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砂場の国の王子様 ~異世界楫取物語~  作者: 綿串山原
第1章 幼児様あらわる
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プロローグ 二人の始まり

初投稿です。

 ある町の公園の砂場で、一人の少年が砂遊びをしていた。

少年の名前はゆうと、先月5才の誕生日を迎えたばかりの男の子である。

彼は素手で一生懸命に砂場を掘り、山を作り谷を作り遊んでいた。

そしてスコップで掘った穴を覗き込んで、キラキラ輝く何かを見つけた。

好奇心から手を突っ込んでみる、すると強い力で吸い込まれるように少年は穴へと引っ張られた。

そしてそのまま何処とも知れぬ場所へと落ちて、この世からいなくなってしまった。





 数日後、現代の神隠しと言う見出しでこの失踪事件は新聞に大きく取り上げられた。

なにしろ母親が目を話したのは、公園に散歩に来ていた近所の奥さんと一言二言挨拶を交わしたときだけであったからだ。

その間わずか数秒、しかも近所の奥さんも母親と挨拶を交わす前に少年の姿を見ていた。

何故少年が消えたのか、全くの謎であった。


 警察は数百人体制で捜索を開始、しかし手がかりは全くもって掴めない。

近隣の住民に話を聞いても、公園近くの監視カメラを調べても、少年はおろか不審人物さえも映ってはいない。


 そしてゆうとが消えてから10日が経ち、彼は意外なところで見つかった。

驚いたことに行方不明になった場所である公園の砂場で保護されたのだ。

警察が何か手がかりはないかと公園を数十人体制で徹底捜査していた途中に突然、そこにいたのである。

しかも話を聞いてみると、行方不明になっていた10日間の記憶は全くなく、さらには母親と公園で遊んでいる最中であると話す始末。


 可愛らしい容姿とあいまって彼はワープ少年、神隠し少年として一躍時の人となった。




 しかし、彼は本当にゆうとなのだろうか。

あの日あの時、彼は確かに世界の狭間に落ちた。




 公園にもう一人の彼が発生すると同時、時空間を彷徨っていた本物のゆうとが異なる世界に落ちた。


 そこは魔法の存在する世界。


 300年前に滅び、封印された王国の遺跡の中。


 上空数十メートルの場所に彼は突如現れた。




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