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2006年10月紀伊国一ノ宮

9日日帰りで5〜6年ぶりに和歌山方面に出かける。

JR和歌山駅で和歌山電鉄のラッピングいちご電車に乗り換え、まずは伊太祁曽神社に向かう。いちご電車がなんとも良い。可愛らしさプラス木の床、木の椅子でカントリーなテイスト。乗り鉄でなくても、乗りたくなる。本日、イベントが有志の方により行われていて、車内は賑やかだ。腹話術やらカラオケ、手話、フラダンス…。駅名のアナウンスがてんで聞こえないんで、乗り過ごすんじゃないかとハラハラしてしまう。ま、なんとか降りれたんだけど。

伊太祁曽神社では10月15日例祭の案内が掲示されており、幟もそこここに立っている。氏子さんも道やら何やら整備に忙しそうだ。ここは本当に古くから人が住んでいるようで、神社へと続く民家からの道は踏削られて切り通しのようになっていた。びっくりだね!

お次は竈山神社。古事記にある東征で神武天皇の兄である五瀬命が亡くなった地であり、宮内庁が管理する陵が後方にある。

次へと向かう際、川っぷちのコンクリートに何かの卵らしい桃色のプチプチ丸い粒が塊ったものを発見。ぽつんぽつんとコンクリートにへばりついている様は不気味かも。なんだろうね、正体は?

この後、日前国懸神宮へ。今日詣でた3社の内では一番羽振りが良さそうな感じだ。キリなくお祓いの申し込みが続いていた。またいちご電車に乗って和歌山駅へ(歩いても近い)。

最後に紀三井寺に行く予定だったけど、電車が動き初めてから「そういえば、この先の道成寺って大学一年の秋に初めて泊まりがけで出かけたところだった。なんで道成寺だったのだろう?」と、ふと思いつく。そう思うと、なぜか行かないといけないような気がして、予定変更して道成寺に行くことにする。御坊行き電車だったので、終点御坊まで乗り、そこから歩いこと30分。16時25分到着。拝観時間ギリギリセーフ。千手観音様に手を合わせ、和歌山県最古の寺であり、能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説の舞台となる道成寺をじっくりと観てみる。なんともかんとも、ピンとこない。なぜ昔の私はここへ来たかったのだろうか。安珍を追う清姫の妄執がイマイチピンとこない。

道成寺駅横にログハウス調の喫茶店があり、さるのこしかけコーヒー、さるのこしかけゼリーとなどと書いてある。電車の時間まで25分あるから、是非、と中に入る。冷たいココアとさるのこしかけゼリーを頼む。どうやら店主の男性にチャレンジャーと解されたらしく、冷たいさるのこしかけ茶を一杯振る舞われる。無茶苦茶とまではいかないが…苦い。頼んたゼリーもほろ苦い。ゼリーに黒蜜を掛けて食す。

帰りの電車の窓から見る夕焼けはとても美しかった。けど、家までの道のりは電車に乗っているだけとはいえ長かった…。

桃色の卵はスクミリンゴガイ、一般にはジャンボタニシとして知られている卵だった。卵には、毒と併せて寄生虫がいる場合があり、人に感染する可能性があり。もともと食用で輸入されたものが野生化した外来種で、稲などの若芽を食べる食害から重点対策外来種に選定されている。例えるなら、アメリカザリガニ、ブラックバスと同じような立ち位置にある貝だ。

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