登場人物紹介
<主人公>
◆上地 ひかり-カミヂ ヒカリ-
高校2年生からスタート。芋っぽい,学力なかなか,運動能力低め。
藤冥加のことが好き。
(ここが乙女ゲームとよく似た世界であることは知らない)
<攻略対象>
◆木之内 正義-キノウチ セイギ-
学級委員長。でも、人望はないほう。どこかずれた堅物。
惚れっぽい。神経質そうなイケメン。
髪型は、ライトショート。若草色のつりあがった瞳。シルバーフレームの眼鏡。
主人公によく恋愛相談をしてくる。将来は官庁に勤めたいと思っている。気に入った人物には甘い。主人公は副委員長に任命されている。
【正規ルート】
学力が高いと必然的にクラス委員に任命され、彼と仲良くなれる。
彼の告白現場に何度も出くわすうちに、彼が自分を見ないことに苛立ち、咄嗟に告白することにより、彼が運命を感じだしてくれる。
が、主人公は冥加を想っていたので、告白なんてするはずもなく、むしろなんで告白出来るの?と聞いちゃう。
『たった一人の運命の人』ハッピーエンド。正義の惚れっぽい癖が直り、一途に愛してくれるもの。
『私は2番目』バッドエンド。何故か暗黒堕ちした彼に無理やり犯され、それでも好きな主人公は、彼のセフレとなりずるずるという展開。
◆土橋 幸男-ツチハシ サチオ-
淡い茶色のマッシュカット。色素の薄い瞳。儚げな美少年。
3年生だが、実はもう2年留年している。身体が弱く、不治の病を患っている。
冥加の友達。花の香りが好きで、毎日学園の温室にいる。学園長の親戚。
【花になる病】を読んであげると、死ぬ。
【正規ルート】
『愛の奇跡』ハッピーエンド。気遣いのパラメーターが高ければ彼の寿命に気づいて、愛の献身により、奇跡的に回復することができたりもした。
『温室で、ふたり、永遠に』バッドエンド。あるいは、1年生の時から交流を深めていれば、お茶に毒を入れられて心中エンド。
◆火神 戦人-かがみ ばさら-
目つきの悪い焦げ茶の瞳。ウルフカット。赤いメッシュを前髪にいれていて、ピンで少し長めの髪をとめている。
制服の下はいつも少し趣味の悪いTシャツ。男らしい顔立ち。
短気。口と同時に手が出る。ツンデレ。女子は苦手。
出席番号は五十音順なため、主人公とは席が前後。必然的に親密度があがる。
父方の実家がヤバめの家業。勉強に関する記憶力は壊滅的なため、裏口入学疑惑。
(実際は、乙女ゲームの強制力。ゲーム本来の火神は、授業を聞かない不良だが、何故か成績優秀なキャラ)
【正規ルート】
サポートキャラ藤の紹介で、夏休みの家庭教師として戦人を紹介される。
席が前後ということで主人公とずっと喋りたいと思っていたと告白され、
夏祭りに誘われ、人混みに押されて向かい合った拍子に事故チューしてしまう。
「せ、責任を取る…ッ!」
と力強く宣言されて、彼女になるが……。
『オレの大切な女』ハッピーエンド。父方の実家のお家騒動に巻き込まれ、後継者候補として呼び戻される。
他の後継者から命を狙われ、戦人の弱点として主人公も命を狙われる。
ぶち切れた戦人が誰にも邪魔はさせないと、藤の情報力を駆使し、戦人は跡を継がないとはっきり宣言する。
戦人のバイクで夜の神社まで行って、将来を誓い合う。
「オレがちゃんとした大人になったら、もう一度神の前でちゃんと誓う。
だから、オレにココの予約をさせてくれ」
『逃がさねえよ』バッドエンド。命が狙われるところまでは、ハッピーエンドと同じ。
しかし、主人公は戦人への愛よりも自分の命を優先し、別れを告げてしまう。
何故か闇堕ちした藤に唆され、戦人は家の権力を使って主人公を囲い込む。
「オレから離れるなんて許さねぇよ。オマエを、アイシテル」
◆天司 影智-アマツカサ エイジ-
エアリーヘア。チートキャラにも関わらず、影が薄い。目立たない。不思議系。後輩。
白銀の髪に、白金の瞳。変わった瞳孔。ハーフ……ではなく、吸血鬼。
本名は、シャドウ=スキエンティア=ヘブンロード。
血のように赤い薔薇、あるいは乙女(純潔でなくても可)の血、あるいは伴侶の血を好む。
植物から精気を奪うことでも食事は可能だが、味が薄いため非常食のようなもの。
人間界には花嫁探しのために留学できているという設定。13人姉弟の末っ子。
星華学園では主人公の1つ下の後輩だが、実年齢は吸血鬼らしく98歳。
生きた年数が1世紀にも満たないので吸血鬼としてはまだまだ若輩者。
【正規ルート】
土橋幸男に出会うことなく温室に通算50回訪れることで出会える完全運任せのレアキャラ。
温室を訪れるたびに植物がどんどん減っていき、50回目にして影智が精気を奪っている場面に遭遇することになる。
