2002年8月箱根月夜の山歩
明るい月夜の中、山を歩く。人が居ないところでのんびり月光浴できれば、別に山でなくて、海でも野原でもいいんだけど。とてもワクワクしてくる。でも、なかなかこういう機会無いんだな。良く晴れた月夜の晩に外出もしくは外泊。
8月18日〜20日連休が取れた。18日はあいにくの台風到来で、一日中雨。大人しく読書をして過ごす。デルフィニア戦記を久しぶりに読み返してみる。
翌19日昼過ぎ、食料を買いに外出。台風一過良く晴れた上天気で、澄んだ青空を見ているうちに、どうしても夜空を外でのんびり眺めたくなる。夕方から箱根へ移動。小田急線箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗り換え、強羅でケーブルカーにまた乗り換える。
早雲山に20時頃着。ミニマムライトを片手に、駒ヶ岳へとお中道を歩く。月が出ているが、頭上に木々の陰が濃く、足元まで月光が届いていないので仕方がない。道を外れぬよう、転ばぬよう、ゆっくりしっかり歩く。2時間半ほどで駒ヶ岳頂上に着く。
頂上には誰もおらず、静かに月光に照らされている。月明かりの元、箱根元宮に詣で、その右端の軒を仮の寝床に決める。
北側はロープウェイとケーブルカーの駅の灯りだけがあかあかとついている。南側は小田原や茅ヶ崎、横浜なんぞの光が眼下に、遥か向こうまで続いている。六甲山の夜景よりスケールがデカいぞ…と思うが、皆野宿は嫌だろう。眺めていると、けっこう風がきつく寒々しい。しかも、雲が次から次へと東から流れ込み、遂には下界が見えない方が多くなってしまって。こんなはずじゃなかったと思いつつ、寝袋に入って横になる。
あんまり眠れないかもと思っていたのに、いつの間にか眠ってしまった。
次に目を開くと辺りは夜闇が薄れ、東の方が明るんできている。肌寒いので、くるり山頂を一回りする。一人きりの貸し切り状態だ。元宮まで戻ると、ちょうど日の出の時だった。世界平和を祈り、下山。
防が沢への道を途中右に折れ、姥子へ、湖尻へ。いや、下界はとても賑やかだったな。湖尻から船で南の関所跡へ移動。移動時間は半時間くらいか。関所跡はこれまたすごい人だった。すぐ側にある恩寵箱根公園はなかなか良い。暴走族や不貞の輩が来ないのであれば、野宿にもってこいのロケーションだ。でも、有名観光地だから夏なんか絶対来る。
元箱根まで僅かな道のりを歩いて行き、ついでに足を伸ばして箱根神社に詣でる。
お昼ごはんに、黒ごぼう入り細うどんを食べた後、湯本へバスで移動。湯本にて、弘法の湯に浸かり、汗を流して帰途に着く。
これまた変な道行きだったかな。
黒ごぼう入り細うどんは絹引の里の看板品の模様。
味は全く覚えていない。どんな味だったのかなぁ…。




