-無題-
1, ぷろろーぐ
俺は漆黒の闇の中にいた。
体はない。意識だけが存在している。
ここはどこだ?
俺は何故、ここにいる?
あぁ、そうだ。俺はどこからか飛んできた黒い砲弾らしき物体の爆風と破片を喰らって...。それからの記憶がないのか。
ということは、俺は死んだのか?
俺はまだ、あの糞ババアに天誅を与えていないし、第一、この世界に来てまだ何もしてすらいやしないのに、俺は死んだのか...?
俺はこんな所では死ねない。
何もせず終わるなんて事は俺は許さん。まだ何も知らないこの世界について知りたいし。
そういえば、年齢=彼女いない歴なおれがしんでいいのかよ...。
ん?何かゆれてないか...?
気のせいではなく確実にゆれてるんだが...。
あれ?何だか周りが明るくなって................................
2, 帰...還?
何だか頭がくらくらする。
なんだろう。ここはどこだ?
黒髪の女がこちらを見て泣き顔なんだが...。
て、俺の親じゃねぇか!?
てことは、今までのは夢オチなのか?
それにしてはかなりリアルだったぞ。
時間の感覚もあったのにな。 それにしてもなんであんな夢見たんたんだ?
まぁ、いまはどうでもいいか。取り敢えず、今の状況確認だな。
右..チラッ
窓がある。 晴天ナリヤ
左..チラッ
はて、透明な袋がぶら下がってそこから延びるチューブが腕に...。
どうやらここは病院っぽいな。
何故だ? 親に聞いてみよう。
.......。 ...............。.................................................。
なんで病院にいる理由を聞くのに小一時間もかかるんだよ。 簡潔に述べたら数分で終わるだろうに。
要約するに俺はどうやら、飯ができて読んでも返事をしない俺にしびれを切らし、俺の部屋に来たら俺は部屋中に謎の図面を撒き散らし、机に突っ伏していたらしく、心配性の親は全く反応しない俺を過大評価し、病院に連れ込んだらしい。
まぁ、どうやらそのあともらもろあって、今に至るそうだ。
何日かは寝てたんだとよ。
んで、今、心配な顔をして、あの図面はなんぞや?とか、聞かなくていいことを聞いてくる。面倒だ。
3, 疑 問
所で、さっきから非常に気になってんだが、なんで親がいるんだ?親はダブルで海外にいるはずだ。だから、ここにいることはおかしい。
いつ帰ってきたんだ?
流石に帰宅初日に晩飯を作るようなタフな人は恐らくいねえぞ。
それにどういうわけか、からだの調子が少しおかしい。
どこだ?どこがいかれてる?
親が、厠にいってる間に、
体の状態を目で見える限りで確認しよう。
両手を見下ろすと...。気持ち小さい気がするが、気のせいか?
次、掛け布団を捲って足をみる。気持ち小さい希ガス...ちいせぇよ。
気のせいではすまないくらい縮んどるぞ。
取り敢えず、日付を確認したい。厠から戻ってきた親が、なにしてんの?的顔で眺めているが、親に聞くと変な顔になりそ...いや、そういえば、何日か経過しているらしいな。なら、日付を聞くのは自然か...。
「なーお母さん。今日は何年何月何日?」
少し嫌な予感がしてるからな、親と一緒に生活していたのは中学までだからな。少し口調を当時のものにしとかないと逆に怪しまれそうだからな。
「こうちゃん忘れたの?今日は...」
どうやら予感どうりだな。口調を変えて正解だった。
それにしても親から出てきた年は凄まじいな。 中学を入る前を指しているぞ。
しかし、俺はその頃どころか、人生一度も入院したことはない。もし、タイムスリップしたのであれば、俺はここにいたことがなければならない。が、そんなことはなかった。故にタイムスリップしてはいないことがわかる。
しかし、年号は遡っている。
タイムスリップしたのであれば、この時代に¨俺¨は二人いることになるので、俺はここに存在してはいけないことになる。
だが、現実存在している。
存在してかつ、世界の秩序は保たれている。
ということは...これはあれか?
小学校時のどこかの人生選択の事象¨α¨をとっていたものを事象¨β¨にした場合のルートを進んできたわけか。
パラレルワールドは存在しているのか。
しらなかった。
今回のパートは私にとって非常に苦手な場面です。
時間もかかったし、変な作文にもなってしまいました。
ごめんなさい。
また、変なところで切ってしまったことをお詫び申し上げます。
すみませんでした。
次はもっとしっかり作っていきたいと切望してます!