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日奇〜NIKKI〜  作者: るろうに。
27/33

13日目ー後編

お久しぶりです。久しぶりの投稿なので少し多めです。

最近はコロナ明けで仕事が忙しくなってきて遅れてます。できるだけ早くするように頑張ります。

なんとも不思議な感じがする。寒気や少しの柔らかい感触もする。

そう柔らかい感触…

『ところで姉弟子。何やってるんですか』

後ろから首筋へこんにゃくを当てていた。

「こっちの方が雰囲気出るかと思って」

雰囲気もへったくれもない。一瞬、これが幽霊がいる感覚かと思ってしまった。

もう一度姉弟子の方を向くとこんにゃくを食べていた。

⦅食べるんかい!!⦆

「ん?これは私の晩御飯だ」

さも当たり前かのように言う姉弟子。自分がおかしいのかと思ってしまう程だ。せっかくの雰囲気が台無しだ。いや、もしかしたら恐怖を感じないように気を遣ってくれたのかもしれない。

「お前の反応面白くないな。もっと驚けよ」

違った。気など遣っておらず、ただ本当にいたずらをしただけであった。

馬鹿な事をするなと思いながらも先に進む事にした。中に入ってからは自分の感覚を磨く為に俺が先頭に立っている。家の中もとても綺麗だ。何かあったとは思えない。まず最初に1階にあるリビングを覗く。特にこれといった事はない。何も感じなければ、何かあった様子はない。

そのまま2階へと向かう。そこで気づく。先程までと少し感覚が違う。

2階のある部屋へ入ろうとドアノブを掴むが、開くのを躊躇ってしまった。少しぬるい感覚に襲われる。

その様子を見た姉弟子が声をかけてくる。

「気づいたか。初めてにしては上出来だよ。というよりは鋭い方だね。開けてみな」

扉を開けた。すると、天井に板が釘で打ち付けられそこにはロープが吊るされていた。床には黒い跡がある。1度消そうとした痕跡があった。しかし、かなり色が染み込んでしまったのか色が抜けきれていなかった。

『ここは一体…』

「説明は後にするからとりあえず今日はここまでにして、ここを出るぞ」

そして俺と姉弟子は外に出た。

「今日感じたものが霊感に近いものだ。幽霊はいないけどな」

なんでも、ここにいた幽霊は昔既に解放されているらしい。しかし、幽霊は痕跡を残すことが多いとの事だ。自分がここに居た証を残すそうだ。悪影響はないが、それが原因で心霊スポットが出来上がる。たまに心霊スポットでも幽霊が解放される前に噂が広がり被害が出ることもある。そうした時に取り憑かれる事や引っ張られると言うように連れてかれる事が多い。もちろん連れていかれるのは黄泉の国だ。

だいたい心霊写真は痕跡が少し形になって映る事がほとんどだ。幽霊がいるのであれば、心霊写真が撮れる前に被害に会う。

話を聞いて納得してしまった。簡潔に言うと幽霊が残した痕跡を少し霊感がある人に伝わり噂が広がる。心霊写真ぐらいのちっぽけなものであれば、幽霊ではなく痕跡によるもの。幽霊がいる場合は心霊写真等の物ではなく被害に会う方が先という事だ。

「今日はここまでだ。今日の感覚が痕跡と言うものだから、覚えておけよ。分かったら今日は帰れ」

『ありがとうございました。今回で少し掴めた気がします。この感覚を覚えておきます』

そうして2人は別れて帰路に着く。

今日の感覚を何度も思い返しながら睡眠に着くことにした。

明日からはどうなるのか楽しみだ。楽しみと思う事は間違いだろうが、そう思ってしまった。

明日を楽しみにしながら寝ることにする。

まだまだ修行続きます。どんどん修行レベル上がっていきます。まだまだお付き合いください。

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