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第59話 始動する影






「とりあえず、無事で何よりでっ!!」


無事を確認して言いたかったその台詞を言おうとした瞬間、バーバラの拳が脳天に降りかかってきた。


「『無事で何より』? あのね、その台詞は医務室のベッドで横になってるあなたがいう台詞じゃないわよ」


呆れ半分怒り半分と言ったところか、バーバラのエリカの脳天に振り下ろした拳は少し震えていた。


試合は中止になり、エリカはリコとネアによって医務室に担ぎ込まれた。医務室に入る直前にフィアが飛び出してきて応急処置を行おうとしたが、セラの機転のおかげで応急処置はほとんど終わっており、フィアは医務室での本格的な治療に集中することが出来た。


結果、大事に至ることなくエリカの脇腹の傷は治療された。もちろん、1日は安静にしなければならないが、今エリカがベッドに横たわっている理由は失った血液を取り戻すためだけ、と言っても良いくらいだ。


「嬢ちゃん、少しは自分の事も考えろ。いっつも嬢ちゃんに守られてるようじゃ俺たちも立つ瀬がねえ」


「まったく、自分の身を守った上で他人を守ってくれ。そんな事では守られたこっちが辛い」


ジャックとジーンがそんな事を言うと、シルヴィアとバーバラが「その通り」と言わんばかりに首を縦に振る。


「過剰放出の時といい、今回といい、治療するこちらの身にもなってよね? あなたばっかり重症だなんて、嫌なんだから」


フィアはそう言いながらもリコとネアの治療をしている。先ほどジーンがリコとネアの負傷の事をフィアに伝えたところ、「戻っても治療してもらえないでしょう?」と言って2人もベッドに寝かせた。


非常に今さらなのだが、リコとネアは顔の作りがそっくりで、自己紹介もしていないエリカにはどちらがどちらなのか判別することが出来ない。髪の毛の色も、目の色も同じ、違うのは利き手くらいなのだ。


「僕がリコで」


「僕がネアです」


と言われても、一度後ろを向いて入れ替わられていたら分からなくなってしまうレベルで似ている。


「双子ですから。右利きがリコで、左利きがネア、と覚えてもらえれば……あだっ!?」


治療中に動いたためにフィアにほっぺたをつねられる。その光景は子供を諌める母親のそれにしか見えない。


「あ、結局試合、どうなるんですか?」


エリカはようやく試合の事に意識を回すことが出来るようになり、その事を誰に聞くでもなく口にした。


「正式な発表はまだですけど、タロン騎士団が大会規定違反しましたから、結果はどうあれアクイラ騎士団の勝ちという事になると思いますよ。そうなれば優勝はあなたたちとなり、明後日は試練とやらを受ける事になりますが、大丈夫ですか?」


セラの最後の言葉はエリカを心配しての言葉だろう。


確かに治療されたとはいえ風穴を開けられかけたのだから、1日や2日で回復できるか心配なところだろう。


「傷は問題ないんですが、内容にもよりますよね……」


そう言うとセラが周囲を一度確認した。


「実は、その件なんですが、先ほど仲間内で大型の猛獣か何かとの戦いになるそうですよ。情報提供者の話ですと昨日巨大な鉄の檻が転移魔法で運ばれてきたそうです。その直後に猛獣のそれと思われる叫び声も。下手をすると王立研究所で作られた魔法生物キメラという可能性も」


「さすがはエオリアブルグ、と言いたいところだが、猛獣くらいなら俺たちだけでも何とかなるかな」


ジーンがセラの言葉を聞いて考え込む。


エリカはジーンの言葉に首を振り、ベッドから立ち上がろうとすると慌てて周りの人間が止めようとするが、エリカはそれを手で制した。


「大丈夫ですよ、頑丈に出来てますから。明日1日大人しくしてれば明後日には全快できますから、ご心配には及びません。確か明日は休養日でしたよね?」


「正確には各国の騎士と関係者によるパーティみたいなものです。湖畔ですので、泳ぐ方もいらっしゃいます。大会に出ていない騎士の方も来られるのでかなりの人数になりますし、盛り上がるのは確実ですね」


「それが目当てで来てる奴もいるだろうしな、うちには」


ジーンがそう言うと周りの笑いを誘った。


セラの話では、先ほどブラゴシュワイクの馬鹿トリオの処遇が決まったとのこと、謹慎処分の上で、早々に帰国命令が出される予定で、当然ながら明日のパーティには出る事は出来ない。それを聞いたエリカは安心して小さくため息をついた。


