悪役令嬢死す、太陽を盗んだのは誰? 【回答編】
それでは、解決編です。
初見の方のために、序盤は【問題編】を載せております。
中程から【回答編】となりますので、【問題編】を既にお読みの方は、【回答編】からどうぞ。
【問題編】
私は死にました。
悪役令嬢として名を馳せた私もいつか死ぬのです。
そんな当たり前のことを死んでから気付きました。
今はただ、世界に漂って残りの世界を眺めています。
こういう静かな気分もいいものです。
でも肝心なことに、何故私が死んだのか分からないのです。
何故私は死んだのでしょうか?
これはそんなお話です。
◇◇◇◇◇◇◇◇
私はただ、退屈な日常を過ごしていました。
朝起きて、朝食を食べ、貴族学校にいき授業を受け、昼食を食べ、また授業を受け、夕食を食べて寝る。
毎日、時計の針の様に同じような生活を繰り返す。
そんな生活の繰り返し。
活力も、生きる力も人並で、ただただ流されて生きる。
そんな生活の繰り返し。
つまらなくて、面白くもない生活を繰り返す日々。
そんな生活の繰り返し。
ある日、朝起きると、外の方に違和感を感じました。
何かと思えば、窓から光が刺しこんでくるのです。
日が強いというレベルではありません。その光を受けると強い刺すような痛みを受ける程です。空を見ると太陽があります。
でも、それが異様に大きかったんです。両手をかざしても塞げないぐらい大きいのです。
このままあの太陽に吸い込まれてしまえばどんなに楽になるかと思いました。そうすればこの面白くもない生活から抜け出せる。そんな馬鹿な考えが頭の中をぐるぐると駆け回りました。
でも、家族の誰一人としてそれに気づいている人はいませんでした。
皆、何事もなかったように生活しているのです。
日傘をさしながら学校にいっても同じです。
皆、いつも通り授業を受けています。私は極力太陽の光に触れないように注意しました。
しかし、誰も異変に気づいていないようでした。
周りの子に、「今日、日差し強いね」っと聞いてみましたが、「いつも通りですよ」という答えでした。やはり、誰も太陽の異様さに気づいていないようでした。
おかしいと思いながらも家に帰りました。
でも、やっぱりおかしいのです。おかしい、おかしい。
世界がおかしいのです。
こういう時は寝ることに限ります。
少し寝れば、こんな気分、消えてなくなっているはずです。
朝起きると、わたしは外に違和感を感じました。
何かと思ってみると、外が暗いのです。
曇っている、雨が降っているかと思ったのですが違いました。
そんなレベルの暗さではありません。光がないのです。
まるで夜の様な暗さです。でも、時計は朝の時間を指していました。
この世界は一体どうなってるのでしょうか?
家族の皆に合うと、いたって普通でした。
皆家を出て行きましたが、明かりを持たずに暗闇を歩いていきます。
まるで晴れの日の様に歩いていくのです。
そんな中、一人だけ明かりをもっていける訳もなく、暗い街を歩いて学校に行きました。
クラスの皆も誰一人明かりをもってきていませんでした。
おまけに、教室の明かりもつけないのです。
空に星が輝く中、黙々と暗闇で授業が進んでいきます。
そんな不気味な授業。
窓の外は真っ暗です。
耐えきれなくなって「外、暗くないかな?」っと友達に聞きましたが、「そんなことないよ」っと言われました。やはり、誰も気づいていないようです。
思わず微笑みました。
暗い夜空を見ていると、心が沸きたってきます。
夜空を見ながら家に帰り、夜空を見ながら布団に入りました。
朝起きたら、外に違和感を感じました。
何かと思って外を見ると、何故か青い光が入ってきているのです。
その光の元は青い光の塊。太陽があるはずのそこに、青い塊があるのです。
それが世界を青く照らしています。
朝食の時、誰もその事を話題にしません。
まるで何事もなかったかのように過ごしているのです。
弟に「外見た?」っと聞いても、「?」っと変な目で見られました。
その弟と同じように、誰も外の異変に気づいていないようでした。
又、自分の頭がおかしくなったのかと思いました。自分だけが異変を感じているのです。
青い光を日傘で遮りながら学校に行きました。
でも、誰も青い太陽の事は話題にしません。
黙々と普段と同じように授業を受けるのです。
試に、仲の良い友達に聞いて見ました。「外青いよね?」っと。
「そんなことないよ」っと言われました。
やっぱり、この世界はおかしいです。
ずっとおかしいと思ってました。
やっぱり、おかしかったのです。
なら、この世界を救わないといけません。
私は海に向かいました。
そこに向かえば何か分かるような気がしたのです。
太陽が変わっても、ただ変わらないものを感じたかったのかもしれません。
