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ある日突然異世界に⁉︎  作者: チーズケーキ大好き!
本格的に活動開始! まずは…港街に行ってみよう!
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第81話 お菓子を売る

「俺がやりますから京介はどんどんお菓子を補充していってくれ」「わかりました…頑張って下さいね?」俺は前に並んでいる迫力のある方々を見てそういった。


次の人は先程のこの世界によく見られる服を着たザ!一般人という感じとは違いかなりオシャレをした令嬢?のような少女と執事?の2名だった。


「…」「…」何故か無言の状態が少し続き…


執事?の人が「ではこのようにお願いします…」ペラッ…「ん?どれどれ…京介」「?なんですか」


「この紙に書いてある通りに用意してやってくれ」


俺がその日本ではまず一般人が見ることはない羊皮紙のような紙に書いてあることを見ると…読めなかった


「すいません、俺文字の読み書きができないんですよ…」


「なにっ?まじかよ…じゃあ他の人呼んでくれそれまで俺がこの袋に詰めておくから」


「わかりましたっ!」タッタッタッ…


「ハァハァ…つっ連れて来ました!」


「おおっ‼︎やっと来たか!じゃあ京介は商品の補充を!俺は続けて会計をするから、君はお菓子の袋詰めをよろしく!」「わかりました」


「すいませんはいどうぞ、ピッタリ30000バルです」チャリンチャリン


「…確かに」「では…」執事?の人2名と少女は一礼してそこから去っていった。


(結局あの女性は少しも話さなかったな…)


「じゃあ次の人…」俺たち3人は終わりが見えない(1度並んだ人でもう1度並ぼうとする人がかなりいた為)人の行列を頑張ってこなしていった。


そしてかなり客の数が少なくなってきたところで俺は商品の補充はもう大丈夫だろうから少し休憩してこい!と言われたので俺はその場を離れた。


そうしてぶらぶらと歩いていると…


「京介じゃない!探したわよ‼︎」


「おおっ‼︎エリンダさんにリゼさん‼︎今までどうしてたんですか?」


「どうしてたじゃないわよ‼︎私とリゼでクラーケンを倒してきたわ!」


「ええっ⁉︎クラーケンを⁉︎…えっでも話ではクラーケンはこの街から出て行ったって…」


「あんたが聞いたのはそこまでねでも続きがあるのよ…」その後俺は主にエリンダさん(途中でリゼさんがエリンダさんの話を遮る形でそこは違うとかエリンダさんの説明を訂正していた)から話を聞いた。


「…すごかったんですね、まさか俺がいないこの短い時間だけでクラーケンを倒してしまうとは」


「まぁ!「クラーケンと言っても私から見ればそこら辺にいる魔物と大差ありませんから」…ちょっと‼︎

私の言葉を先に言わないでくれる⁉︎」


「ふっ…」「何勝ち誇った顔してるのよ‼︎ムカつくわねっ!このっ!」


「まぁまぁお2人共…今はこの事を皆んなに伝えないと」「それならもう伝えましたよ」


「えっ?」「私とエリンダは「エリンダさんよ‼︎」

この街に戻って来てすぐに警備隊の方に報告してそれからここに来ましたから」


「そうだったんですか…エリンダさんとリゼさんは夕食食べましたか?」


「食べてないわ」「まだですよ」


「なら一緒に商業ギルドに行って食べませんか?俺もまだ食べていないんで(それにギルマスがどうなってるのかも見たいし)」


「そうねいいんじゃない?」「いいけど…ボソボソ」


「?すいませんちょっと聞こえなかったんですけどもう1度言ってもらえますか」「ククッ!好き嫌いは良くないんじゃない〜?それとも何、あんた魚は食べられなくてゲテモノは食べられるの?」


「なっ⁉︎チッ違いますよ!食べられないじゃなくて嫌いなだけですから!それにゲテモノを食べたのはし・か・た・な・く!食べただけで本当は食べたくなかったんですから!」


