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忘れられない恋 十四
その後2人は近くのカフェに入った。理沙は全体的にキャラメル味が好きなのか、カフェでもキャラメル・マキアートを注文する。そして和紀は、たまたま見ておいしそうだと思った抹茶ラテを注文した。
「和紀って、甘い物もいけるんだね!」
「…そうだね。」
「まあ最近の男の子は、スイーツ系もいけるのかな?」
「まあ僕は全然大丈夫だよ!」
そう言い合いながら2人はまた笑った。
「じゃあ私、ティラミスのケーキ頼むね!」
「あ、僕も!」
「おっ、いきますね~!」
そう言い合いながら2人は同じスイーツを注文する。
「じゃあ、次はジェラート頼もうかな!」
ティラミスのケーキを食べ終わると理沙がそう言うので、
「えっまだ食べるの!?」
和紀は思わず理沙に驚いた様子を見せる。
「もちろん!
ここで食べなかったら、スイーツファンとは言えないですよ!」
「じゃあ僕も、ジェラート頼もっかな!」
そうやって2人は、スイーツ類を堪能した。




