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揺れる心 六

 ※ ※ ※ ※

 恵麻は、和紀とのデートを終えて自宅に帰

って来た後、自分の部屋で考えごとをしていた。

 『私、本当は知っている。和紀さんには最愛の人がいる、ってこと。

 もしかしたら、私はその代わりなのかもしれない。

 …いや私のことなんてどうでもいい。私は、和紀さんに幸せになって欲しい。

 …それなら、私のやっていることは正しいことなのかな?本当に、私は和紀さんのことを思っている?

 ただ、自分が幸せになりたいだけなんじゃないかな?

 …それなら、私は和紀さんのために何かしているんじゃない。ただそう自分に言い聞かせて、ごまかしているだけだ。

 …和紀さんには他に好きな人がいる。ということは、私に入る余地なんかない。

 そう、私は…、身を引かないといけないのかな?』

 そう思うと恵麻は悲しくなって、何だか泣けてくる。

 そして恵麻はその日の晩、ゆっくり自分自身のことを考えた。

 そして恵麻は姉から預かった「ある物」を見る。

 そして、恵麻は…、

 ある決断をする。 


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