2002年1月銀座
27日昨夕より、強弱はあるが雨が頻りに降っている。
銀座の菓子店、銀座ウエストに入り、キッシュとアップルパイと珈琲をいただく。いずれも美味。ただ、雨降りのせいでか、奈良に行きたいなあと思うこと頻り。
今と古えの時と自然が上手く調和しているところ。関東で奈良に匹敵する所ってどこだろうか。思いつかない。鎌倉は小さいし、新し過ぎる。厚木の奥の方も小さい。ちょっと色合いが違うが、秩父なんかどうだろう。
話を戻す。ウエストはこれで2回目だが、お客に若い人は皆無に近い。50〜60代くらいの品が良いお金持ちな方が多いように見受けられる。男性の一人客もおいでだ。お茶も珈琲もケーキも美味しいけれど、私的には白いテーブル掛けがピカピカ過ぎて居心地が少々悪い。このテーブル掛けにべたっとジャムなりクリーム落としたらどうしよう…とどきどきしてしまうのだ。
榊莫山さんの大和千年の路を久しぶりに目を通したら、栞代わりにしていたNさんの名刺を発見。
山の会メンバーだったNさんは珍しく男性で茶道をされる方で、このウエストを教えて下さった方でもある。名刺の裏に手書きの地図が書いてあったけれど、むっちゃアバウトでこれでウエストまでは辿り着けないと思ってしまった。絶対ガイド本で確認したのだと思う。