第22話 男は応援されるとやる気がネズミ算
何度も言うようですが、特に意味はありません。
その場のノリでタイトルはつけています。
「おや、そろそろですね……」
フィアと共に使っている部屋で、ベッドに寝転がりながら時間を潰していたエリカは、壁掛けの時計がジーンの試合が始まる頃合いを指したのを見ておもむろに身体を起こすとエリカは1回大きな伸びをするとベッドから降りた。
宿舎のすぐ目の前にある特設コロシアムからは大きな歓声とテルミの半ば悲鳴になりつつある声が聞こえてくるので大体どの程度試合が進んでいるかは、寝ていない限り把握することが出来た。
エリカは立ち上がると壁に立てかけていた刀を手に持つと部屋を後にしてコロシアムへ向かう事にする。
「おお、ここにいたか」
「ジャックさん」
部屋を出て外へ出ようとすると、ジャックと鉢合わせした。どうやらジャックはエリカを探していたようだ。エリカを見つけると隣に並んで元来た道を戻り始めた。
「ジーンの試合がもうすぐだから探してたんだ」
「そうでしたか、勝つと良いですね」
「勝っても俺が負かすがな」
ジーンとジャックは午後のトーナメントだ。トーナメントはAブロックとBブロックに分かれており、エリカが戦った第1試合から第8試合までがAブロック、第9試合からジャックの戦う第16試合までがBブロックになる。ジーンは第11試合なので、Bブロックを勝ち上がれば準決勝でジャックと当たる事になる。そしてジーンにしろジャックにしろ、エリカと戦うには決勝まで勝ち進む必要があるのだ。
「今度こそ嬢ちゃんに勝ちたいからな」
「……わざと負けた方が良さそうですね」
そう言うとジャックが「駄目だ! 負けたら俺が戦えない!」と半ば涙目で迫ってくるのだからさらに性質が悪い。
「と、とにかく、観客席へ行きましょうよ」
手を握られそうになってジャックの手を振り払うと、コロシアムへ足早に向かった。
出てきた時とは違って、控室に向かうわけではないのでコロシアムの外部に取り付けられた階段を上って観客席に向かう。途中ですれ違うたびにエリカは1回戦通過をお祝いされるのだが、目立ちたくなかったエリカは少し複雑な心境になってしまった。
「今は第10試合だな。もうすぐ終わる頃合いだが……」
観客席へ出ると、四方八方から大歓声がエリカとジャックの鼓膜を襲った。見れば激しい戦闘がコロシアムで行われており、土煙が舞い上がっている。
『は、激しいラッシュです! 大剣対大剣、壮絶なバトルが繰り広げられています!』
テルミの声もより切れが増し、音量も大きくなっているような気がする。午後になってさらに白熱した実況を行っている。
コロシアムの様子に見入っていると後ろからジャックに肩を叩かれ、振り返るとある1カ所を指差した。その先に視線を向けると、観客席の最前列に周囲の観客席からは柵で仕切られた場所がある事に気が付いた。そしてそこには見たことのある男が腕を組んで座っていた。
「団長ぉ!」
ジャックが歓声に負けないくらいの大声を出して呼びかける。だが、おかげで隣にいたエリカの耳は大ダメージを受けてしまった。
「……ジャックと、っ! エリカか」
ヴァルトがジャックの声に気が付いて振り返り、エリカたちを視認すると少し驚いたような表情をした。だがすぐにその表情を引っ込めて柵の一部を開けてくれた。ジャックが一礼して入っていったのを見てエリカもヴァルトに一礼すると、審査員席に収まった。椅子は2つしかなかったが、どこからともなくジャックがもう1つ持ってきて自分も座った。
「どんな具合ですか」
「皆頑張っているな。おかげで私は仕事がないのだが」
「はは、決着が着くのも考え物ですか」
