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黒き聖女の黙示録《アポカリュプセ》  作者: 黒肯倫理教団
一章 アーラント教区
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5話 森林地帯(4)

 ベレツィの村には思わぬ来訪者がいた。

 華美な装飾が施されたミスリルの鎧を身に纏った騎士たち。

 特に信心深いアーラント教区においては崇拝の対象でもある。


――エルベット神教。


 大陸で最も栄えている宗教だ。

 所属する騎士の数は大国にも匹敵すると言われ、各地に布教のため大きな神殿を築いている。

 厳格な教義と彼らの掲げる救済は、穢れの蔓延したこの世界に広く浸透し信仰を得た。


 そんなエルベット神教の中で、有事の際に騎士を率いる者。

 名をシェーンハイト・ヴァレンティという。

 若くして枢機卿の座に就いた彼女は、現在はアーラント教区内で異端者の捕縛の任についていた。


「ああ、シェーンハイト様。どうかお見逃しください。我々村人たちは、獣に抗う術がなかったのです」


 跪いて慈悲を乞うのは、ベレツィの村長マズロだ。

 老齢で弱々しい様子の彼が必死に頭を下げる姿は見ていられない。


 だが、慈悲は無い。

 目の前にいる女性はエルベット神教の枢機卿なのだ。


「如何なる理由があろうと、魔物に従属したことは紛れもない事実です。貴方たちは異端審問にかけられ処刑されることでしょう」


 冷酷に言い放つ。

 シェーンハイトは厳格な教義を重んじる。

 人間が魔物に従属するなどあってはならないことだと、心の底から思っていた。


「どうか、どうか村人たちだけでも見逃してはもらえませぬか。これは村長として私が独断で行ったことなのです」

「受け入れた時点で同罪です。潔く、その罪を清算しなさい」


 譲歩する気はない。

 彼女の中で、これは決定事項なのだろう。

 魔物に従属した村人たちを見つめる表情は、どこか見下すような様子さえ見えた。


 せっかく旅人たちがモルデナッフェの討伐を引き受けてくれたというのに、これはあんまりではないか。

 一時は助かった心地がしていた村人たちは、再び奈落の底へと突き落とされてしまう。


 騎士たちが次々に村人を縄にかけていく。

 マズロも、クラウスとユリィも、エルベット神教の枢機卿を前にして抵抗することは出来なかった。


「おいおい、こいつは一体どういうつもりだ?」


 そこに、モルデナッフェの討伐を終えたグレンたちが戻ってきた。

 捕縛された村人たちの姿を見て、不愉快そうに顔をしかめる。


「魔物に従属した罪は重い。なので、この者たちは処罰します」

「褒められたことじゃねえってのは同感だが……そいつは終わった話だ。助けもしなかった奴らが今更出張ってきてんじゃねえよ」


 グレンはシェーンハイトに歩み寄り、ドスの効いた声で警告する。

 せっかく助けたというのに、村人たちが異端審問にかけられてしまっては助けた甲斐がない。


 それを敵対行為と判断したのか、騎士たちが剣を抜いてグレンに向ける。

 剣呑な空気が漂っていた。

 ピリピリとした殺気が肌を刺す。


「――やめなさい」


 だが、シェーンハイトは騎士たちを制止する。

 騎士たちが抗議するが、毅然とした態度で再度命令する。


「この者は穢れの影響を受けた魔物を討伐するだけの力を持っています。貴方たちでは足止めにすらなりません」


 だから、剣を収めなさい。

 鋭い眼光に射抜かれても怯むこと無く、シェーンハイトは冷静に命令を下した。

 グレンは彼女の胆力に感心する。


 彼女はエルベット神教の枢機卿だ。

 その任務は多岐に渡るが、その中には『穢れの血』を討伐することも含まれている。

 凶悪な敵を多く相手にしてきた彼女であれば、よほどのことがない限り狼狽するようなことはないだろう。


 実際に戦えば、ベレツィの村人たちを助けられる自信はあった。

 シェーンハイトの技量は未知数だが、そこには強者特有の気配を感じられない。

 グレンからすれば、彼女が枢機卿という肩書を持ち続けることは危うさを感じてしまうくらいだった。


 だというのに彼女が『穢れの血』と対峙出来るのは、彼女の強い信仰心からの努力があってこそだ。