『魔界で、永遠に』ハッピーエンド。12人の姉たちからの様々な妨害を乗り越え、パワーアップさせるための存在としてしか主人公を見ていなかった影智に愛を自覚させることで、魔界を統べる吸血鬼の王の花嫁となる。
「これで…きみも…ぼくと一緒に…永遠を生きられるね…」
『魔界で、エイエンに』バッドエンド。長女の卑劣な罠により他の吸血鬼に吸血される場面を影智に見られることでルートが確定する。
「結局…餌は…餌…。ぼくが飽きるまで…ずっと吸い続けて…あげる」
モノとしてしか見られなくなり、餌として執着されるようになる。
自分以外の吸血鬼、従者の瑛ですら吸血するのが許せなくなる。
「なんでだろ…ただの餌なのに……ぼく以外のだれかに吸血されると…たまらなく、酷くしたくなる」
◆朝海 瑛-アサミ テル-
刈り上げ。エイジの従者。人魚。後輩。丁寧めの口調。
真珠色の髪に、エメラルドグリーンの瞳。
自由すぎる影智にうんざりしつつ付き合っている。
【正規ルート】
影智に出会うとセットで出会える。
瑛のルートに入るには、影智の吸血を拒み続け、縋るように瑛の方を見続けるという選択肢を選び続ける。
常に影智よりも瑛を優先する選択肢を選び続けることで、ルートが確定する。
『俺の愛しい人魚姫』ハッピーエンド。自分を頼ってくる主人公に嫌気がしつつも、放っておけなくなる。やがて主である影智よりも主人公を優先したいという気持ちが高まり、思い余った主人公に薬を盛られて破瓜の血を吸ってしまうことで、心を奪われる。
影智からの眷属としての支配を愛の力で脱し、魔界の海の底にある人魚の国へ愛の逃避行。
「これからは、あなたが、俺の主です」
人魚になる薬を飲まされ、瑛と生き続けるエンド。
『耳障りな声は奪ってさしあげましょう』バッドエンド。瑛ルートに入ってから影智と瑛を優先する選択肢を交互に選ぶことで、バッドエンドになる。
影智に吸血されて瑛に助けを求めるくせに、啼き声をあげる主人公に苛立ちが募る。
主人公が好意を伝えても信じられず、聞く耳を持たない。
かつて人魚姫の声を奪ったという魔女から同じ薬を貰い、主人公に飲ませて喉を焼いてしまう。
「もともとの人間だから、ただ喉を焼くためだけの薬です。
嘘つきに声なんていらないでしょう?」
そして声を失った主人公は影智と瑛の慰み者にされてしまう。
◆金森 愛斗-カナモリ アイト-
ツーブロックの金髪。美形。琥珀色の瞳。
制服は着崩している。
軽いけれど、軽くない男。
一回り離れた義母(美魔女)に叶わぬ恋をしている。実母は普通に旦那と円満離婚している。というのも、アイトを生むまでという契約をしていたから。
曜日毎に彼女がいるが、結構頻繁に入れ替わる。彼女たちはアイトの本命になれることを夢見て――結局大勢の中の一人としてしか扱って貰えないことに絶望して、離れて行く。そんな傷心の彼女たちにつけ入るように、別の男とカップルが成立していくもんだから、男子からは恋愛の神様と呼ばれている。
【正規ルート】
『代わりのない愛』
典型的な、愛に飢えているタイプ。手料理でイチコロ☆
「美味しい。これ、手作り?――ほんと?うわ、やばいな。惚れちゃいそうだよ」
「ひかりちゃん、前髪切った?ふふ、君の綺麗な瞳が見えて、とってもキュートだよ」
「……俺もね、叶わぬ恋をしてるんだ。ずっとね。たくさんの好きがあれば、この虚しさが埋めれるかと思ったんだけど、うまくいかないね」
性格上、バッドエンドが存在しない。どんなにすれ違っても絶対結ばれる。
そのためある意味でファンからはクソキャラ扱い。
◆水沢 鏡夜-ミズサワ キョウヤ-
図書委員。アシンメトリーの黒髪。涼しげな一重は蒼い瞳。
「所詮、きみはただの傍観者にしか過ぎないんだよ?藤冥加」
前世からひかりを愛し続けているヤンデレであり、真の主人公。
<サポートキャラ>
◆藤 冥加-フジ ミョウガ-
もこもこした服が好き。濃い紫のマフラーをしてるよ。制服は普通に着てる。
整えられた黒髪は首元まで伸びてる。人懐っこい笑み。犬っぽい。目が可愛い。
攻略キャラたちの情報をくれたりするが、主人公の狙いは冥加。
鈍感。スマホ片手にいつもLIVE(LINEのようなもの)で主人公にキャラの情報をくれるよ☆
まさか主人公が自分を好いているとは思ってもいない。
堕天使とも交友があるほどコミュ力が高いが本当は・・・?
<脇キャラ>
◆桜木 月子
主人公の女友達。いいとこのお嬢様。
◆菊池 陽太
担任の先生。
ロールキャベツ系男子。
◆雲津椿
もづ⇒もブ⇒モブ!苦労性のモブ。
なんやかんやひかりと同じになるが、本当にただのモブ。
黒髪黒目。特徴のない髪型。気弱そうな外見。押しの弱い性格。希薄な存在感。
なんとか口調で特徴づけようとはしている。
◆梅野 さゆり(うめの さゆり)
冥加の元カノ。
冥加とは話し合いの結果別れたらしいが…?
夏祭りに現れる。