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忘れられない恋 二

 しかし、和紀は何もできない男の子ではなかった。

 和紀は体育祭の実行委員として、全体の予算でクラスに割り当てられたものを管理したり、応援用の看板作りに使う備品の購入を他のクラスメイトたちに指示したりと、しっかりその役目を果たしていた。

 「南沢さん、この看板、あとどれくらいでできそう?」

「うーんそうだなあ…。

 細かい絵は描き込んであるから、後は背景塗って修正をしたらできると思うよ!

 だからあと1日あればできるかな。」

体育祭の準備が進むにつれ、当初は心配だった理沙とのコミュニケーションも、和紀はしっかりとれるようになっていた。

 また理沙の方も美術・家庭科系は得意らしく、応援用の看板だけでなくクラスの応援グッズなどを自分でも作り、またクラスメイトにもテキパキと指示していた。

 そして体育祭本番である。和紀と理沙たちのクラスは優勝こそ逃したもののクラスは1つにまとまり、理沙たちが作った看板やグッズとも相まってクラスは最高の雰囲気になっていた。

 

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