表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
116/371

2009年7月百名山月山

14日昨日、仕事の都合がつかず、予定していた夜行バスに乗ることが出来なかった。しょうかたなく朝イチの新幹線で山形へ向かう。夜行バスに乗ることが出来ないとわかった時、この山行き行こうか行くまいか悩んだ。まあ、ともかく行ってみるべしとなった。月山までちゃんと行けるかな?

山形駅着10:15。山交バスに乗り西川まで移動。ここから村営バスに乗り換え姥沢まで行く。ここでズルをしてリフトで途中まで上がる。これでなんとか夜行バスに乗れなかった分の行程遅れは取り返したと思う。せっかくの月山なのにちょっともったいないが…。

リフトを降りて歩くことしばし、姥ケ岳頂上着13:20。北の山だからか、然程高くない山なのに雪渓が少し残っているのが見える。金姥、柴灯森を経由して月山頂上へと歩いて行く。出掛けのトラブルもあり、曇り空の下今ひとつ気分が浮いてこない。

頂上手前にある鍛冶稲荷神社に詣でる。もうすぐそこが頂上か。月山頂上着15:30。月山神社に詣でた後、頂上小屋で宿泊手続きを取る。この後もの凄く時間を持て余し、頂上付近をぶらり歩く。雨が降ることはないけど、完全なる曇り空にガスがかかり、視界は全く無い。諦めて、然程経たぬうちに小屋に入る。それから夕食まで談話室で備え付けの本を読んだり、持ってきた本を読んだり、地図で明日の行程を確認する。

宿泊者は私一人だけだった。そのせいか、山小屋で通常出される献立と違った夕食が出てくる。青森で使うハレとケで言えばケにあたる、なんでもない日常的に食べているもの…。山菜入りの味噌汁、ちちたけ(たぶん)の酢の物、わらびの炊いたん、その他の山菜の常備菜いろいろ…。きっと小屋の管理人さん達も同じ献立だったのだろう。わざわざ一人分だけ別って面倒だもの。人によってはクレーム案件かもしれないけれど、私としてはとても貴重な体験をさせていただけたかと思う。

この日、目に付いたもの

  リフト上駅付近 のうごういちご、白すみれ

  月山頂上付近  黄すみれ、一面の草原

15日ご来光は曇りの為、観れずじまい。朝食を食べ7時半出発。緩やかな下りを歩いて行く。弥陀ヶ原には10時頃着。弥陀ヶ原湿原一帯は見晴らしが良く、風が吹いてくると草が風になびき観ていて飽きない。参籠所やレストハウスがあるが人の気配が全く無い。当然、弥陀ヶ原一帯にも誰もいない。山開きは終わっているけれど、夏休み前の平日だからかな。その証拠(?)に、その日ここ八合目までのバス便がなかった…。なので、羽黒山まで歩くしかない。まだ時間も早いのでとっとと舗装された月山高原ラインを歩き始める。今回は寝袋など余分な荷物が無いので身軽だ。緩い下り傾斜なので、ジョギング気分で気分良く下って行く。ただし、どんな所だったという記憶はさっぱりだ。

なんと姥沢から羽黒山までの間、頂上小屋の管理人さん以外の人には会わなかった。

羽黒山に着いたのは14時過ぎか。鶴岡行きバスの時刻の最終を確認したら、それまでの時間で羽黒山を見て回る。当然、羽黒山に登り、あの有名な階段も下りた、はず。その前の弥陀ヶ原からのジョギングせいで、吹っ飛んでしまったか?ただ、参拝者がちらほらいたことはなんとなく覚えている。

鶴岡もあんまり覚えてない。夜行バス乗車時刻までの1時間半くらいを大車輪で観て回ったからかも。徐々に暗くなってゆく心細さはなんでか覚えているのに。




出羽三山の中、湯殿山に残念ながら寄りそびれた。そのうち…と当時考えていたのに、未だに参拝出来ずにいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