第38話 刀姫一刀流の実力
今日から9月!
夏休みが明けて読んで下さる方が激減するのではないか、とビクビクしているハモニカです。
え?
元から読む人少ない?
ならもっと減る事を心配しているのですよ。
まあ、こんな作品を読んでくださっている方々にはこれ以上にない感謝をしているので、数が減っても問題ないんですがね。
しかしまあ、いつの間にか25万字突破してましたよ。すでに私の自己記録を超えていました。
いつの間にか未知なる世界に飛び込んでいましたよ。話数はまだまだですが、1話の密度が上がっているので気づきませんでした。
目指せ30万字!
……なんかあっという間に来そうな予感。
まあ、そんな感じでもって……
どうぞ
ヒナは目の前に少女を見据えて彼女の技量を計りかねていた。
戦って技量を計るとは言ったものの、正直その人の技量ぐらい見ただけで分かる程度の技術は持っているつもりだった。
だが、目の前の少女、エリカは今までにない、異常な存在に思えてならなかった。
ヒナが流派の説明をしている最中も、エリカは何度か飛び掛かろうとしていた事はヒナには分かっていた。むしろ目の前にいて分からない方がおかしいのだろうが、少なくとも目に見えた動きはほとんどなかった。
ただ、エリカはヒナの一挙一動に意識を集中させていたところからも、隙あらば飛び掛かろうとしていた事は間違いない。
だが、それほどに血の気がある騎士であれば、どこかしらで不意打ちをしてきてもおかしくはなかった。ヒナも不意打ちされるだろうと思って話していた。来ることが分かっていればそれは不意打ちではないのかもしれないが、この際それは置いておく。
飛び掛かかりたい衝動に駆られていただろうが、エリカはそれどころかヒナから攻撃をしてもらおうとわざと隙を作ってヒナを誘っていた。
エリカの技量を計るためでもあるから、できればエリカから攻めてきてほしかったヒナはわざとその隙に気づかなかったふりをしたのだが、正面から見ていなければ分からないほどのわずかな隙だった。
(計ると言って、計られていたのは私だったかも……)
自分が戦う相手がどれほどのものか、エリカは逆に計っていたようだ。
それを直感で気が付いた瞬間、ヒナはエリカがそこらの騎士とは比べ物にならないほどの実力者だと悟った。
そして自分でも気が付かないうちに笑みが零れていた。それは、それほどの技術を持つエリカが刀を使っているという事に対する感謝と、エリカに対する畏怖が込められていた。
今現在、刀を使う者は世界広しと言えども非常に少ない。そもそも出回る刀の数が少ないのだからそれも当たり前だ。
質の悪い模造品などは多少出回ったとしても、そんなものを使う騎士はいないだろう。逆に名匠の鍛えた刀は物好きな貴族が買い占めたりと、まともな騎士の手にある刀はそれこそ皆無に等しい。
エリカが持ちこんだ折れた刀は、刀身が腐食してボロボロにはなっているが、使い手の不得手による損傷はほとんどなかった。鞘が妙に傷ついていたが、どうやら刀で攻撃を弾かずに鞘で弾いていたのも、損傷の少なさに繋がったのだろう。
付いた傷はほとんど攻撃に伴い仕方なく付いたものと考えられる。
つまり、それほどまでに刀を使いこなしていたのだ。
これで刀の使い方をほとんど知らないと言うのだから、信じられないという言葉しか出ない。
ヒナは、だからこそ、笑みが零れたのだ。
それほどの技術を持つエリカが、自分が鍛える刀を使ってくれる。それだけでも鍛冶職人として感極まる。
その上、ヒナはエリカに刀姫一刀流を教えるつもりだ。
それによってもたらされる結果を想像して、ヒナは武者震いをしてしまった。そんな機会に恵まれた自分が嬉しくもあり、そしてヒナにとって一世一代の最高の一品を造り、それを使うに値する流派の継承者を生み出すその場に居合わせる事が出来たのだ。
これほど嬉しい事はない。
刀の製造には1週間弱。
それとは別にエリカに流派を教えるとなれば、これまでにないハードなスケジュールになる事は不可避だ。
だが、刀を造ること以外で忙しい事がほとんどなかったヒナには、それはまた新鮮な感覚であった。
(忙しいのがこれほど楽しみなのも、また久しぶりです……)
ヒナはそんな事を考えつつ、人知れず笑みを零していた。
最初の一歩を踏み込んだ時、エリカはヒナの反応に意識を集中させていた。ヒナが迎え撃つのか、受け流そうとするのか、その辺りは相手の初動で大体決まる。
だから、目の前に迫るまでヒナがほとんど動きを見せなかったのには少々動揺してしまった。
(受ける気……そんなわけないですよね!)
