2006年1月高尾山
4日夜半過ぎ、しぶんぎ座流星群からの流れ星を見ようと外で2時間近く星空を眺めた。東京の街中で、街灯やスモッグ、星が流れる方向に雲が薄く掛かっている為、残念なことに肉眼で見ることが出来たのはだったの2回きり。田舎に行けば沢山の流れ星を見ることが出来たんだろうな。暗い空をつーと突然流れ出す光の美しさをなんと讃えようか。
初詣に高尾山に登ってみる。流星群ウォッチのせいで出かけたのが昼前という遅い時間。寒いけれど良く晴れていて、早起きして元気があれば山歩きにもってこいの日だ。4日なのに人出は多い。仕事初めの流れなのか、会社として祈願に来ているらしいサラリーマンらしき群団を幾つか見かけた。高尾山薬王院はかなり繁盛しているようだ。開祖は高僧行基菩薩さんだそうで、修験道色の濃いお寺&お社だった。寝坊した時間を取り返すべくケーブルで上まで楽して上がる。かなりの傾斜地で、観ていて冷や冷やした。
飯綱大権現ということで、大小のカラス天狗が出迎える。戸隠の飯綱山と関係はいかに?
高尾山頂上より富士山を眺める。晴天の為、青空の下、雲も無くはっきりとした姿が美しい。大きさも手頃で、ずっと眺めて飽きない。但し、人がうじゃうじゃいるので、まったり感は無し。
15時から護摩焚きを拝見する。外でかと思いきや、本堂の内でこじんまりと、だった。しかも、護摩木の読み上げに企業名が…。ま、今様ということか。半時間程の短い時間だったが、なかなか興味深く拝見させていただいた。
オン アビラウンケンソワカ…などと真言を唱えるのはこういう感じでか。なるほどなるほど。
降魔、断魔の業はかくやあらん。