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日奇〜NIKKI〜  作者: るろうに。
6/33

3日目-前編

僅かに涼しくなってきたと思ったら、またもや暑く…

気温よ…少し調節をしっかりしてください。

編集…頑張っております。

それでは3日目前編ご覧下さい。

 今日は土曜日。仕事は半日だ。いつもより明るい時間帯に終わる。

 昨日の人達はなんだったのか考える時間が沢山ある。

 しかし、考える前にまずは家に帰ることにする。

 家に着き、昨日の事を考える。何も考えがまとまらない。気分転換にと、街に繰り出す事とする。

 仕事に行くよりもラフな格好へと着替える。仕事に行く際には、周りからちゃんと見られるようにする。だが、仕事以外では人の目を気にしないため身だしなみには気を使わない。気を使う事は疲れも貯まるため、気を使いたくない。

 着替え終わると準備をして家をでる。

 仕事が半日で終わった場合や休みの場合は必ず僕は家で惰眠を貪っている。何故か今日は出掛ける事にする。その時俺は何も疑問に思わなかった。

 外に出ると行くあてもなくブラブラとする。気の赴くままにと言うやつだ。何もする予定はない。

 街を歩いているとお腹の虫が鳴く。

 ⦅そう言えば昼食をとってなかったな…⦆

 半日で仕事が終わってから昼食をとってなかったことを思い出す。今は既に3時だ。朝食をとってからかなりの時間が経っている。お腹が減るのも当然だ。

 どこのお店にするのか迷う。優柔不断は大変だと改めて実感する。中華、イタリアン、和食。その他にも沢山ある。

 しかし、昼時は過ぎているためどこも空いている。どこのお店も行けばすぐに入れるだろう。

 お店を探し始めてしばらくすると、狭い路地の端にぽつんと立つ汚らしいお店に目がいく。何故か惹かれるものがあった。迷った挙句の果てにそのお店にする事にした。

 お店の中へ入ると、強面のおじさんが流し目でこちらを見て

「いらっしゃい」

 と一言小さく呟く。

 周りのお品書きを見ると塩ラーメン、醤油ラーメン等、ラーメンの種類が書かれていた。

 このお店はラーメン屋のようだ。お店の外見からは判断できなかった。何せ汚すぎて看板も見えないからだ。

 店の中を見渡す。このお店はカウンターしかないようだ。ラーメンも種類は僅かしかない。サイドメニューも餃子にチャーハンと定番メニューしかない。

 俺は醤油ラーメンが好きなためそれを注文する。おじさんはこちらを少し見ると、作り始める。

 とてもいい匂いがしてくる。味はどんなものだろう。見た目は…と色々考えていると入口が開く音がして、他の客が入ってくる。

「おじさんいつもの2つお願いしますね」

 最初に入ってきたのは、昨日の年配夫婦の女性だ。続いて男性が入ってきた。

 店主は僅かに頷く。

「あら貴方は昨日の…」

「ここで会うのも奇遇じゃな」

 年配夫婦は入ってくるなり注文をして、俺の隣へ座った。

さて既に3日目に入っております。しかし、日記はまだまだ続きます。

どのくらい?それはご自身の目で確かめてください。今後とも私の日記にお付き合い頂ければ幸いです。

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