冒険者としての始まり
更新が1週間以内にできました。危なかったねー明日になってたら丁度1週間だったよ。モチベ足りんわ、ゲームにハマってしまってやりすぎたなー。こんな感じで1週間以内に更新するけど、いつ更新するか気分なので気長に待ってて欲しいです!
書きたい事多くて少し文が長くなってたね。それじゃあ第8話?楽しんでくれると嬉しいです。
「宿屋ってこんなに大変なんだな…」
俺は、部屋に戻ってからそんなことを不意に呟いていた。接客や皿洗い等々の雑用がとても大変だった。多分、俺には接客は合わないのだろう…そう思うほど接客は大変だった。
「明日は冒険者にでもなろうかな」
そう言いながら俺は眠りについた。
次の日の早朝に俺は、女将に叩き起こされた。
どうやらまだ俺には仕事があるらしい。
水の入った桶を希望した部屋に持っていく仕事だ。水の入った桶は、普通に重かった…
仕事が終わり、俺はくたくたになりながら朝食の席に着いた。一通り朝食を食べた後に女将が近付いてきた。
「ご苦労様!これはサービスね」
そう言って女将が焼き鳥のようなものをくれた。それはとても美味しかった。後々、何の肉か聞いたら蛙の肉だったらしい…蛙…カエル…うん…
気を取り直して女将に聞いておいた冒険者ギルドの場所に行く。少しだけ道端の人に道を聞き、遂に冒険者ギルドに着いた。
「今日の宿屋代だけは稼ぎたいな」
そう呟いて俺は冒険者ギルドの中に足を踏み入れた。冒険者ギルドは、まぁ予想通りだった。美麗な女冒険者や顔が怖い男冒険者など様々な人がいた。思っていたよりは賑わっていた。そんな中俺は、ギルドのカウンターに歩いていった。受付は美人なお姉さんかなと思いきや、無精髭の生えたおっさんの方しか空いていなかった。逆にそのおっさん以外の所には列が出来ていたがそこには触れないようにしようと思う。
「こんにちは、ギルド登録をしに来ました。」
おっさんは、暇そうにしていたが俺に話しかけられて少し嬉しそうだった。
「ギルド登録か、面倒だな…しょうがないからやってやるよ」
ツンデレかな?いや、おっさんのツンデレは需要あるか?ついそんな事を考えているとおっさんが俺に話しかけてきた。
「名前と年齢、あとは職業を言ってくれ!あとこのプレートに血を一滴つけろ」
「名前はアゼルだ!歳は18、職業は…魔法使いかな」
そして針を指に刺して血を一滴垂らす。
「っ…いてぇ、これでいいのか?」
「あぁ、これがお前の身分証にもなる。」
そして色々冒険者について教えて貰った。冒険者にはランクがあり、一番下がEランクらしい。続いてD、C、B、A、Sとなっていると言っていた。ちなみに個人でSランクの人は、この世界に8人いるかいないかとか。パーティーでSランク認定の人たちもいるらしいが説明はこれくらいでいいだろう。
「よし、これで登録完了だ。聞きたいことがあったら俺以外に聞け!」
「おっさん!ステータスは確認しないの?」
「俺以外に聞けと言ったよな…はぁ、ステータスは個人情報だからなホイホイ見せるもんじゃない。」
「そうなんだな、じゃあ初心者にオススメの依頼とかある?」
「初心者はこういう薬草採取とかやれ!」
「ありがとな、おっさんじゃあこの依頼終わったらまた来るわ」
「もう来なくていいぞ。後、おっさんじゃねぇ」
そんな会話も終わり、早速俺は森に行った。
周りの冒険者の人にチラチラ見られていた気がしたが、あのおっさんが目立つせいだと思いたい。俺の容姿が変でない事を願おうと思う。
森に着き、気合を入れる。
「初めての依頼、完璧にこなしてやる!」
そう言いながら俺は一日ぶりに森の中に入って行った…
この先の話は、会話も結構入ってくると思います。
気長に更新待っててねー!




