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アタッカー  作者: 空白スラ
3章:孤独な青狼娘ルテ
8/19

1.アデナス攻めます。(後編)

 せせらぎは、急流と化して巨大蜘蛛に横から襲いかかる。蜘蛛はかわす暇などなく、白い剣の餌食となる。足を何本か切り落とした。次に鋭い悲鳴。流れ出す紫の体液。ルテはくるりと反転し、再度突っ込む。剣は紫の液を弾き真っ直ぐにアデナスのふくれた腹へと進んだ。が、足を失ったアデナスは激怒しこのタイプにしては珍しい雄叫びをあげる。全くの不意をつかれ、巨人タイプのごとき雄叫びの音圧にルテは吹き飛ばされる。清流は濁流へと色を変える。その隙を逃さず、複数の糸がルテを捉える。気持ち悪さと痛みに喘ぎながら何とか糸を取り払おうとするが、アデナスはすぐそこまで迫ってきている。ようやく全ての糸がとれた時にはその大きな口に頭を持っていかれる所だった。すかさずこの間合いを生かし、目に剣を滅多刺し。恐れが彼女を豹変させていた。一発でアデナスはぐったりとしたが、それでもルテは刺し続けた。紫の液体がルテの体を毒々しく染め上げる。

 肩で息をして、ルテは我に帰る。

「また……私は……」

 恐怖に飲み込まれた自分をルテは悔いる。唇から赤い液体がもれた。


1.アデナス攻めます。ed

(NEW! 守り手ファイルに『アデナス』が追加されました!)


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