「とりあえず、城に戻って安静にしてなさい。さっきユーリさんを呼んでもらったからそろそろ来ると思うけど……」


フィアがドアの方を気にするそぶりをした時、まるでその話題を待っていたかのようにドアがノックされてユーリが入ってきた。ユーリはエリカの姿を見るとホッとした表情をして歩み寄ってきた。


「大事に至らなかったようで安心しました。城までお供させてもらいます」


「私たちも荷物をまとめたら城に戻るから一足先に戻ってなさいな」


「了解です、バーバラさん」


エリカはフィアに礼を言ってから姫黒と黒羽を持ってユーリと共に医務室を後にした。















後にはそれを見送ったままの状態で黙り込んだバーバラたちが残された。扉の向こうから遠ざかっていく足音が消えたのを確認してからジーンはバーバラに向き合い、厳しい目でバーバラの目を真正面から見つめる。


「何かしら、ジーン?」


「……言いたい事は分かってるはずだ。言葉にはしないが、皆気になっているのは事実、何か知っているとしたらバーバラ、あんたしかいないんだよ」


バーバラの前で仁王立ちになり、逃げ場を防ぐようにジャックが扉とバーバラの間に入った。


「あら、何を根拠にそんな事を言うの? そもそも、何を聞きたいのか言ってくれなきゃ、知っているとしても答えようがないわ」


わざととしか思えないほどあからさまに「何を言っているか分からない」という表情をバーバラがすると、ジーンは一歩にじり寄ってバーバラの目の前に立つ。


「エリカの事だ。何か知っていると考えなきゃ理屈が通らないんだ。あの黒い翼みたいな物にしても、これまでの行動にしてもな。出来れば本人の口から聞きたいところなんだが、そういう状況でもないからな」


「そりゃあ、そうかもしれないけれど、たとえ知っていたとしても私の口から漏れる事に期待しない方が良いわよ? それくらいあなたたちも知ってるでしょう」


バーバラはその出生云々のために秘密を守るとかそういう事に長けている。それはもちろん、現在も変わりない。アクイラ騎士団の中ではそう言う意味で「情報公開」がされていたが、それでも周囲の人間が知らない事の1つや2つや3つ、あって当然だ。


バーバラがそれを伝えるとジーンも押し黙ってしまい、ジャックたちも何も言わずにただバーバラを見ているだけになってしまう。


それを見渡すとバーバラはため息をついた。


そしてジャックの脇をすり抜けてドアを開けるとそこで足を止めて部屋にいる全員を見やる。


「ただ1つ、言えることがあるわ。もしかすると、もうすぐエリカは私たちの前から姿を消すかもね」


「「「「「!!」」」」」


ジーンがそれを聞いて何かを言おうとしたが、バーバラはそれを聞かずにドアを閉めてしまう。直後怒鳴り声に近い何かがバーバラの耳に届くが、バーバラは足を止めずに闘技場の通路を歩き続けていった。















「……何かとんでもない事が起こっているような気がします……」


ユーリは個人用の転移魔法を使用してエリカを城の部屋まで送り届けた。


エリカはアールドールンにもこの技術が普及してくれれば、と思いながらも虚脱感が拭いきれない身体をベッドに投げ出すと、大きく息を吐いた。


治療された直後は治癒魔法を受けた影響で身体が非常に重くなってしまう。それも何か重い物を背負っていると同時にそれを支えようとする身体にも上手く力が入らない、という厄介なものだ。エリカはフィアの大がかりな治癒を受けたのは2度目だが、やはり慣れる事が出来ない。


