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2004年6月奈良春日大社

2日どうしようか悩んだ挙句奈良に来ている。

珍しく京都で新幹線を下りて、奈良へ南下…。奈良町辺りを突っ切り、瑜伽神社、天神社、鏡神社、新薬師寺から春日大社へと大回り。

摂社の紀伊神社から金龍神社、若宮神社をお詣りしながら春日大社本殿に辿り着く頃にはすでに18時を回ったろうかという時刻になっていた。戸外はまだまだ明るいけれど、どこもかしこもお社の扉が閉ざされており人の気配が無い。ただ、森々とした木魂やら何やらの気配。私には神も妖も、そういう類いの存在は何も見えない。ただ、キリコの描く絵のようにではないけれど、くるりと世界の皮?を捲ってみれば新しい世界が拡がっていそうな、そんな感じがひしひしと。

東大寺の手前で夕焼けに出会す。雲がうすく一面に拡がっているので、なんとも美しい赤が一面に燃え上がる。大切な人と一緒に眺めたい、見せてあげたい…と思ってしまう、言葉に尽せぬ美しさだった。彼方に見えるは二上山。もう少し早く歩いて、二月堂から夕焼けを眺められると良かったかもと、少し残念に思う。


日記にはこの後の記載が無い。夜行バスで帰ったか、一泊したのか不明だ。

デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展が2024年8月29日まで東京都美術館で開催されている(7月9日から16日まで閉館)。神戸でも秋に開催されるようなので、ちょっと観に行くつもり。

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