 常人が並々ならぬ努力を重ねてきた結果がここに在る。


「てめえらが何もしないせいで村人たちは苦しんでいたんだぞ?」

「討伐依頼に気付くことが遅れてしまったのはこちらの不手際でしょう。しかし、魔物に従属することを選んだのは彼らの意思です」

「望んで従属したわけじゃねえってのは分かるだろう」

「どのような事情があれ、彼らが罪を犯したことに変わりはありません」


 それに、とシェーンハイトは続ける。


「もし私が同じ状況になったならば、迷うことなく死を選びます」

「高潔なこった」


 とんだ堅物だ、とグレンは呆れたように肩を竦める。

 ここまで教義を重んじている人間を相手に話し合うことは無意味だ。

 しかし、彼女が頷かない限りベレツィの村人たちを救うことは出来ない。


 力尽くで従えるわけにはいかない。

 大陸で最も栄えているエルベット神教に刃を向けたとなれば、今後は身を隠して生活をしなければならない。

 このままでは、彼らを見捨てるしかないだろう。


 グレンは捕縛されている村人たちに視線を向ける。

 皆が絶望しきった様子で項垂れていた。


 今回ばかりは、グレンも救いを求めろとは言えなかった。

 ようやくモルデナッフェから解放されたというのに、次は異端審問にかけられて処刑されてしまうというのだ。

 こんな理不尽な目に遭えば、誰もが己の不運を呪い絶望することだろう。


 村人たちの中にクラウスとユリィの姿が見えた。

 こんな状況になってもまだ、二人はグレンを縋るように見つめていた。


 見捨てたとしても、それはエルベット神教の教義を守っただけ。

 彼の選択を咎める者はいないだろう。

 この過酷な世界で生き抜くには、ある程度は妥協することも必要だ。


 グレンが任されたのはモルデナッフェの討伐だ。

 その後がどうなろうと傭兵である彼が知ったことではない。

 報酬は得られないが、エルベット神教を敵に回すよりはずっとマシだろう。

 他人を助けるために自分の身を滅ぼしてしまっては意味が無い。


 だが――。


「ふむ、その選択は少しばかり不愉快だな」


 リスティルが声を発する。

 凛と響く、力強い声色だった。


 金色の髪を靡かせて、シェーンハイトと対峙する。

 その瞳には強い決意の色が見えた。

 どこか咎めるような様子でグレンの方を一瞬だけ振り返り、視線を戻す。


「何者です、貴方は」


 シェーンハイトは突然歩み寄ってきた少女の姿に困惑する。

 その顔立ちは幼いが、その瞳には不相応な理性が窺える。

 不遜な笑みを浮かべており、まるでシェーンハイトと対等以上であるかのような態度だ。


 どこか異様な気配を感じる。

 まるで自分の心の内が見透かされているような、気味の悪い感覚だった。


「私か? 私はそいつの雇い主だ」

「……貴方のような子供・・が雇えるようには思えませんが」


 グレンは一流の傭兵だ。

 エルベット神教の枢機卿であるシェーンハイトから見ても規格外だと思えるほど。

 彼は他の傭兵には無い"強者としての風格"を備えていた。


 だからこそ、それほどの男がリスティルのような少女に従っていることが不自然で仕方がない。

 リスティルの身なりを見れば、確かに貴族階級のようにも見える。

 莫大な金を積んだと考えるべきだろうか。


 だが、そう考えても目的が窺えない。

 何を考えて、何を成そうとしてグレンを雇ったのか。


「何を企んでいるのか、白状しなさい」

「世直しの旅をしている。この村に立ち寄ったこともその一環さ」


 その言葉に偽りは無い。

 事実、リスティルは『穢れ』を身に宿した者を追っている。

 深い事情までは誰にも語ってはいないが、少なくとも善行であることは確かだ。


 それを聞いて、シェーンハイトは困ったように嘆息する。

 この少女と対峙していると調子を狂わされてしまう。

 あまり長く会話をするべきではないと感じ、本題へと戻る。


「いずれにせよ、村人たちは連行します。彼らの罪は正しく償われなければなりません」

「彼らの罪は既に清算された。これ以上の苦痛は不要だ」


 せっかく助かったというのに処罰されてしまうのは酷な話だ。

 魔物に従属したとあれば、どのような事情があれど重い刑に課せられてしまう。


 決して譲る気はない。

 リスティルは確固たる意志を持って阻んでいる。