「準戦略級魔法を防ぎきるなんてエリカ様は底なしのポテンシャルの持ち主なんですね。さすがに驚きましたよ」


横になったエリカに布団をかけながらユーリは優しくそう声をかけてきた。


エリカはうつ伏せにしていた身体を仰向けにしてぼんやりと天上を見上げながら、視界にユーリを捉える。


「そんな事頭の片隅にすらなかったですけどね。しかし、貧血気味ですかね、頭がボーっとします」


いくら治癒魔法で物理的な傷は癒えたとしても、失った血液まで元には戻らない。しばらくの間は血液を作る作業に没頭してもらうしかない。


「少し寝ます。夕食の時間になったら起こしてください」


「分かりました」


ユーリがにっこりと笑みを浮かべると、エリカもそれに応えるように微笑む。そして静かに瞼を閉じるとあっという間に規則正しい呼吸と共に眠りについた。


ユーリはそれを確認するとベッドから音もなく離れ、エリカが机に無造作に置いた刀を壁に立てかけた。


しばらくエリカの鎧などの整理をしていると、不意に扉がノックされた。


一度ベッドのエリカを見て、まだ起きていないことを確認するとユーリは静かに立ち上がり、ドアノブを回して扉を開ける。


「今、大丈夫かな?」


低い声だが、それでいてどこか温もりのある声を聞いてユーリは目を丸くした。


「へ、陛下……」


扉の外にはグラン王がティティとシャリオ王子を連れて立っていた。


「そう硬くならんでくれ。アクイラ騎士団の者の見舞いに来ただけでな」


「そ、そうでしたか、し、しかしエリカ様は先ほど横になられまして……」


それを聞いてティティが扉から顔を中に入れると、ベッドで静かな寝息を立てているエリカを視界に捉える。


「まったく、せっかく来たのに寝てるなんて……騎士失格です」


頬を膨らませながらティティはそんな事を言うが、そう言う音量は小さく、エリカを起こさないように配慮している事が窺える。


「お、起こしましょうか?」


グラン王を前に緊張しているのか、先ほどから言葉が詰まり続けているユーリは冷静さを維持しようと必至の様子だ。だが、一挙一動が不自然なほどに固いために背後の騎士たちから苦笑を貰ってしまう。


「いや、それには及ばん。寝ている少女を起こすのは気が引ける」


「私としては謝罪の1つもしないと気が収まらないが、仕方ない、明日会った際に言う事にするか……」


シャリオ王子が残念そうにため息をついた。


彼にしても、自分の部下が起こした不始末に対する責任というものがある。国家を代表する者として詫びの1つも言っておかないとやるせないのだろう。


「ふむ、そうとなれば今日のところは退散するとしよう。そなた、名前は何と言う?」


グラン王は顎を撫でてからユーリに名前を尋ねた。ユーリとグラン王は縦にも横にも非常に体格差がある。ユーリはその圧倒的な存在感に押しつぶされないようにするのが精一杯という様子だ。


「ユ、ユーリと申します、陛下」


何とかかすれ気味の声を絞り出してユーリが答えると、グラン王が柔和な笑みを浮かべた。


「ではユーリ、エリカの世話を頼むぞ」


「は、も、もちろんです」


グラン王はそう言うと来た道を帰っていった。


後には緊張のあまり汗をだくだくと流したユーリだけが取り残されることになった。















「くそっ、どうして僕が監禁されなきゃならないんだ!」


所変わってタロン騎士団の馬鹿トリオの部屋、謹慎という事で3人が同じ場所に集められているのだが、試合中止直後は停止していた頭がようやく動き出すと、自分たちの処遇が納得いかなくなった男は物だろうと人だろうと関係なく当り散らす様になってしまった。


女と優男は距離を置いて項垂れているだけでほとんど反応しないため、男の鬱憤のはけ口はもっぱら部屋に備え付けられた調度品や家具に向けられている。


「僕は貴族だぞ! こんなことをして良いと思ってるのか!」


扉の向こうにいるであろう警備の兵士に向けて放たれた言葉なのだろうか、扉に向かってそんな事を喚き散らす。


もはや冷静さなど地平線の向こう側に飛び去ってしまったようだ。


「もう、少しは黙りなさい。そんな事をしても扉を開けてはくれないわ。シャリオ殿下に言われた以上、私たちに弁解の余地はないのよ」


「うるさい! 何が王子だ、王にしてやる・・・・のは僕たち貴族だぞ! 貴族が王位継承に合意して初めてあいつは王になれるんだ、今のあいつに何が出来る!!」


女がいい加減我慢できなくなったのか男に声をかけるが、それで手に持った椅子を下す男ではなかった。それどころか反応したのを良い事に女に向かって怒鳴り散らし始めた。


女は「言わなきゃ良かった」と後悔しつつため息をつきながらまた項垂れた。


「……まったく、ブラゴシュワイクの腐敗は想像以上ですね……」


「「「!!」」」


突如、この部屋にいるはずのない第3者の声がかかり、男たちは扉の方に顔を向けた。扉は開いていないが扉の前に1人の男が立っていた。


フードを目深に被りその顔を見る事は出来ないが、口元がどこか馬鹿にしたような笑みを湛えているのだけはかろうじて分かる。


「誰だ貴様は」


「私ですか? あなた方を解放するためにやって来たものです」


不機嫌そうに声を荒げて聞いた男の表情が満面の笑みに変わった。背後の2人は信じられないという表情をしているが、男にはそんな疑念これっぽっちもないのか先ほどまでの怒りもどこへやら、足取り軽くフードの男の元に歩み寄った。