木刀を振り上げてヒナの肩口を狙って振り下ろそうとする。
そこで初めてヒナは大きく動いた。
大きく、と言っても、回避、受け流し、などという動きではなかった。
ただ、構えていた木刀を突き出しただけ。
だが、その突きはエリカの振り下ろす木刀の速度を遥かに凌駕していた。先に動いたのがエリカだったにも関わらず、先に攻撃を入れたのはヒナだった。
「かはっ」
「いくら早くても、これではカウンターを打たれ放題ですよ」
ヒナの突きはエリカの鳩尾を捉えていた。エリカの突っ込む勢いと、ヒナの刺突が相乗され、相対速度はそれこそ人が成せる速度を軽く超えており、結果として黒鱗が発現していたにも関わらず胃の中身が大暴れさせられ、口の中が酸っぱい液体で満たされてしまう。
かろうじてそれを飲みこむが、黒鱗があってこの威力、普通の人間なら簡単に背骨まで折られていたかもしれない。
「こ、殺す気ですか……」
涙目になりながらヒナを憎たらしげに見上げると、ヒナは慌てて両手を振った。
「そ、そんなわけないじゃないですか! エ、エリカ様の速度があまりに速くて、つい加減が……」
あらぬ嫌疑をかけられて泣きそうな顔になるが、泣きたいのはエリカの方だ。
とはいえ、ヒナがエリカの攻撃を見切っていた事にエリカは内心驚いていた。全力、とまではいかないが7割から8割程度の力で突っ込んだのだ。あれを見切るとなると、ヒナに対して速度を生かした攻撃はあまり効果が無いように思える。
元より相手も同じ武器、大剣相手とは違って武器の取り回しにおいてアドバンテージはない。大剣相手なら速度を生かして連打、取り回しの遅さを狙って攻撃することが出来るが、同じ武器ではそれも出来ない。
「刀姫一刀流、隼。相手のスピードを逆手に取って最小限の動きで最大限のダメージを与えます。結構深く入ったと思うんですが、大丈夫ですか?」
地面に倒れたままのエリカに手を差し伸べながら、ヒナは心配そうにエリカのお腹の部分を見た。エリカはヒナの手を掴み、反対の手でお腹を押さえながら立ち上がると、軽くお腹を撫でながら苦い笑みを浮かべた。
「痛い、なんてレベルじゃないですよ。これは芯に来ました……」
黒鱗があるため傷はない。だが、内出血しているのだろうか、鈍痛が少し残っている。衝撃だけでここまで来るのだから、滅茶苦茶威力がある事は一目瞭然だった。
「……強いですね」
「エリカ様こそ、人並み外れてますよ。今のを受けて普通に立ててるんですから。それじゃ、続けますよ」
「ヒナさん、あなたも結構戦い好きですね」
苦笑いがさらに引きつる。
お淑やかで物静かな印象しかないのに、笑顔が怖い。
そこに至ってエリカはヒナがバトルマニアか、それに準ずるレベルの人間であることを直感的に察した。
「ふふ、全力で行かなければあなたに勝てる気がしませんから♪」
ヒナはそこで言葉を切ると、今度はヒナの方から動いた。
緩やかなカーブを描きながらエリカとの距離を詰めると、腰の位置で構えていた木刀を逆袈斬りで下からエリカに斬りかかった。
エリカはそれを木刀で弾き返し、一瞬出来たわずかなヒナの隙に刀を構えなおさず柄頭でヒナの胴に強烈な突きをお見舞いする。
「くっ!」
ヒナの表情が歪み、一歩後退した。
だが、そこで距離を取られればまた振り出しに戻ってしまう。エリカは距離を開けずにヒナに突貫し、決して距離を取られないように張り付いた。
距離を詰めれば大振りの攻撃は出来ない。
