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プロローグ

初投稿です。

誤字脱字等お見苦しい点が多々見られるかと思いますが、作者の成長も視野にいれて読了頂けたらと勝手に思っております。


 今日は私の新しいご主人様の御作りになった迷宮へ派遣される日です。あ、私は迷宮管理センターの使い魔、リリと申します。迷宮の管理自体はその所有者個人にまかされていますが、その管理は到底ご主人様お一人で出来るものではなく、迷宮管理センターという魔族によって作られた組織にサポートされて成り立っています。


 龍族によって作られたライバル組織、迷宮支援組合なるものも存在しております。どちらの組織も、私のような知識をもった使い魔が無料で派遣され、迷宮の管理運営の方法や様々な商品の宣伝や取引といったサポートを行うのが目的です。私共を利用せず、全てお一人で迷宮の管理運営をされる事も可能ですがお勧めは出来ません。


 使い魔は、組織の中枢によって生み出され、歳を重ねてもその整った容姿や能力は変わらず、高い知能と魔力と力を持っています。私たちは、容姿ならエルフにも勝る程だと自負しております。使い魔は、能力自体にはほとんど差がありませんが、容姿や見た目等は担当の魔族様によって作られて生まれます。派遣担当の上級魔族様の趣向察知の魔法によってご主人様の好みにそった使い魔が派遣されるシステムとなっています。


 ちなみに私は、見た目は16歳くらいの短めの黒髪と伏せ目がちな黒目が良く似合う、美少年とも美少女とも見えるような容姿として生まれました。しいて欠点を挙げるなら、胸のサイズが見た目年齢相応といったところでしょうか。残念な事に、迷宮の管理者になられるご主人様方は、胸のサイズを一番に気にされる方が多いようです。


 特技は、隠密行動や短剣二刀流による流れるような攻撃と投擲と回避能力あとは、家事全般です。私はセンターによって生み出され、既に100年が経ちますが、あまり派遣の経験は無く、センター内での事務や商品の在庫管理がメインの仕事でした。


 今度のご主人様は、私にとって五人目となるご主人様です。しかも初めての人間種族のご主人様です。普通は人間界に作られる迷宮の管理者は魔族が多いのですが、ごく稀に人間の管理者もいるようです。今回のご主人様は、迷宮初心者なので精一杯サポートさせて頂きます。


ってあれ・・・もう迷宮開放させて・・・まだお会いしてもないのに・・・

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