2024年6月鶴林寺
21日本日は夏至。朝早くは雨が強く降り、オヤオヤと思っていたけれど、午前も半ば過ぎる頃には雨は上がり、青空が広がってきた。これだったら、ちょっとだけ歩いてきても大丈夫かな。行きたい所は多々あれど、行動時間に制限あって遠くには行けないからどこなら行けそうかなぁ…。
とりあえず、地図で近場を眺めてみる。近いけれど、ここしばらく行っていない場所…。いろいろ悩んだ末に、JR加古川駅から南にある鶴林寺に行くことにする。
JR加古川駅からの往復だと芸が無いので、行きは山電の尾上の松駅から歩き始める。この辺りは初めて歩く。駅から東に直ぐの所に地図には記載が無い 今福八幡神社に詣でる。境内に天の鳥舟と言われる岩がある。が、どう見ても天の鳥舟にはみえない。
さらに東へ歩いて、尾上神社に詣でる。本殿にある賽銭箱は珍しい揚羽蝶の紋だ。
ここから北へ一直線、聖徳太子ゆかりの鶴林寺に向かう。半世紀は昔になる小学生の頃、遠足で訪うて以来のお参りである。記憶だともっと広かったような気がしたが、自分が小さかっただけだろう。
鶴林寺正門
鶴林寺三重塔
鶴林寺を後にして加古川駅へと向かう。そのまま帰るのももったいないので、駅南にある紅茶専門店のチャッツワースさんに立ち寄るつもり。そろそろサマープティングが出ているはず。まだ残っているなら、サマープティング一択だ。扉を開けた店内には15時のティータイムだというのにお客はいなかった。お気に入りの窓側の席に荷物を置くとケーキを展示しているガラスケースを見に行く。実物は無いけれど、サマープティングのカードがある。やったね。後は紅茶を選ぶだけ。メニューを持って来てくださった店員さんから新入荷の紅茶の説明を聞く。その内のダージリンをポットで、サマープティングと併せて頼む。
紅茶党としては選べるなら、紅茶はカップではなくポットで頼みたいけれど、なかなかボットで提供している店は少ないのだ。このお店は扱う紅茶の種類も多いので、もう20年近く贔屓にしている。
運ばれてきたサマープティングは記憶に違わずさっぱりとした味で、バニラアイスとの相性抜群だった。満足。自分でも作れるけれど、量がなぁ…。
尾上神社を再興した播磨姫路藩初代藩主池田輝政公が使用した家紋が揚羽蝶。