第62話 説明書 vol.8.0①
長くなったのでこの辺で……
ほぼ書き下ろしの説明です
☆悪夢☆
山田がよくみたもの。
かつてのトラウマが夢に現れた他、将来起こり得る(?)ビジョンが姿を現したもの。
☆槍使いのミロ☆
一見すると女性にも見える中性的なイケメン。
細く見えるその身体は、ぎっちりとした筋肉によって構成されている。また親父譲りの戦闘の才能が伺える。
何故か、ヤマダに懐き、アニキ呼ばわりしている。
槍の腕は中々のもの。
☆ヒカル☆
正式名称は山田 ヒカル。
山田の妹であり、兄を尊敬している。
人懐こくて、明るい少女であり、クラスの人気者だったりする。
イチローのことを家族の中で、一番の自分の理解者であると思っている。
山田が帰還しなかった場合、彼女は非常に辛いことになる。
☆ディーテ☆
眼鏡で三つ編みでジト目のミロに恋する乙女。
実力はピカ一。
イチローのことは、頼りになる先達であるが、お節介おじさんなのが玉に瑕だと思っている。
☆《氷槍》☆
ディーテの持ち技。まずまず優秀。
☆察し系男子☆
イチローの自己評価。
傍から見ると自意識過剰系とも言える。
☆サーチアンドデストロイ☆
単純明快にして、ねずみ算以上の増え方でモンスターを増殖させる《封印迷宮》に対する初動として、圧倒的な効果を発揮する作戦。作中参照。
☆レーザービーム☆
プルミーさんの視線の比喩。
または作者麒麟氏の好きな歌。
☆《瞬動》☆
山田の手札の一つ。身体の一部を超加速させる技術。
使い勝手が良く、燃費も悪くない。
身口意飾の分割によって、こいつを何とか瞬間的に発動出来れば全ての行動に繋げることが出来る。
☆《絶対零度の波紋》☆
数ある山田の迷宮獲得物の一つ。
使い所をミスれば全滅する代物。
実際にアンジェリカの《火神一擲》にぶつけて地獄のような光景が広がった。
☆縁☆
作中には説明されていない概念。
人と人との繋がり、だけでなく、人と物との繋がりをも表す単語。センセイは《絶対零度の波紋》を解除したが、この危険アイテムはイチローからの命令に従って発動されていたため、イチローとの間にある縁をいったん切り離すことでなされた。
☆小指を繋ぐ行為☆
約束するときにおこなうある種の儀式的行為。
どこかロマンチックだったりする。
☆竜宮院のスキル☆
《成長率5倍》《光魔法:極》《限界突破》《勇者の剣》
いずれも強力無比なチートスキルであり、普通に努力すれば普通に最強になれていたはずであった。
☆《光魔法:極++》☆
進化成長を遂げた山田の《光魔法スキル》。
また、上記の結果が出て以降に鑑定は受けていないためにさらなる成長を遂げている可能性がある。
☆エルフの里☆
プルミーさんの故郷。
☆何でも知っている人物☆
プルミーさんの関係者。引き籠もりかつ放浪癖の持ち主であり、研究大好きの好奇心から生まれたような人物。
☆《理》と《勘》☆
山田なりに考えた強くなる秘訣。
作中参照。
☆エンゼルエコー☆
カツミエコーの別名。
カツミエコーは最強馬であるミホノブルボンの母。
☆バカ親☆
ソフィア・ゴアの親父のこと。
正式名称ハインツ・ゴア。
☆親バカ☆
ラウラ・ボルダフの親父のこと。
正式名称アーノルド・ボルダフ。ちなみに初出。
☆《箱庭計画》☆
クラーテル教会の有力枢機卿であるギルバートをはじめとした実力者による勇者管理計画。勇者は《スク》と呼ばれている。
☆《スク》☆
勇者のコードネーム。
召喚元の異世界の単語『Schwein』に由来する。
☆麻痺無効の指輪☆
☆即死回避の指輪☆
☆毒無効の指輪☆
☆致死の指輪☆
☆矢除けの指輪☆
☆鎮痛の指輪☆
☆精力絶倫の指輪☆
☆物理防御結界の腕輪☆
☆魔力防御結界の腕輪☆
☆体力回復のアンクレット☆
竜宮院の常に身に着けているアクセサリー。
物語開始当初から少しずつ買い集めていた。
めちゃくちゃレアな物も混じっている。
☆《液状生命体》☆
???
