表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日奇〜NIKKI〜  作者: るろうに。
7/33

3日目-後編

雨の多い今日この頃皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

雨で大変ですが、楽しみを見つけましょう。外出も出来ないそんな時…小説はピッタリの時間つぶしになりますね。

少しでも楽しんで貰えたらと思います。

「昨日は大変でしたね」

「何が大変なもんじゃい」

「あなたは黙ってて」

 女性がひと睨みすると男性は大人しくなる。

 立場上どちらが上かハッキリとする。

 女性は何とも言えない威圧感がある。それに比べて男性は威厳の欠片もない。

 ⦅尻に敷かれてるな…⦆

 正しくそれであった。注文をするのが女性であったのも相まってより一層、その気持ちを強くした。

『昨日言っていたように会いましたね』

 昨日運命がどうこう言っていたがその通り、何もしてないが会うことが出来た。俺はただ外出をしようと思って外出しただけだ。

 滅多に外出せずに惰眠を貪る俺がたまたま外出して会うとは思わなかった。

「はいよ。醤油ラーメン」

 無表情な店主のおじさんがラーメンを目の前に置く。

 美味しそうだ。見た目は素朴にもチャーシューとメンマに海苔のみだが、香りがいい。海鮮系だろうか。まずはスープを1口。口に入れた瞬間エビや魚貝の出汁の味が口いっぱいに広がる。それと同時に僕らの服が弾ける…

 という某漫画のような妄想は辞めておこう。

 いたって普通のラーメンだ。不味くも美味しくもない。

「普通のラーメンでしょ?」

 こちらの考えを見透かしたかのように尋ねてくる。

『いえいえ。美味しいですよ』

 図星であったが、ここはあえて美味しいと言っておく。何故考えが分かったのか。顔に出ていたのか等と考えているうちに年配夫婦の元にもラーメンが来る。

「昨日あの後大丈夫だった?」

「大丈夫じゃろ。男なら」

 女性は昨日の事を心配してくれ、男性は冷たい対応だ。

『その事を今回は話してくれるんですよね?』

 1番気になる点だ。今までの出来事が何なのか物凄く気になる。信じてこなかったものが、現実で何回か起こったのだ。自分の中では大事件だ。

 ここまで来て言わないという選択は許さない。僕は何も分かっていない。誰もが経験したことあるようで実際は経験しないような事を知ってしまった今、知らないという選択肢はない。どんな事になろうとも聞き出すつもりだ。

「今は半端な時間だし、あなたが休みの日にしましょう?」

『何で今すぐに言ってくれないんですか?』

「時間が足りんじゃろ」

「そうね。時間がたくさん欲しいから、あなたの時間がある時がいいの。今回は変に疑わせるような事は言わないわ。時間を決めましょう」

『明日です。明日は休みだから明日です。』

「いいでしょう。明日、貴方の家の前集合でいい?」

『それでいいです。お願いします』

 日取りが決まると同時に食べ終わる。

 そして、お金を払いお店を出る。

 その後も、街を探索し家に着く。

 とうとう明日知ることができる。そう言えば俺の家が分かるのか?と疑問に思う。

 あそこまで不思議な人だ。1つ2つ不思議が増えたところで変わらないだろうと思い、寝ることにする。

 明日…明日だ…

3日目-後編どうでしたか?

まだ話が終わらなかったですね。

4日目は説明が入ります。

今までの出来事が何なのか少しでもわかってくる話になります。

まだまだ話は続きます。皆様もうしばらくお付き合いください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