「ヘェ〜そうなの」「大丈夫ですよ!別に魚介類以外の食材を使った料理だってありますから」


「…そうなの?それなら行くわ」


俺たち3人は商業ギルドまで歩いて行った。


俺たちが商業ギルドに向かうまでいろいろと語りながら歩いているとリゼさんが「そういえば京介は私達がクラーケンと戦っている間何をしてたの?」


「んー話すと長くなるんですけど…かくかくしかじかで大変だったんですよ‼︎」と俺が結構長くなりながら大変だった事を伝えた。


するとエリンダさんが、

「はぁ〜!どうりでね!この街にはどうしてこんなに人外種しかもダークエルフ族がいるのかしらと思ってたわよ‼︎」「なんでしかもダークエルフ族なんですか?」俺が疑問に思った事を言うとエリンダさんは…


「そりゃダークエルフ族は…そうね京介は知らないのよね、よしっ!なら教えてあげるわよ‼︎いい?ダークエルフ族ってのは元々先祖を辿るとエルフ族であったと言われているわ!」


「ええっ⁉︎エルフ族がダークエルフ族になったってことですか?…凄いですね」


「そうでしょう?」「まぁ確かにダークエルフ族とエルフ族は姿もかなり似ていますしね」


「そうなのよ!ダークエルフ族がエルフ族と違うのはまずは肌の色ね!私達エルフ族は清らかであることから白!真っ白な肌なの!でもダークエルフ族は…真っ黒!とは言えないけど褐色まで色がどす黒いわ…」


「へぇ…なんでどす黒いのかしら?」「ッ⁉︎」

俺が急に話に入り込んで来た人物を見るとエレナさんだった…(ヤバイ⁉︎エリンダさん‼︎もう止めて!これ以上はマズイですよー!)という俺の心の叫びも残念ながらエリンダさんには届かなく…


「なんでって…ダークエルフ族はあの無駄にある脂肪のかたまりを見ればわかるでしょう?あいつらは自分のスタイルが気にくわないから清らかさを捨てたのよ!さらに!そのスタイルを活かして奴らは他の種族の男を魅了させるなんていうこともしているらしいわ!


あ〜!ほんとに!何がいいのかしらね?」


「…」ピクピク(あっ、ヤバイ。エレナさんのこめかみがピクピクしていらっしゃる…)


「へ〜じゃあエルフ族は貧乳なの」


「‼︎だ・か・ら!エルフ族は清らかさを保つ為に…って!エレナ⁉︎」 「2日ぶりね」ニコッ


エレナさんは笑ってはいるけれどとてもヒヤッとする顔だった。


「…あんたがなんでこんな所にいる訳?」

「いたらいけない訳でもあるんですか?」バチバチ


2人の間には一瞬火花が散ったように見えた。


俺は(竜と虎が見える…これは無理だな)と思いながらこの2人を止めることは無可能だと考えたので静観することにした。


他の人はというと…

(ふふっ…やっぱりこうなりましたか♪商業ギルドの近くに来てからというものエレナさんとエミリーさんの匂いがして疑問だったのですが…もうこの面白い

光景を見られただけでそんな疑問はどうでもいいですねっ♪)とリゼは思っていたり。


そしてエリンダさんとエレナさんの言い争いを止めたのが…「ちょっと!喧嘩は駄目だよ!」


「ふふっエミリー?女には引けない時があるのよ…」


「えっ⁉︎そっそうなの⁉︎」「そうよ‼︎今が引けない時なのよ‼︎」


「でも、でも!それでも喧嘩は駄目だよ〜!仲直りしよう?」「じゃあ…」「なら…」「「貴方から謝ったら?」貴女から謝りなさいよ!」


「「はあ⁉︎」」「貴女から言いがかりをしてきたのだから貴女から謝るのが普通じゃない?」


「私は!「ちょっと!もう少し離れろよ!恥ずかしいだろう⁉︎」ああ⁉︎」


「良いじゃない♪これが私のバッグに対する愛情表現なんだから…キャッ!」


「…はぁ」(へー、あのギルド員さんバッグって言うんだ…)俺はそう考えているとどうやらその場の空気に毒されたのかエレナさんとエリンダさんの女の戦いが終わった。


((この空気の中で争える訳ないだろう!)じゃない‼︎)











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