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忘れられない恋 十

 もちろん和紀と理沙は同じクラスであったが、もともとそんなにクラス内では話していなかったことに加え、付き合いだしてからはさらにクラスで話すのが恥ずかしくなり話をあまりしていなかった。

 「でも校内で話できない分、今日は2人で楽しもうね!」

 そう言いながら理沙は和紀にとびきりの笑顔を見せる。

 「もちろん!」

和紀はそんな理沙の表情を見て、少しドキドキしながらそう答えたのであった。

 

【コラム:学生時代…何だか懐かしいです!】

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