海につくと、その大きな姿に息を飲むと同時に気づいてしまいました。
わたしは、海に近づき足を進めていきます。その水温が辺りの雰囲気に馴染みます。
昔の太陽を懐かしみながらも、それを手に入れた幸福を噛みしめます。
今、昔の太陽は手の中にあるのです。
波がざわめき、海がその存在を知らせます。
このおかしな世界、その原因をこの手の中にあるもので救いたいと思いました。
それはすぐ近くにあったのです。おかしな世界では、おかしくないものが目印です。
悪い奴は決まってます。
私は海に近づき足を進めていきます。その水温を感じながら先へ進んでいきます。
そうして水に包まれていきました。
すると、ポチャント水しぶきがはじけました。
これで、世界は平和になるはずです。
わたしは幸せでした。
◇◇◇◇◇◇◇◇
私は、気づきました。
あなたは気づきましたか?
太陽を奪った者が誰なのか?
何故、私が死んだのか?
私が分かったなら、分かるはずです。
【問題編】終了-------------------------
以下から、回答編です。
【回答編】-------------------------------------
私は気づいてしまいました。
太陽を奪った者が誰なのか?
何故、私が死んだのか?
それを今から謎解きします。
その前に、私が見た、私が死ぬ日の映像を説明する必要がありますね。
私が見た映像は、複数の人物視点の映像でしたね。
そう、決して一人ではありません。
その中心は3人の少女です。
悪役令嬢である私と、わたしと、名もなき者。
彼女たちの視点が互いに混ざり合っていました。
これを文章だけで見ている方には分かりにくいかもしれませんが、ちゃんと見れば分かったはずです。
「私」で始まる文から「わたし」がでてくるor段落が空くまでが「私」の物語。
「わたし」で始まる文から、「私」がでてくるot段落が空くまでが「わたし」の物語。
段落が空いた所から始まる文で、「私」or「わたし」が出てくるまでが「名もなき者」の物語。
そうして文章を抜き出すと、以下にようになります。
これは、三人の少女の同じ一日です。
◇◇◇ 私が死ぬ日の物語 ◇◇◇
「私の物語」
私はただ、退屈な日常を過ごしていました。
朝起きて、朝食を食べ、貴族学校にいき授業を受け、昼食を食べ、また授業を受け、夕食を食べて寝る。
毎日、時計の針の様に同じような生活を繰り返す。
そんな生活の繰り返し。
活力も、生きる力も人並で、ただただ流されて生きる。
そんな生活の繰り返し。
つまらなくて、面白くもない生活を繰り返す日々。
そんな生活の繰り返し。
ある日、朝起きると、外の方に違和感を感じました。
何かと思えば、窓から光が刺しこんでくるのです。
日が強いというレベルではありません。その光を受けると強い刺すような痛みを受ける程です。空を見ると太陽があります。
でも、それが異様に大きかったんです。両手をかざしても塞げないぐらい大きいのです。
このままあの太陽に吸い込まれてしまえばどんなに楽になるかと思いました。そうすればこの面白くもない生活から抜け出せる。そんな馬鹿な考えが頭の中をぐるぐると駆け回りました。
でも、家族の誰一人としてそれに気づいている人はいませんでした。
皆、何事もなかったように生活しているのです。
日傘をさしながら学校にいっても同じです。
皆、いつも通り授業を受けています。私は極力太陽の光に触れないように注意しました。
しかし、誰も異変に気づいていないようでした。
周りの子に、「今日、日差し強いね」っと聞いてみましたが、「いつも通りですよ」という答えでした。やはり、誰も太陽の異様さに気づいていないようでした。
おかしいと思いながらも家に帰りました。
でも、やっぱりおかしいのです。おかしい、おかしい。
世界がおかしいのです。
こういう時は寝ることに限ります。
少し寝れば、こんな気分、消えてなくなっているはずです。
私は海に向かいました。
そこに向かえば何か分かるような気がしたのです。
太陽が変わっても、ただ変わらないものを感じたかったのかもしれません。
海につくと、その大きな姿に息を飲むと同時に気づいてしまいました。
私は海に近づき足を進めていきます。その水温を感じながら先へ進んでいきます。
そうして水に包まれていきました。
すると、ポチャント水しぶきがはじけました。
「わたしの物語」
朝起きると、わたしは外に違和感を感じました。
何かと思ってみると、外が暗いのです。
曇っている、雨が降っているかと思ったのですが違いました。
そんなレベルの暗さではありません。光がないのです。
まるで夜の様な暗さです。でも、時計は朝の時間を指していました。
この世界は一体どうなってるのでしょうか?
