!」
ついには一番の親友にも、、、
でも、父と母は違った。
「大丈夫よ!」
「そうだそうだ、お前には父さんと母さんがついてるじゃないか」
「うん、、、お父様!お母様!」
父と母はいつも彼女を守ってくれた、愛してくれた。
そんな親を彼女は世界の何よりも大事だった。
しかし、ある日の学校から帰った時のこと。家に入り、「ただいま〜!」という声とともにいつも通り、リビングに向かう。
「お父様、お母様!今日ね!今日ね!きょう、、、、あれ?お父様?お母様?、、、、どこなの?」
何かのドッキリかと思い部屋を回り探すがどこにもいない。
最後の屋上に足を踏み入れる。
「お父様〜お母さ、、、、!?」
それを見て彼女は息を詰まらせる。
「え、え、お父様、、、お母様、、、?」
父と母は、、、、、、、、、死んでいた。
2人とも腹が抉られ、大量に出血していて、見るも無残な姿になっていた。
「な、なんで、、、お父様とお母様が、、、」
ふぅの視界は徐々にぼやけていく。
「あ、あぁ、、、あああああ、、、」
「お前、、、」
「ぁ、、、?」
ふと、空を見上げるとそこには女がいた。
「あな、た、は、、、、」
「お前、この2人の娘か?」
女は少し笑いながら言うと、、、、
「私は魔女、人間を殺さないと生きていけない種別でねぇ、、、」
「あなたが、あなた、、、が、、、」
「ってのは嘘で人間を殺した時に出る魂が欲しくてねぇ、運悪くその2人は補給量が多かったんだよ」
だが彼女には魔女の声は聞こえなかった。
「、、、、す、、、ろ、、、、ころ、、、、ころす、、、、」
「あ?」
そして彼女は言った。
「殺してやる!!!!」
彼女はその女、魔女を殺すと心に決めた、、、、復讐するために。
時は戻り、、、、
「ふひ、はははひ、あははははははは!殺った殺った殺った殺った殺った殺ったァ!!!ついに殺った!!はははははははははは!!あはははは!?」
ふぅは狂気に染まっていた、、、声も届かない、、、そんな姿だった。
しかし、葉月は。
「あははははは!!あはは、は、はは、、?」
その狂気に染まったふぅを葉月は抱きしめた。
「何です、の?は、づきさん?」
「もう大丈夫だ、ふぅ、落ち着け」
不思議なことにその一言を葉月が発した瞬間、ふぅの目の色が元に戻り、魔法装甲も解除され、裸になった。
「は、葉月さ、ん、、、わ、私は、、、私は、、、、」
涙を浮かべるふぅ。
「は、葉月さん、葉月さ〜ん!!」
裸なのにも関わらず、ふぅは葉月に抱きついた。
「うわっ!?ちょっ、ふぅ!?」
「うぇ〜ん!うぇ〜ん!」
あまりにも可愛すぎる泣き方をしたふぅに葉月は少し笑ってしまう。
「はぁ、、ま、今日は!許しといたろ。さ、帰ろ、みんな」
そう言ったきぃの後ろ姿を見ながら葉月はため息をついた。
また間が空くかも....?ですw