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日奇〜NIKKI〜  作者: るろうに。
25/33

12日目ー後編

まとめるのに時間が…

ですが、諦めずに更新していきます。

遅いかもしれませんが、皆様着いてきてください。続けてご覧下さい。よろしくお願いします。

『話せば長くなりますので簡潔にご説明します』

 そして淡々と今まであった出来事を説明した。もちろん嫌な感覚はあっても存在が見えない事も忘れずに説明する。

「なるほどなぁ。でも見えないなら見えないでも良くないか?見えない方が幸せな事もあるぜ」

 見た目だけの美女が言う事はごもっともだ。おっと見た目だけは失礼か。

 美女の言う通り、見えないからこそ幸せな事もある。しかし、今回はそこから目を背けては行けない気がした。子供の霊のように、見えなければ調べるまでにも時間がかかる場合もある上に見えた方が紳士に取り組める気がする。取り組めるというのは解放するためにという事だ。解放するのは俺の役割ではないのかもしれないが、今後もしも同じような事があれば俺はまた同じ行動を取る気がしたからだ。

『今回は目を背けては行けない気がしたんです。今回のような事が起こった際には紳士に向き合いたいので』

「よく言った!それでこそ男だ!見直した!」

 また大声になる。正直うるさい。見直したって、今までの短い時間でどんな印象を持たれてたんだ。

 まぁいい。

 そんな事を考えていると師匠と言われるお年寄りが目を開けた。

「よし。今回からお前も私の事を師匠と呼びな」

 何故か弟子認定をされたらしい。今にも天に召されそうなおばあさんにどうして認められたのか分からない。だけど言う事は決まっていた。

『よろしくお願いします』

 そして弟子になった俺は次にどうやって力をつけるのか説明してもらう事にした。

『力の付け方はどのようにして行うんですか?』

「簡単なことさ」

 そうして師匠は語り出した。

「まずやってもらうことは、心霊現場巡りさ」

 何故心霊現場を巡らなければいけないのか。

 それは簡単なことであった。霊感を強くするためにはひたすら経験を積むしかないそうだ。

 それはそうだ。それ以外の簡単な道などあるはずがない。漫画ではあるまいし。

『わかりました。どこに行けば良いとかありますか?』

「それはこっちの姉弟子をつける」

 姉弟子に付いて心霊現場を回るとの事であった。最初はもちろん何も分からないが、その都度説明はしてもらえるらしい。1つ心配なのが姉弟子は説明が得意なのかと言う事だ。

「お前今失礼な事考えてたろ。説明できるのかなぁとか」

 鋭い…鋭すぎる。もしやこれも能力かと思ってしまう。

「能力なんかじゃないぞ。お前はすぐ顔に出るな。わかりやすい。ちなみに俺は説明も得意だ」

 俺は顔に出やすいだけかと思ってしまった。

 というより、いきなり失礼だなと思ってしまった。

「まぁその都度説明はしてくから、今日は帰れ。もう遅い。それに仕事帰りに寄ってもらうと時間的にも心霊現場巡りにはちょうどいいから、明日から来いよ」

 気づいたら既に深夜12時に近づいていた。

『わかりました。ありがとうございます。また明日来ます』

「ああそうしろ。ただし何度も扉は叩くな。次からはすぐに出るから」

 わかりましたと返事をしてお邪魔させてもらった。そして家に帰り、明日から何をするんだろうと恐怖と希望をいだきながら眠りについた。

やっと修行に入りますね。修行と言っても漫画ではあるまいし、戦いなどは起こりません。時折ジョークも混じった単純なものです。読み飛ばさずにお付き合いください。

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