ヴァルトが小さなため息をつくと、ジャックが声を上げて笑った。
「エリカ、1回戦突破、おめでとう」
「あ、ありがとうございます」
審査員席には右から順にエリカ、ジャック、ヴァルトと並んで座っている。ヴァルトはジャック越しにエリカを見ると、柔らかな笑みを浮かべてそう言った。
「最後の一撃は見事だったな。私でも何が起こったのか理解するのにしばらくかかった」
「さすが団長、見えてたんですか」
「そ、そんなに速かったんですか……」
ヴァルトがそう言うのだから、相当速かったのだろう。
「うむ、久々に目を凝らすという動作をした」
少し目を細めてエリカを見ると、エリカは何か探られているような気がして身を少しばかり引いてしまった。ジャックの図体の陰に隠れるように椅子にもたれかかり、試合を何気なく見つめるふりをする。
『決まったああ! 勝者は騎士ロイン! 同期対決は彼に軍配が上がりました!!』
テルミの声が響き渡り、一際大きな歓声が上がる。見れば男性騎士、ロインと呼ばれた騎士が地面に倒れ伏した対戦相手の騎士に大剣の切っ先を突きつけている。
「決まったか、次はいよいよジーンだな」
ジャックが少し身を乗り出してコロシアムの様子を食い入るように見つめる。
勝敗が決すると勝者が敗者の手を取り立ち上がらせる。それを見た観客から惜しみない拍手が送られ、2人が一緒にコロシアムの出口へと消えていった。
『さあ次も大剣同士の戦いとなります! 対戦するのはこちらの2人!』
エリカの時と同様に、コロシアムの高い場所から吊り下げられている幕がジーンとダニエルの物に切り替わり、絵の下に2人の名前が書かれているのがエリカの目でも確認できるようになった。
『騎士ジーン・ホーリネス対騎士ダニエル・オジェ!』
「ホーリ、ネス……?」
どこかで聞いたような名前が出てきてエリカの脳裏で何かが引っかかった。だが、一体なんだったのか思い出せない。
(おかしいですね、ヒトの名前などほとんど覚えていないはずなのに……)
せいぜい、バーバラの以前の名前や、竜人族の人々程度だ。にも関わらず、何故かジーンの名字にどこかで聞いたような気がしてならない。エリカは決して記憶力が良い方ではないが、それは龍の基準からであって、300年前の事でも覚えているエリカはヒトと比較すれば非常に記憶力が良い方に分類される。
それでも思い出せないとなると、よっぽど印象に残っていないのだろうか。
エリカが考え事をしている間にもテルミの実況は続く。そして両サイドの出口から2人の騎士が姿を現し、ゆっくりとコロシアム中心へ向かっていく。
「お、来たな。ジーン! 全力出せよ! せっかく練習付き合ってやったんだしな!!」
ジャックが大声を出すと、今度はエリカだけでなくヴァルトも驚いてジャックとは逆方向に身体を逸らした。
声に気が付いたのかジーンがエリカたちのいる場所に顔を向けたのが見え、エリカも応援しようと口を開いた。
「ジーンさん! 頑張ってくださ~い!」
ジャックほどではないし、観客の歓声に飲みこまれたかもしれないが、エリカは出し得る最大音量でジーンに声援を送った。ジーンがそれに応えて大剣を振りかざしたのを見てエリカも安心して少し頬を緩ませた。
コロシアムに姿を現した時、一瞬観客席をグルリと見渡してエリカの姿を探したことは否定しない。応援してくれること自体は願ってもない事だし、フィアがいないのでジャックだけというのもどこかむさ苦しすぎた。
だから、ジャックの周辺の人々の鼓膜の事を考えない大声の後に、わずかだが聞こえたエリカの声を認識した時は無性に嬉しかった。
負ける気がしない、とはこの事を言うのだろうか?
