表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/88

幸せな日々 二

 「えっ理沙、一眼レフじゃないそれ!?」

「そうだよ!実は私カメラが趣味なんだ!だから今日はこれでいっぱい写真撮りたいなって思って…。」

「そうなんだ。何かすごいなあ…。」

和紀はその時初めて、理沙の一眼レフをその目で見る。

「でもこれ…、高かったんじゃない?」

「ま、まあ値段は秘密だけど…、けっこういいやつだよ。」

「だよね…。」

「じゃあまずはゲート前で1枚!あと、2人の2ショット写真はスタッフさんか誰かに撮ってもらおうね!」

「分かった!」

 そう言うなり理沙はカメラを構え、和紀の方に向ける。

 「何かその構え、プロみたいだなあ…。」

「ちょっと、動かないでよ!」

そう理沙は注意をするが顔は笑顔である。

「はい、チーズ!」

そうして撮った写真をカメラの後ろの画面で確認すると、きれいな出来栄えであった。

「すごいね理沙!」

「えへへ。あと私家に写真も印刷できるプリンターと用紙があるから、今日の写真後であげるね!」

「そっか。本格的だなあ…。

 ありがとう!」

「その代わり、クリスマスプレゼント奮発してよ~!」

「えっと…、」

「もう冗談冗談!」

そう言って理沙は笑う。

 この日、和紀は理沙にプレゼントを、あらかじめ用意していた。 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