お互いが隙の小さい小技を繰り出す乱打戦になるが、2人とも決定打に欠ける結果になってしまう。痺れを切らしたエリカは自分が持つ木刀を弾かれた勢いを利用して木刀を振り上げると、思い切り目の前にいるヒナの頭めがけて振り下ろした。
「駄目ですよ、忍耐は必須です」
事そこに至っても、ヒナは至極冷静だった。ヒナは頭の斜め上の辺りで木刀を構え、左手を木刀の峰に添えてエリカの木刀を迎え撃った。
木と木がぶつかり合う甲高い音が響き、エリカの木刀をヒナの木刀が受け止める。とはいえ、上から振り下ろされた木刀と、それを受け止める木刀、どちらに分があるかというとエリカの方だ。おまけにエリカはヒナよりはるかに力がある。
(行ける……っ!)
このまま力押しすれば勝てるとエリカが思った瞬間、ヒナは持っていた木刀をエリカから見て左側に逸らした。力を入れていたエリカの木刀がヒナの横を通過し、前につんのめるような体勢になってしまう。そして、ヒナが逸らした刀は腰の位置でその切っ先をエリカの胴に向けられていた。
「刀姫一刀流、切っ先返し」
エリカに向かって左足を踏み込むと同時に地面に水平に構えていた木刀を突き出す。寸分の狂いもなく
ヒナの木刀はエリカの胴を捉え、エリカの身体がくの時に曲がる。
(同じところに2回っ!)
まだ痛みが引き切っていないところに追い撃ちとばかりに入った突きに、エリカは苦悶の表情を隠せなかった。
「まだまだ!」
「うそっ!?」
身を翻してヒナは強烈な蹴りをエリカの腹へと送り込み、物の見事にエリカは吹き飛ばされてしまった。地面に叩き付けられて木刀が手放しそうになるが、そこは根性で握りしめる。
「けほっ、ヒナさん加減ってものを知らないんですか……」
「だから言ったじゃないですか、加減してたらあなたには勝てない、と。それに、見たところ怪我はないようですし」
「いや、中身は結構来てます……」
おそらく今服を捲れば紫色の痣を見ることが出来るだろう。黒鱗の防御を突破してこれだけのダメージを喰らうのは、さすがに初めてだ。
ジーンの白鱗の大剣は、そもそも「白鱗の威力>越えられない壁>黒鱗の硬度」という構図をエリカは知っている為、ノーカウントらしい。
「あまり客人を痛めつけるのは好きではないのですが、負けず嫌いでして」
「お互い様のようですね。それよりも、刀姫一刀流の方こそ、本気まだ見てないんですが?」
「おや、気づいてましたか」
少しヒナが嬉しそうな顔をする。
エリカがそう思ったのは、そもそも技名を言って行われたヒナの技が2つともカウンター技だったこと、それ以外はエリカとほぼ同じような戦い方をしていたからだ。
ヒナから動いたことはあったとしても、ヒナから攻撃的な技を受けていない。防御から派生する技が多い、というべきか。
「なら、お見せしますよ。丁度距離もありますし……」
そう言うと、ヒナは木刀を腰の位置に構える。丁度真剣ならば鞘に収まっている位置だ。そして右足を一歩踏み出し、エリカに視線を合わせる。
「どんな技が来ようとも、受け切ってみせますよ。じゃないと刀姫一刀流を学べない」
エリカの中には習うより慣れろ、芸は盗むもの、と言った考えがある。
口で説明できることなど限界がある。実際に見て、受けてみなければ本当に理解したことにはならない。ならば多少の負傷でもエリカにとっては想定の範囲内ということになるのだ。
「……刀姫一刀流居合――――――」
(ッ! これはまずい!)
