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エピローグ 四

そして、理沙と恵美はお互いにどんどん仲良くなっていった。またお互いの呼び名も、「リッちゃん」「エッちゃん」というように、あだ名で呼ぶようになっていた。

 またそうやってしばらく経つと、お互いの病気のこともお互いに語り合うようになった。

そしてお互いに病名は難しくて覚えられなかったが、その病気のせいでこの世にいられるのはあと少しかもしれない、ということが分かった。

 「リッちゃん、何か私たちって似たもの同士だよね…。」

「そうだねエッちゃん。神様は何で私たちにこんな仕打ちをするんだろう…。」

そうやって言い合いお互いに泣いたことは、何度あっただろう。

 またそんな話をする度に、2人の絆はどんどん深まっていった。

 また、病気のせいで病院からほとんど出られない恵美に代わって、理沙は自分の趣味を活かして外の写真をいっぱい撮り、恵美に見せていた。

 そして…、理沙は恵美にとっておきの写真を見せる。

 それは、理沙の方も入院をするようになって、何日か経った頃のこと。 


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