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ある日突然異世界に⁉︎  作者: チーズケーキ大好き!
2.この世界のことを知る
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第9話 魔法具って何⁉︎

俺はその聖女像の間に向かう最中に先程気になったことについて聞くことにした。


誰に聞こうか迷ったが、仲良くなる為!ロッテさんに聞くことにした。


「ロッテさんちょっといいですか?」


「ええっまぁいいわよ、でも気をつけなさいね!


今日は休みにしてあるからいいけどいつもだったらこの辺りの部屋の何処かで怪我人の治療をしている場合もあるんだから、静かにしてないと怒られるわよ?」


俺はあの時の恐怖を感じ、寒気が全身を貫くのを感じつつも…


「えっとそのロッテさんの姿を変える為に使っている魔法具ってどういった物なんですか?」


「あらっこれのこと?そう言えばあんた別の世界から来たから知らないの魔法具…ハァ、仕方ないわね…


耳をかたむけてよく聞きなさいよ!


魔法具ってのはまぁただの魔法を使用するための媒体みたいなもんよ。


魔法具にはそれぞれ魔力という使用する為に消費されるエネルギーを効率よく更に効果を増大して消費してくれる機能があるの、そして更にその魔法具によって発動される魔法を魔力を込めるだけですぐ発動できるわ。


それに近年魔法具の研究、開発が進んで魔法具内に使いたい魔法を魔石という魔物から取れる魔物の魔力の核のようなものに魔法陣を組み込んで発動する機能をグレードアップさせたのよ!


今までは魔法具1つに魔石1つで発動できる魔法1つだったけど現在では魔法具に中の魔石を変えられる機能を追加して魔石の数だけ出来るようになったのよ!


でもねそんな完璧にも思える魔法具にも欠点が結構あるのよ。


まず魔法具の研究者と製作者問題研究者はもっと昔から居たんだけど…


ここ最近なの魔石にも刻まれている魔法記号を魔石に刻んで流すと魔法が発動するってわかったの。


それまではその魔法記号が言葉だって分かってそれを口に魔力を集めて唱えることで発動してたわ。


他にも魔法の象徴を表す六芒星を魔石に刻んで心で念じたり、声に出したりして自分の魔力をその魔石に流すことで発動するわ。


でも魔石を使う場合大変なのよ…まず魔石は内臓魔力量によって規模が変わるわ、大きくても濃度が薄くちゃ威力はたいして上がらないのよ、更に刻む際の深さ厚さ形でまたかなり左右されてしまうわ。


まだあるわよその魔石が取れる魔物は特にザコが多いけど多いといってもウジャウジャいるわけじゃない。


いい魔石を持ってる魔物なら尚更ね、それにそういう魔物は無茶苦茶強いわ、だから取るのも凄く大変なのよ、だから魔石や魔法具はまだまだ高いのよ。


更に、全てに自分の魔力を使うわけだから魔石を使う場合は魔力の波長がどんなに似てても絶対に合わないから魔法具、魔石両方に負担がかかるし、増幅の際にかかる魔力から魔石の内臓魔力はどんどん減っていく…


そんな欠点がある訳でもね、この街はいいわよ!


領主の人柄に集まって来た頭はいいけど、仕事がない!でも誠実な人に声をかけて開発費用を援助して更に仕事を与えてるのよ。


まだ実現したのは少ないけどあんたのいた異世界の道具を研究してるらしいわよ?今できた中で凄いのは…コンロとかが凄いわね。


だからこの街は魔法具の最先端を行ってるって訳!


なんたって欠点も、ここなら多少低いからね探索者や魔物が多いし、領主が発行した特許っていう制度のおかげで研究者はやる気が漲ってるから!


そうそう私が使ってる魔法具は姿を多少変えることが出来る魔法がセットされているの。


この魔法具ね顔や体に魔力を物質化させて身体の周りに纏ってるのよ、もちろん色なんかもね。


身体に纏う分の魔力さえ消費出来れば大概自分の魔力回復量を下回るわ維持に使う魔力はね…」


(ふふふっなんだかんだいっても悪人じゃなければ仲良くなるの早いのよね〜本当に魔法具のことになると夢中になるわね。


今だって、



「ふーん、凄いんだね魔法具って」


「そうなのよ凄いのよ」


「例えば冷凍庫とか魔法具にいいんじゃないですか?

えっ何それ何それ」


すごい話し込んでるしこれだったら大丈夫そうね♪)


「あっともう着いたわね。

お2人さん話し込んでるところ悪いけどもう着いたわよ」


「へっ別に!聞かれたから教えてあげただけよ!」


「はいはい…」


「…むー…」


「この扉の向こうが聖女の間よ!」


「開けるわよ…」ガチャ…


「おおっ」


そこは聖女らしき像が玉のような物を両手を胸に抱くようにして立っていて静かに微笑んでいるようだった…


像の周りには堀で水が流れていた、どうやら部屋の4方向に流れていっているらしい。


するとロッテさんが


「じゃあ聖女様の前で跪いて祈りなさい。

それで大丈夫なはずだから」


俺は危険を感じつつも真正面でギリギリまで水に近ずいて跪くと…


玉のから俺に向かって光が出てきたのだ!



「えっえええ⁉︎」





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