こいつが現れたのにも理由があったりするが割愛。
☆私の勇者☆
アノンにとってのイチローのこと。
☆逃亡聖騎士☆
イチローの蔑称。わりと広がって用いられている。
悲しいなぁ。
☆敗北聖騎士☆
ミカが名付けたアシュリーの蔑称。
一度だけ呼ばれた。また、その場面でイチローが聖騎士ヤマダであることを知る。
そのとき、イチローの悪評や、その悪評による風評被害によって自分が酷い目に合ったことや、『けどイチローはそんなことしないだろう』という気持ちや、『っていうか、まさかイチローが私とお揃いの聖騎士っ!?』 という気持ちが混ざり合って混乱していた。聖騎士をペアルック扱いするな! このポンコツゥー!!
☆式符☆
セナ謹製の御札みたいなもの。
☆式符セナ☆
セナの作った式符によってイチローのピンチ(?)に顕現を果たす。イチローの感情と連動していたと思われる。
セナの能力を使えるがその力は、足元にも及ばず。
物理攻撃が得意で、イチローを傷つけた三人をしばいた。
☆《ターン・スピリット》☆
聖女ミカの用いる聖なる術式。
アンデッド系やスピリット系に対する特攻性能を持つ光線。
なお、式符セナには効かない模様。
☆ドラフティング☆
ウィキペディア参照。
☆《真名》☆
某超大作シリーズでは《真名》を《しんめい》と呼ぶらしい。
そっちが正解なのかもしれないので頭を抱えている。
直すかもしれないけど、許してな。
☆レジェンドオブ───☆
レジェンドオブマナ。
☆芦田───☆
芦田愛菜。
☆カナの相方☆
双子女優マナカナより。
☆レア☆
生→ナマ→マナ。
☆行儀作法☆
マナー。
☆《水晶のヒトガタ改》☆
強烈な攻撃により破損しても液状化することで無傷へと戻ることが出来るようになった《水晶のヒトガタ》。
控え目に言って地獄の化身みたいなもの。
もちろん魔を跳ね返すので、純粋な物理だけで押し切る必要がある。超上位氷雪系魔法を気が遠くなるくらい当てれば倒せる可能性がワンチャンあるかも。
そういうわけでこいつ一体で国を滅ぼせるレベルのモンスターである。
☆《天使改》☆
センセイにメチャクチャされたボスモンスター。
ほとんど発揮されなかったが山田を屠り去る寸前まで追い詰めた肉弾戦能力は健在。実際問題、それに加えてファンネルみたいなものが絶え間なくビームを撃ってくるので、弱点はほとんどないようなもの。
そういうわけでこいつ一体で国を滅ぼせるレベルのモンスターである。
☆《龍骨剣士》☆
正式名称は《業無し》。
エピソードは本編参照。最強の剣士。
7つの迷宮攻略後から、ほぼ山田は自分以上の剣士を見たことがなかったが、《業無し》はそれに値する敵であった。ただトータルでは山田に劣った。
こいつが街に出ても滅ぶことはないけど、およそ誰も勝つことは能わず。
☆《超高速の剣劇改》☆
微妙に刀身の色が違う。
かつての《超高速の剣劇》にあった加速後のインターバルがほとんどない絶望の化身のような敵。
ミカ達が倒せたのは前回戦ったときを踏まえて作戦を立てることが出来たからである。
初見では、ほとんどの実力者が一瞬で殺られるはず。
そういうわけで、こいつ一体で国を滅ぼせるレベルのモンスターである。
ただ、ヤマダが《超光速戦闘形態》を使えば、前回同様に屠ることが可能。
☆《火神一擲》☆
メチャ強な火魔法。みんなを滅ぼすとこだった。
名前からわかる通りヤマダと創った魔法。
かつて二人で深夜のテンションで盛り盛りに盛り上がり過ぎてとんでも性能を備えて創られた魔法だったりする。そんなわけでやべー威力となった。
☆《聖域創造》☆
アシュリーの持つ壊れスキルの一つ。
彼女のような心根の人間が持つに相応しいスキル。
センセイをして「なんと……まさかここまでとは」と言わしめるほどの効果を持つスキルであるが、使用後は行動不可となる。
効果は『スキル発動から戦闘終了までの間、スキル発動者が味方であると認定した者の被ダメージの75%をカットする』というぶっ壊れ性能であるが、使用するにあたって気を付けて用いないと死ぬ。
☆《貫通拳》☆
実際にここで用いられた《貫通拳》は《貫通拳ver.ヤマダ》だったりする。
セナの場合はほぼ外界から取り込んだ気で放つが、山田は体内の気と魔力を練り合わせたものを放つ技である。
セナに教えた人はもちろんセンセイである。
☆「笑えよ、ベジータ」☆
いつも調子こいてた笑顔を浮かべた人が失敗した場合、そいつを見下し皮肉る際に用いる言葉。
いつも通りに調子こいて笑ってみせろよという悪意のあるセリフ。
☆肥溜め☆
ウィキペディア参照。
竜宮院はほぼ知識のない状態でこいつを普及させようとして、憐れな農民に被害を及ぼした。その後件の農民は行方不明となった。
②に続きます。