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一月二十日の日記。

   一月二十日の日記

今日はわたしの誕生日だ。

今年で三十八歳。最愛の夫俊平と息子カイトが、私の事をを祝ってくれた。

前々から準備をしてたそうな。二人で私が大好きなクリームシチューを作ってくれた。

料理初心者の二人が作ってくれたクリームシチューは、野菜も大きさがバラバラで切り方

も綺麗なんかじゃない。よく見ると炒めすぎて焦げてしまった部分もある。

 それでも二人がわたしの為にがんばって作ってくれたのが凄く分かる。そう、愛情がた

くさんこめられていて、とってもやさしくておいしい。三人で料理を食べた後に、二人か

らプレゼントをそれぞれくれた。

 カイトはわたしの似顔絵。俊平はネックレス。

カイトの似顔絵は、クレヨンで描かれていて頭と体のバランスが取れてない。けれど、

わたしの髪型やホクロの位置なんかの特徴をしっかりととらえていて、わたしの似顔絵だ

とはっきりと分かる。俊平がプレゼントとしてくれたネックレスは、チェーンはキレイに

磨かれた銀色をしていて、わたしの顔がはっきりと映るくらいだった。そして、わたしの

イニシシャルである「S」の形をした飾りだった。

 このネックレスを見つつ私の顔はニヤつく。どうしてもニヤついてしまう。

こんな家族を持ててわたしは幸せだぁ。


つづく

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