第24話 説明書 vol.10.0①
☆最愛☆
彼にとっての彼女、あるいは彼女にとっての彼。
☆気配薄☆
セナがアノンをこう呼ぶ。
セナをして、気配が薄いと言わしめるアノンの気配隠蔽能力を褒めるべきか。
☆お節介なじいさん☆
マディソン宰相のこと。
気を利かせて、イチローとパフィ達との逢瀬の時間を取らせた。
☆『召喚されし勇者と姫の恋物語』☆
イチローが召喚される以前、当時のパフィが大好きだったジャンル。なお、召喚された勇者は
☆鶴が助けてくれた若者に恩返しをする物語☆
鶴の恩返しのこと。
主人公が若者であるパターンとおじいさんであるパターンの2通りあり、山田が話したのは前者である。よってパフィな知る鶴の恩返しは、悲恋の御話となる。
☆《鶴翼の導き》☆
パフィが本当に創りたかったもの。
さらなる改良を加え、ゆくゆくは異世界転移すら可能なものを創ろうとしていた。竜宮院によって、彼女が正気でなくなるという展開がなければ、成功していた可能性は大きい。
☆聖騎士と新造最難関迷宮踏破に関する新たな真実☆
竜宮院によって広められた聖騎士の噂を打ち消すため、そのカウンターとしてアノンがプロデュースした舞台。
始まりの題目は、《鏡の迷宮》のお話であり、もっとも当時のことを詳しい人物として、ミカが監修している。
☆舞台の席順☆
|舞 台|
アシュリー ミカ クロエ クロア
セナ イチロー センセイ オルフェリア
エリス アノン アンジェリカ プルミー
酒場組『サガ+アダム+ネリー』
☆ロズウェル事件☆
男はみんな好き。検索するとわかる。
デカいおっさんに、挟まれて連れられたときに使う。
☆濃いメンツで飲んだw☆
よく使われる言葉であるが、現在はミームとなった。
SNSに画像と共に『濃いメンツで飲んだ』と記載した人を、『どこが濃いねん、ちゃんちゃらおかしい草生えますよ』と晒し上げるときに用いられる。
ちなみに作中ではイチロー、アダム、サガ、マディソンのメンツで飲むこととなった。
☆シオンちゃんとカノンちゃん☆
マディソンさんの娘さん。
マディソンさんはかつての失敗から、二人の娘さんを目に入れても痛くないほどに愛しており、そのクソデカ感情をを全面に出すことにしている。彼の年齢の割に二人の少女は年若い。
日本でいうとシオンちゃんがJCになりたて、カノンちゃんがJS低学年といった感じか。
☆もう二度と飲まねぇ☆
このセリフを言った人はその日の夜に飲む。
☆エリスパパ☆
エリスのパパ。
アルカナ王国騎士団長ラグナ・グラディウスのこと。
☆義父さん☆
イチローはエリスの父からこう呼ぶように許可を得た。
なお、パパでも可。
☆「師匠、これ。私にくださいましたよね」☆
『これ』はイチローが身に着けてくれと頼んだ腕輪を指す。
イチロー曰く、四人を縛り付けるための鎖。
イチローはこれを渡したとき、四人に対する醜いまでの独占欲を自覚し、あまりの自己嫌悪にゲロを吐くほどであった。
☆子供の数☆
かつて刃の迷宮探索前、エリスはイチローとの間に騎士団を作れるくらいのたくさんの子供を想像したことがある。
☆セナ姉様☆
エリスはセナのことをいつの間にかこう読んでいた。
セナも気がつけばこう呼ばれることになれていた。
☆「セナ姉様と大師匠もおられますし、山の小屋ももっともっと大きくしないといけませんね……」
たくさんの子供を想定しているセリフ。
 