気の流れ、と説明するのが一番適切なのだろう。
風の流れではない、何かがエリカに向かってヒナから流れ出している。そしてそれはエリカに向けられた殺気すら運んでくる。
距離は5メートル以上。
にも関わらず、とてもじゃないが回避できる気がしなかった。この距離で振っても、当然のことだが空振りに終わるのは目に見えている。
だが、エリカには「刃ではない何かが」自分に届いてしまう事を本能的に察知した。そして条件反射的に木刀を身体の前で構えると、何が起こるのか全てを目撃するために目を見開く。
「――――――屠龍」
ヒナが持っているのは木刀だ。
だが、エリカには鞘に収まっている真剣を見ているような錯覚に襲われた。
目にも止まらぬ速さ、とはまさしくこの事だろう。一瞬にして抜かれた刀は空気を斬り裂き、爆発的な突風を伴ってエリカに向かって斬撃を「飛ばしてきた」。
あまりにも速度があったために、エリカもそれを認識して対応することはできなかった。もし木刀を構えていなければエリカでもタダでは済まなかったかもしれない。
構えていた木刀にその飛ぶ斬撃が接触した瞬間、木刀は綺麗な切り口を残して真っ二つになり、威力が多少軽減された斬撃はエリカの胴を捉えて発現していた黒鱗を軋ませた。
(だから、どうして腹ばかりっ!)
いい加減にしてくれ、と内心で毒づきながら、今度は吹き飛ばされまいと地面に足の裏を張り付けるような感覚で姿勢を制御する。正面から受け切るのは無理と即座に判断したエリカは身体を逸らして斬撃を受け流した。
「へえ、受け流しましたか。本当にすごいですね」
「な、なにが起こったんだ?」
疑問を口にしたのはエリカではなく、見物していたジーンだった。すでにただの打ち合いを遥かに超えてしまったエリカとフィアの戦いに、ただただ見入っていたジーン、フィア、ジャックの3人であったが、事ここに至ってこのままではどちらかが大怪我してしまうと思って2人に駆け寄ってきた。
因みにアレックスは3人から離れて直接エリカに近寄ってきた。
<大丈夫か、エリカ殿>
「まあね、ヒトの姿だった事に感謝したよ、それよりも――――――」
言葉の真意が分からなかったアレックスは首を傾げた。そして何かを続けて言おうとしたところにフィアが駆け寄ってきてヒナに詰め寄った。
「ちょっとヒナさん、エリカちゃんは騎士団の超新星なのよ。傷物にしないでよ?」
「そんなつもりは毛頭なかったんですが……」
「なら、最後のアレは何よ。木刀だったからあの程度で済んだようなものじゃない。真剣なら威力は数倍に跳ねあがったはずよ」
「フィアさん、その件に関しては大丈夫ですよ」
何だからヒナが完全な悪役になりかけていたので、エリカは助け舟を出すことにした。もとより自分から受けようと思ったのだ。そのことについてはヒナの責任ではない。
「どういう意味、エリカちゃん?」
「ええと、ヒナさん、最後のは、人に向かって使うものではなくて、大型の目標用の技ですよね」
どう説明して良いものか分からなかったが、こう言えばヒナには伝わるだろう。
案の定、ヒナは首を縦に振り、真っ二つに折れたエリカの木刀の上半分を拾い上げるとその切り口をジーンたちにも見えるように傾けた。
「刀姫一刀流居合、屠龍。強烈な斬撃を生み出してその斬撃が威力を持つ限り目標を抉り続ける技です。技の性質上、小さな目標では逸らされてしまうので、対人よりは対ドラゴン、とでも言うべきでしょう。刀でもドラゴンと渡り合えるようにと、私の先先代、祖父の代に編み出された技です」
木刀がいとも簡単に折られたのだ。龍の鱗といえども無傷では済まない威力だ。エリカも、生まれて初めて自分の鱗が悲鳴を上げたのを聞いた気がする。物理的攻撃、魔法による攻撃、そのどれに対してもほぼ敵なしの硬度を持つエリカの黒燐が軋んだのだ。木刀でその威力、真剣だったらと思うとエリカは冷や汗が止まらない。