 それは褒められるべき行為だが、同時にエルベット神教への明確な敵対行為でもある。


「……邪魔立てするようであれば、たとえ子供・・といえど排除します」


 シェーンハイトがそう言った時――どこからか強烈な殺気が膨れ上がる。


「先ほどから黙って見ていれば、お前はリスティル様を侮辱して……ッ!」


 怒りに震えた様子でヴァンが言う。

 繰り返し子供・・と言ったことが癪に障ったのだろう。

 彼はリスティルを盲目的に崇拝している。


 血走った眼をして懐からナイフを取り出す。

 もはや彼を留める理性は無い。


――こいつ、本気で殺そうとしてやがる。


 グレンは止めるべきかと思案する。

 エルベット神教と対立することはどうにかして避けたいが、ベレツィの村人たちを黙って見殺しにすることは好ましくない。


 どうするべきかと悩んでリスティルに視線を向けるが、彼女はいつも通り不遜な笑みを浮かべているだけ。

 ヴァンを制止するような気配はなかった。


「許さないッ!」


 ヴァンが駆ける。

 その体がブレたかと思うと、瞬時に掻き消える。


 甲高い音が響く。

 いつの間にか肉薄していたヴァンがナイフを振り下ろしていた。

 そして、シェーンハイトはレイピアを瞬時に引き抜いて難無く受け止めている。


 ただの加速ではない。

 突然のことだったため、グレンは目で追うことが出来ていなかった。

 一体どのような身のこなしをしたのだろうか。


「それは敵対行為と見做していいですか?」


 シェーンハイトが問う。

 このままいけば、彼女も本気を出すことになるだろう。

 枢機卿に選ばれるだけあって、彼女の技量は非常に高い。


 それに、この場には彼女の部下である騎士が五十名ほどいる。

 練度の高さは語るまでもないだろう。

 騎士たちを含めて相手にするのであれば、さすがのグレンであっても分が悪い。


 なぜリスティルは止めようとしないのか。

 彼女が命令すれば、ヴァンは大人しく刃を収めることだろう。

 だというのに、未だにその不遜な笑みは崩れない。


 ふと、グレンは一つの可能性に思い当たる。

 彼女は未来を見通す力を持っている。

 不完全なものではあるが、可能性の一端を覗き見るという行為は反則級だ。


 リスティルはこの光景を知っている・・・・・のではないか。

 そして、何らかの確信を持ってヴァンの凶行を静観しているのではないか。


 であれば、自分はどう行動するべきだろうか。

 ヴァンとシェーンハイトの戦いを眺めつつ思考する。

 試されているような心地がして不愉快だったが、信頼関係を構築するためには行動せざるを得ない。


 彼に与えられた選択肢は二つ。


 一つは、ヴァンに加勢することだ。

 これは手っ取り早く味方であることを示せるし、ベレツィの村人たちを救うことも出来る。

 シェーンハイトとの技量の差を考えれば、ヴァンに恩を売っておくという意味でも有効だろう。


 もう一つは、ヴァンを制止することである

 そうすることで、エルベット神教に対して従順な様子を示すことが出来るのだろうか。

 こちらの選択肢はグレンにはメリットが感じられない。


(考えろ。俺はどうするべきだ)


 正しい選択をしなければ、その先に大きな影響が生じてしまう。

 グレンは悩みつつ機を窺う。


 剣の技量はシェーンハイトの方がやや上回っているように見えた。

 ヴァンは間合いの短いナイフで戦っているのだから当然だろう。


 短い得物は手数で勝るが、レイピアもまた手数の多い武器だ。

 シェーンハイトの方が間合いの広さで有利だろう。

 ヴァンの体にかすり傷が増えていく。


「こうなったらッ――」


 再びヴァンの体が消え去る。

 だが、今度は注視していたために目で追うことが出来た。


 ヴァンは急に加速したわけではない。

 あまりにも常識外れな魔術だったため、グレンは驚愕する。

 彼は自らの影に沈んでいき、シェーンハイトの背後へと転移したのだ。


 背後を取ったヴァンがナイフを振り上げる。

 常人であれば、きっと成す術無く首元を掻き切られてしまうことだろう。


 だが、シェーンハイトの瞳が一瞬だけ後方を窺うような動きをしていた。

 彼女は背後を取られたことに勘付いている。

 後方にいるヴァンを返り討ちにしようとレイピアを構える。


――今だッ!


