1998年9月播磨アルプス縦走
24日一日中雨が降りしきり、午前中は雷も少々鳴る中、15日の際は暑くて歩く気にならなかった播磨アルプスを縦走した。
朝7時半から夕方16時まで、昼休憩の半時間を除いて休憩らしい休憩無しで、てこてこ歩いた。実歩行時間8時間。但し、宝殿からの最初の3時間ほどは全く道ではないような元石切場を歩いていたので、本来の縦走コースタイムは5時間くらい。それも降りしきる雨で足元が滑りやすくなっている為、かなりゆっくりしたペースだったから晴天ならもっと短いコースタイムだろう。
それにしてもずっと雨だったなぁ。お昼休憩に高御位山頂上に座す高御位神社で雨宿りしがてら食事を取った以外、雨宿り出来る所が無いコースだ。歩きながら、遠くに轟く雷鳴や草木に落ちる雨音を聴きながら、いったいこうして歩いて何が嬉しいのだろうと考えてしまった。
山の会の例会の下見にしてはあんまりな一日だったような。なにせ、曽根駅に着いて雨具を脱いだら、着ている物全てしっとりと湿っていた。靴は防水の意味無く濡れ放題。両手の指先は雨水でふやけてしわしわ。
高御位山から連なる外輪山のような馬蹄型の山々は播磨アルプスと呼ばれ地元の人たちに親しまれている。縦走コースは、ほとんどが砂山や岩稜の尾根歩きで、視界を遮るものがないので、低山なのに高山の上層部のような趣きの展望を楽しみながら尾根歩きが出来る。昔はこの切り立った山容を見て、それなりの山があった所に巨大な隕石が落下してこんなふうになったのかなぁと想像してたけれど、実際の所どうしてあんな風になったのかなぁ。
山の会例会は11月8日だったけれど、日記の記載3行のみ。