「エリカ様の仰った通り、対人で使える代物ではありません。隙も大きく、回避されれば反撃は必至です。エリカ様がこの国のドラゴンスレイヤーであるのなら、と思い使った次第です。とはいえ、エリカ様、お怪我はありませんか?」
「全然、とは言いませんが、大丈夫です。しかし、刀姫一刀流、ますます興味が湧きました」
「おいおい、ただでさえ強い嬢ちゃんがこれ以上強くなったらどうするんだ? 俺の楽しみが増えても知らんぞ?」
強くなることを否定しているわけではないジャックがニヤニヤしながら言っている。強い相手と戦うのが好きなだけに、エリカが強くなることは大歓迎のようだ。
「ジャックさん、なますに切り刻んであげますよ。覚悟していてください」
「なぜだ!?」
「さっきあたしのアレックスをモフモフしていたでしょうが!!」
これ以上にない場の空気をブレイクする言葉。
エリカは戦っている最中、一瞬見物している3人プラス1匹が視界に入ったのだ。意識していたわけではなく、まったくの偶然である。
だが、見ればジャックがアレックスをワシャワシャしているではないか!!
アレックスのモフモフ権は自分に独占権として与えられているもの、と勝手に解釈しているエリカにとって、それは悪魔の所業に等しかった。
「覚悟は出来てますよね、ジャックさん?」
黒いオーラを背景に、エリカはヒナの持っていた木刀を奪い取るとジャックにゆっくりと歩み寄っていく。
「お、落ち着け、嬢ちゃん! あれは出来心なんだ! つい、うっかりなんだ! 謝るから!」
「謝って済んだら――――――」
木刀を先ほどのヒナのように腰の位置で構え、そしてそれを逆袈裟斬りに近い勢いで斬り上げた、のだが、怒りのあまり我を忘れていたエリカは木刀で腹から反対の肩口へと抜ける逆袈裟斬りではなく、ジャックの男の象徴へと木刀を振り上げてしまった。
「警察いらないんですよ!!」
「ほげええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!!!!」
青い空に雑巾を引き絞ったような悲鳴が響き渡った。
さてさて、どんなもんでしょう。作者のハモニカです。
夏休みが終わって「ぐわぁ」な方や「ひぎぃ」な方や「イィィィヤッホオウゥゥゥ」な方など、十人十色ではないでしょうか?
因みに私はまだあと20日夏休みなので今日も昼起きでした。
いや、昨日は夜遅くまで起きていたもんでね。夏休みになってから1日2食が当たり前、「痩せた?」って聞かれましたよ。
とまあ、そんな事はどうでもいいんです。
今回はちょっとした意見を募集しますのです。
題して……
「主人公の新しい刀の銘を決めよう!大作戦」
ワー、パチパチ。
どうでもいいわ!!
どうして、こんなことを言うか、それはですね、刀の名前ってどういう決まりになっているんだ!? という随分と面倒臭い問題にぶち当たったのです。
いや、適当につけても良かったんですが、それではあまりにも厨ニ臭くなるんじゃないかなぁと思った次第でごぜーます。
別に厨ニでも構わないのですが、カッコいい名前はないでしょうか?
一応設定としては、刀身は黒です。
正式名称は長くても結構ですが、略して使えるものが丁度いいかも? です。
今もネットでカッコいい名前を漁っているのですが、しっくり来るものがない……。
と言う訳でこれを読んでいるであろう奇特な方々に助言を求めている次第です。
「こんなのがいい!」
みたいなご意見や、
「ここのサイト見ると良いよ」
みたいなご意見でも全然かまいません。
どうか、この四流作者に力をお貸しください。
期限としましては、次々回までが良いかと思います。それ以降でも、良い名前であればギリギリでも変更します。
お願いします。
タスケテクダサイ。
よろしくお願いします。