不思議と、ジャックとの特訓の時以上に身体が動くような気がしてならない。目の前で何か叫んでいるダニエルの姿が妙に微笑ましく思えるほどだった。
「……い! 聞いてんのか、ジーン!」
「うん? ああすまん、聞いてなかった」
ダニエルがずっこけそうになるが、さすがに民衆の前で醜態を晒す気は無いようで上半身のみガクッとなる。
「随分と余裕じゃないか……」
「そういう訳じゃないんだがな。まあ、負ける気がしないのも確かだが」
「なにおぅ!?」
うっすらと笑みを浮かべてダニエルに言い放つと、案の定突っかかってきた。人間怒ると短絡的行動に出やすい上に、行動が読みやすくなる。戦いは開始の合図の前から始まっているのだ。
「俺はお前を倒してジャックに一言物申さなけりゃならないんでな! こんなところで負けられないんだよ!」
「……そう言う奴に限って一番最初に負ける気がするのは俺だけか?」
遠目には分からないだろうが、今の一言でダニエルの顔は目に見えて真っ赤になった。すでに大剣を持つ手が少し怒りに震えている。これでは戦術など頭から吹き飛んでいることだろう。
ジーンもまた、大剣を構えるとダニエルに向き合う。
『両者、準備は良いですか? それでは第11試合、開始!!』
「うおらあああっ!」
テルミの掛け声とほぼ同時に、ダニエルは飛び出してジーンに向かって遠慮なしに大剣を振るった。上から振り下ろされた大剣はジーンの大剣に受け流されるが、ダニエルは受け流された大剣を自分を中心に一回転させて続けざまに攻撃を繰り出してきた。
だが、憤然極まりないダニエルに対して、ジーンは至って冷静だ。現在のダニエルの状況を慎重に観察して、ダニエルの攻撃を防ぎながら攻撃の隙を見極める。
「もうひとぉつ、っ!?」
追い撃ちを仕掛けようとしたダニエルは自分が思っているよりも同じ動作、同じ攻撃を仕掛けていることに気が付いていなかった。同じことをやっていれば相手に次の手を読まれやすいし、何度も見てれば初見の相手でもパターンを理解してカウンターを決められてしまう。今のダニエルはまさにその状況下にあった。
「はあっ!」
「ぬおうっ!?」
受け流すのではなく、ダニエルの大剣を最小限の動作で回避すると、ジーンは大剣を突き出してダニエルの腹を打つ。ジーンに突っ込もうとしていた勢いをジーンの大剣で殺されると、慣性の法則でダニエルの身体がくの時に曲がる。ジーンは大剣を握る腕に力を入れてダニエルを押し返す。
「どわっ!」
押し返されてダニエルが地面に叩き落とされる。だが、その程度でノックアウトされるほど軟弱な騎士はアクイラ騎士団には存在しない。ダニエルは器用に大剣を使って素早く起き上がると少し腹を気にするそぶりをするも大剣を構えてジーンと一定の距離を維持しつつ立ち回る。
「……すまん、熱くなっていた」
「なったままの方が御しやすかったけどな」
「はは、違えねえ」
どうやら、今の一撃でダニエルの頭に上った血は降りてしまったようだ。先ほどまでの怒気が嘘のように消え失せると、落ち着いた表情のダニエルが姿を現した。
「さて、ここからが本番だぜ」
「今度は俺から行かせてもらう」
あまり気を取り直されるのもジーンにとっては不利益極まりないので、早々に会話を切り上げてジーンはダニエルに斬りかかった。
斜め上から斬り下ろすと、ダニエルは反対から大剣を振るってジーンの攻撃を弾く。刃同士が当たる度に一瞬火花が散っていく。素早い攻防を繰り広げ、一進一退の様相を呈し始めると、ジーン、ダニエル双方が内心で焦燥の念を抱き始める。
5分が過ぎれば勝敗が決していなくても試合は終わってしまう。そして審査をするヴァルトとバーバラの判断によって勝者が決められるのだが、ジーンが確認する限り、本来バーバラがいるべき席にエリカとジャックがいるように思える。あの2人にその権利は無いので、実質ヴァルトの判断となる。自分たち以外の判断で勝敗が決められるのはあまり本人たちとしては納得の行くものではないことが多い。出来れば勝負をつけたいのは2人とも同じだった。
だが、双方大剣使いで、ただでさえ戦闘スタイルが似ているのに、ダニエルは冷静を取り戻してジーンはカウンターを狙いづらくなった。お互い斬り込むが最後の一歩が2人とも踏み出せない。
(剣の技術は互角、ならこれでどうだ!)