 グレンは咆哮し、背中に背負った大剣を引き抜く。

 そして、二人が武器を振るう前に、間に割って入るように大剣を振り下ろした。


「じゃれ合いはそこまでだ」


 ヴァンとシェーンハイトはグレンの攻撃を避けるように距離を取っていた。

 互いに攻める機会を失ったが、同時にグレンに助けられた形となる。

 なぜ邪魔をするのかと、ヴァンが苛立った様子で視線を向ける。


「落ち着け。今のお前は頭に血が上りすぎだ」

「仕方がないでしょう! リスティル様を侮辱されて、黙っていられるはずがないッ」


 貴方もそうでしょう、と同意を求めるように詰め寄ってきたヴァンから視線を逸らす。

 なぜ自分まで狂信者の同類に堕ちなければならないのか。


「……なぜ、そこまでしてその少女を?」


 シェーンハイトが首を傾げる。

 確かに目の前にいる少女は常人らしからぬ雰囲気を放っている。

 その内に秘めたものまでは予想が付かないが、何か危険なものを孕んでいるようにも感じていた。


 グレンはその問いにどう答えるべきかと思案する。

 彼自身もリスティルのことは把握しきれていないが、かといって迂闊な発言をしてしまえばシェーンハイトに目を付けられてしまう。


 ヴァンに視線を向けると、任せろと言わんばかりに視線を返してきた。


「いいでしょう。リスティル様が何者か、教えてあげますよ」


 ヴァンは大袈裟に両腕を広げる。

 リスティルという存在を形容するのであれば、その答えは単純だ。


「リスティル様は、この世界に変革を齎す聖女! あなた方の下らない信仰とは訳が違う!」


 興奮気味に声を張り上げる。

 ヴァンにとって、リスティルとは世界に変革を齎す聖女だ。

 彼は異質な存在である彼女に期待を寄せている。


――やりやがった。


 グレンは頭を抱えてため息を吐いた。

 目の前にいるのはエルベット神教の信者だ。

 中でも取り分け信仰心の高い枢機卿を前にして、自らが異教徒であることを声高にして宣言するのは自殺行為でしかない。


 恐る恐る視線を向けてみれば、シェーンハイトは先ほどまでよりも冷たい表情をしていた。

 酷い失態を犯したものだと呆れ果ててしまう。


「これより、あなた方を邪教徒と見做し捕縛します。大人しく従えば、少しくらいは死後の贖罪も軽くなるでしょう」


 逆らうのであれば容赦はしない。

 レイピアを構える姿を見れば、今度は本気で戦おうとする意思が窺えた。


「誤解だ。俺たちは邪教徒じゃない。狂人の戯言を本気にしないでくれ」

「真実か否かは、この後で証明していただきます」

「……聞く耳持たずってことか」


 どうしたものかとリスティルに視線を向けるが、彼女は特に狼狽えた様子もない。

 これが彼女の望んでいた展開なのだろうか。

 であれば、グレンは大人しく縄にかけられるしかない。


 だが、これは好機でもあった。

 この場でベレツィの村人を見殺しにするよりは、自分たちも同行して彼らの無実を訴える方が都合が良い。

 穢れの影響を受けた魔物を討伐したとあれば何かしら恩情が出るかもしれない。


 グレンは両腕を上げ、抵抗する意思がないことを示す。


「利口ですね」

「隠すようなうしろめたいことなんてねえからな。好きに調べりゃいい」


 シェーンハイトが命じると、騎士たちが警戒した様子でグレンを取り囲む。

 そして彼の背後に回り、背負った大剣を取り上げようとする。


「なんだこの馬鹿でかい剣は……」

「くそ、動かせないぞ」

「こんなものを振り回すなんて、まるで化け物だ」


 騎士たちの言葉にグレンは苦笑する。

 確かに、自分でも腕力の異常さには呆れているくらいだ。

 それだけ過酷な鍛錬を積んできたということでもある。


 何人もの騎士が集まってようやく大剣を取り上げることが出来た。

 情けないものだと思いつつ、ヴァンに視線を向ける。


「ヴァン。お前もだ」

「なぜあんな奴らに屈しなければいけないんですか!」


 未だ興奮状態にあるヴァンに、グレンは視線で伝える。

 視線の先を辿れば、いつも通りの不遜な笑みを浮かべたリスティルの姿があった。


「……はあ、わかりましたよっと」


 それがリスティルの意思だということを察したらしい。

 諦めたように肩を竦めると、彼の袖口から大量のナイフが零れ落ちて地面に転がった。


 よくもまあ器用に扱えるものだとグレンは感心する。

 戦いの技量では負ける気はしないが、ヴァンのような器用なことは真似することは難しい。

 いずれ彼が本気を出すところを見てみたいものだと思いつつ、シェーンハイトに視線を戻す。


「これでいいか?」


 後ろ手に縄で縛られ、グレンは窮屈そうに顔をしかめる。

 この程度の拘束であれば引き千切れないこともない。

 腕が自由に動かせないというのは不愉快だが、この場でそれをするわけにはいかないだろう。


 リスティルとヴァンも縄にかけられ、三人は輸送用の大きな馬車の荷台へと押し込まれる。

 それに続いて、ベレツィの村人たちも押し込まれた。


「このままアーラント教区中央部にある教会へと移送します。到着次第取り調べを始めるので、今のうちに休息を取っておくといいでしょう」


 そう言うとシェーンハイトは荷台から離れていく。

 少しして、一行を乗せた馬車が動き出した。

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