「当然だな、やはりあの王子程度では僕たちを拘束することも出来ないという事だな。宰相の父様か? それとも軍司令の兄様か? 誰の使いだ? 後で礼を言わなければ」


男がそう聞くと、フードの男は懐に手を突っ込んだ。おそらく、何か手紙か何かを取り出そうとしているのだろうと思った男はそれを覗き込もうとする。


「そうですね……、あえて言えば、地獄からの使いです」


「……は――――――?」


意味が分からないという男を前に、フードの男は懐から勢いよく手を抜いた。その手には刀を短くしたような刃物が握られており、その小刀は少しの無駄もなく男の喉を斬った。頸動脈が斬られ、大量の血が喉を逆流して口からあふれ出す。


だが、それを認識しても男は自分が斬られたことが信じられない、という表情をしている。そしてフードの男がその額に指を当て、軽く押した瞬間、首の皮1枚残して斬られた頭がその後頭部で背中をタッチした。


結果、振り返る事もなく背後の2人を見つめた男はバランスを崩して床に倒れ込んだ。倒れた衝撃で首が千切れ、ベッドの傍に転がる。


「ひ、ひぃっ!!!」


「おやおや、あまり下品な悲鳴を上げては、お嬢様の名が廃りますよ?」


それを見て半狂乱になった女は隣の優男を置いてフードの男の横を駆け抜けると扉から外に出ようと必死にドアノブを回す。


だが鍵がかけられているためかピクリともドアノブは動かない。それに業を煮やした女は扉を激しく叩き付けて外にいるであろう兵士に助けを求める。


「無駄ですよ。先ほどからこの男が騒いでいたおかげで外の兵士はそれくらいじゃ耳を貸しません。それに、この城は防音もしっかりしてますから声なんかそう簡単に外には漏れません」


背後にゆっくりと歩み寄ると、フードの男は女の頭を掴んだ。そして女が何か言葉を発しようとしたその喉に小刀を深々と突き刺した。女の身体が痙攣したようにのたうち回るが、次第にその動きも弱くなり、すぐに動かなくなった。


「く、くそ、しねぇ!」


優男が手の平サイズの火球を作り出すと、女の死体を片手に背を向けている男に向かってそれを投げつけた。


男はそれを避ける事もせず、女の亡骸を火球に投げつけて自分に着弾する前にその攻撃を無効化した。


「おやおや、室内でそんな事をするなんて、危ないですねぇ」


人殺しをしているとは思えないほど穏やかな声だ。むしろ何かの遊びを楽しんでいる子供のような声に近い。


炎に包まれた女の死体が床にドスンと音を立てて落ちると、その上を乗り越えて男は優男の目の前に立った。目の前に立ち、その口元を思い切り吊り上げると両手を優男の顔の横に置く。


「生きたまま脳のローストされる気分を味わわせてあげましょう」


「ひ、ひぎいいいいいいっ!!!」


両手から放たれた電撃が優男の脳内を駆け巡る。


耳や鼻から本来出るはずのない液体が流れ出すが、男はお構いなしに男の頭を焼いていく。そして室内が少し焦げ臭い臭いを漂わせ始めた頃、ようやく男は優男の頭の横から手を退けた。


眼球は黒ずみ、顔にある穴という穴から何かの液体を垂れ流しながら棒立ちしている優男を前にしてフードの男はその腹に小刀を深々と突き刺した。


既にそれに悲鳴を上げる事も出来ず、優男の身体は突き刺された勢いでベッドに投げ出された。


「ふふ、久しぶりに運動すると気持ちがいいですねぇ。……そうだ、明後日には発見してもらえるでしょう。何しろ明日一杯一切の出入りが禁止されてますからね。では3人とも良い夢を」


フードの男はまるでサーカスの終焉のように仰々しいお辞儀をすると、その場から姿を消した。



うひゃ~、なんかバーバラは口が硬いとか言っておきながら、随分とお粗末ですね!?


自分で書いておきながらそんな事を思っている、どうも、ハモニカです。


いや、勝手にエリカの事をばらしかけてるし、ねえ?


そして、前回、前々回で描写がほとんどなかったリコとネアが実は双子だったという、何とも後付け的な(事実ですね)設定が明らかになりました。


いや、実はリコとネアはもう少し詳しい描写をしたかったんですが、どうにも上手くいかなかったもので。同じ顔、同じ髪ときたら、自己紹介もなしに個人を特定なんてできませんからね。


とはいえ、彼らも個人名出てますから、もしかすると、もしかするかもしれませんねw


そして、いよいよ動き出したシャドー。


今後どうなるんでしょう、物語はいよいよ終盤へと向かいます!


今後ともよろしくお願いします。


ではまた次回。


ご感想などお待ちしております。



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