15日目ー前編
やっと投稿出来ました。皆様に忘れ去られていないか心配になりながらも続けて行きます。
仕事がコロナ解除されてからかなり忙しくなり、なかなか更新時間が作れません。気長にお付き合い下さい。
本日も修行だと気合いを入れる。
おっと、その前に仕事だった。
仕事をさっさと終わらせる。今まで仕事の後の楽しみは何も無かった。しかし、修行が始まり色々な出来事を体験した。不謹慎かもしれないが、そのおかげで楽しみができた。新鮮な体験をすると経つ時間が早く感じるものだ。
楽しみの前の時間は長く感じる。いつもより長く感じた仕事が終わる。早々と師匠の家に向かう。
コン。
扉が開く。
「最初からそうしな!」
4日目にしてようやく怒られずに訪ねることができた。
「うぉぉぉぉあぁぁぁぁぁ」
突然師匠の叫び声が聞こえた。
何かと思い急いで駆けつける。そこには倒れている師匠がいた。
「お前何を連れてきた!」
姉弟子が俺に向かって叫んできた。しかし、自分には意味が分からなかった。あたふたとしてどうすればいいのか姉弟子に指示を仰ごうとした。
スッ…
師匠がそのままいつも通りの姿勢に戻る。
「今日やる事説明するよ」
呆然とする。一体何が起こったのか理解が出来なかった。
『あ、あの…えっと…は?』
言葉が上手く出てこない。そこへ姉弟子が耳打ちしてくる。
「師匠は時々こうやって脅かしてくるから慣れな」
イタズラには見えない。本当に何かあったのかと思った。102歳のお年寄りがやっていい冗談ではない。
突っ込んでも余計話が進まないだけなんだろうなと、何も聞かずに師匠の向かいへ座った。
というより姉弟子よ。お前も加担しろ。
「今日は昨日と同じような事をしてもらう。次の段階に進むには痕跡をしっかりと見極め、見えるものはぼんやりでも常に見えるようにしなければいけないからね」
次の修行はどんな修行内容かは分からないが、痕跡をしっかり辿り、薄らでも常に霊の居場所が見えるようにならなければいけないらしい。そこをしっかり出来なければ、次の修行では取り憑かれたり何かしらの不運に見舞われるとの事。幽霊と霊の違いもそのうちわかるようにならないと、自分の身は守れない。それには納得がいった。
「とりあえずやったらわかるよ!師匠の言葉は絶対だと思いな!」
私もそれで成功したからな、と姉弟子は付け加える。
姉弟子を見て、これで成功なのか疑問にも思う。しかし、解放者としては優秀なのかもしれない。自分の目に見えるものだけが正しいとは限らないことをこの数日で嫌という程知った。
修行前にちょっとした雑談を交えたが、これから今日の修行場所へ移動するらしい。
「それじゃあ移動するよ!」
『師匠行ってきます』
「行っといで」
師匠の言葉を背に家を出た。
同じような修行が続きそうですね。しかし、健二の少しの成長を楽しんでいただければと思います。
今回は時間が空きましたが、また少しづつ頻度をあげたいと思います。しばしのお付き合いをよろしくお願い致します。