家族の皆に合うと、いたって普通でした。
皆家を出て行きましたが、明かりを持たずに暗闇を歩いていきます。
まるで晴れの日の様に歩いていくのです。
そんな中、一人だけ明かりをもっていける訳もなく、暗い街を歩いて学校に行きました。
クラスの皆も誰一人明かりをもってきていませんでした。
おまけに、教室の明かりもつけないのです。
空に星が輝く中、黙々と暗闇で授業が進んでいきます。
そんな不気味な授業。
窓の外は真っ暗です。
耐えきれなくなって「外、暗くないかな?」っと友達に聞きましたが、「そんなことないよ」っと言われました。やはり、誰も気づいていないようです。
思わず微笑みました。
暗い夜空を見ていると、心が沸きたってきます。
夜空を見ながら家に帰り、夜空を見ながら布団に入りました。
わたしは、海に近づき足を進めていきます。その水温が辺りの雰囲気に馴染みます。
昔の太陽を懐かしみながらも、それを手に入れた幸福を噛みしめます。
今、昔の太陽は手の中にあるのです。
わたしは幸せでした。
「名もなき者の物語」
朝起きたら、外に違和感を感じました。
何かと思って外を見ると、何故か青い光が入ってきているのです。
その光の元は青い光の塊。太陽があるはずのそこに、青い塊があるのです。
それが世界を青く照らしています。
朝食の時、誰もその事を話題にしません。
まるで何事もなかったかのように過ごしているのです。
弟に「外見た?」っと聞いても、「?」っと変な目で見られました。
その弟と同じように、誰も外の異変に気づいていないようでした。
又、自分の頭がおかしくなったのかと思いました。自分だけが異変を感じているのです。
青い光を日傘で遮りながら学校に行きました。
でも、誰も青い太陽の事は話題にしません。
黙々と普段と同じように授業を受けるのです。
試に、仲の良い友達に聞いて見ました。「外青いよね?」っと。
「そんなことないよ」っと言われました。
やっぱり、この世界はおかしいです。
ずっとおかしいと思ってました。
やっぱり、おかしかったのです。
なら、この世界を救わないといけません。
波がざわめき、海がその存在を知らせます。
このおかしな世界、その原因をこの手の中にあるもので救いたいと思いました。
それはすぐ近くにあったのです。おかしな世界では、おかしくないものが目印です。
悪い奴は決まってます。
これで、世界は平和になるはずです。
◇◇◇◇
どうでしたでしょうか?
これで分かったでしょう。
私が何故死んだのか?
それは「名もなき者」が私を殺したからです。
悪役令嬢の私を、太陽に異変を感じていた私を殺したのです。
誰が太陽を奪ったのか?
それは「わたし」です。彼女が手の中に太陽を治めました。
これで、謎解きは終わりです。
死んだ私がこれ以上を語るのも無意味でしょう。
え?
何故、三人の少女には太陽が違って見えたか?
私には「肥大化した太陽」
わたしには、「なくなった太陽」
名もなき者には、「青い太陽」
それもよく映像を見れば分かるはずですよ。
ここまで言えば、わざわざ説明する必要もないでしょう。
では、ごきげんよう。
また会う日まで。
どうでしたでしょうか?
需要あるか分かりませんが、とりあえず投稿してみました。
感想お待ち。