ジーンはダニエルの大剣を真正面から受け止めると、受け流すとほぼ同時に地面を蹴る。受け流す時に大剣がダニエルの力で地面に突き刺さり、ジーンの身体が一瞬宙に浮く。そして大剣が地面に立ち、ジーンが地面に対して横になって宙に浮くと、ジーンは勢いのついた強烈な蹴りをダニエルの腹に立て続けに2発お見舞いする。
そしてそれにダニエルが怯んだ瞬間にはジーンは地面に足をつき、大剣を地面から引っこ抜くと低く構えてダニエルの足甲のついた足を払ってバランスを崩し、地面に倒す。
「ぐあっ!?」
背中から地面に叩き付けられたダニエルが起き上がる前に、ジーンはその首筋に大剣を突きつける。それをダニエルが認識すると、起き上がる力を抜いたのか地面に大の字に寝転んだ。
「あ~あ、また負けちまった」
「すまんな、ジャックには俺から言っておこう」
「そうか? それじゃよろしく頼むぜ」
『決まったあああ!! 騎士ジーン、大剣の腕だけでなく、腕っ節の強さも見せつけ騎士ダニエルを打ち負かしました!! 勝者は騎士ジーンです!』
「ふふ、ジーンも順調に勝ったようね」
バーバラは自室で机に向き合っていると、窓の外からテルミの声と大歓声が響いてきて、ジーンの勝利を知る事になった。
机の上には先ほど公文書室から借りてきた本が広げられており、手元の紙にその情報を写し取っている。本来ならば写本も禁止なのだが、バーバラはエリカのために動いている。原本を見せられないのではこのようにするしかない。正直、本に書かれている内容をエリカが読めるとは思えない。こちらで分かりやすく要約したものを使って説明する方が効率的だと判断したのだ。
<試合を見ていなくても良いのか?>
机の隣で座っているアレックスが耳をピクピクさせながら外の音に意識を向けている。
「良いのよ。ヴァルトがいるし、正直昼間はあまり外にいたくないし」
<屋根があれば行ったか?>
「う~ん……、行かないわ」
<……はあ>
アレックスが呆れたようなため息をつくと、バーバラは本の内容を書き写す手を止めて顔をアレックスに向けた。
「アレックス、試合とエリカ、私がどっちを重要視しているか分かってるわよね?」
<そりゃあ、そうだろうが。成すべき仕事をするのも役目ではないか?」
「はいはい、明日からはなるべくそうさせてもらうわ」
あまりあてになりそうにない返事をすると、再びバーバラは本に目を落とした。
「まったく、ただでさえ難解な上に、何も指標が無い状態でエリカの姿を元に戻す方法を探しているんだから、アレックスも手伝いなさいよ」
<ページを捲れん。口を使う訳にもいかんだろうが>
「使えないわねぇ」
そう言いつつ次のページに進んでいく。
本は随分と年季の入った物だ。ページを捲る度にうっすらと埃が舞うのが分かる。時折アレックスがくしゃみをしているので、そこは気にしつつ静かにページを捲っていく。
今読んでいるのは、魔法技術に関して書かれている本だ。エリカが公文書室で読んでいた本の上位文書に当たるものだ。より高度な、より危険度のある魔法の使い方、効果などがこと細やかに書かれている。
「……あら?」
ふと、とあるページでバーバラの手が止まった。
そのページには人間を魔法でさらに高位の存在にするという、魔法実験について書かれていた。別段、バーバラが探し求めている内容ではないのだが、そこで止まったのは、何故か埃が出なかったからだ。優しくそのページを手でなぞってみるが、やはり埃が指につかない。
<どうかしたのか?>
「クライムは、この本を読む人間など少ないと言っていた……」
アレックスの問いには答えず、頭の中で考えを巡らせる。
(なら、埃を被っているはず……)
バーバラは気になって本来なら読み飛ばすつもりだったそのページを最初から最後まで細かく読むことにした。
「人間をより高位の存在にする……、馬鹿な事を考える人もいるのねぇ」
この世界の存在で、最も高位な存在は言うまでもなく龍だ。龍がこの世界で最も力があり、全ての生き物から畏怖される存在である。ヒトは龍からしてみれば矮小な存在だ。よりその存在に近づこうとする種類の人間がいてもおかしくはない。
だが、それは自然の摂理に逆らう事だ。さらに言えば、人の命を弄ぶ結果になる。ここにも、A・S文書が設定される原因がある。あまりにも残酷な魔法実験でも、今後そのような事を繰り返さないためにも全て記録されている。この実験では、何も知らない多くの人々が実験体にされ、命を落としたことも書かれている。
「龍の強靭な肉体を得て、国を支配する……、考えることが下劣ね」
バーバラは龍の強さをその身を以て知っている。確かに、あの力があれば国を支配することも容易いだろう。それが完全な強権支配、自由なき恐怖支配であったとしてもだ。
だが、実験は失敗した。ヒトを他の生物に変える事は、そこまで難しい事ではない。問題なのは変化する先が最上位である龍であることだ。ヒトはあまりにも龍をいうものを知らない。知識もまともにない相手に変わろうとすれば、概念を構築できず、似たような、中途半端な結果に終わり、実験体の死で失敗したようだ。犬や猫のように普段から近くにいる生き物になる事は出来る。
だが、それでも大きな危険を伴う。他の生き物に人が成り変わるというのは意識は人間、身体は獣になるということだ。肉体が精神に拒絶反応を起こすことも少なくない。だから、長年の経験から最も拒絶反応の実例が少ない、そういう生き物に変わるように今はなっている。
といっても、この魔法はその規模に関わらず複雑な原理に基づいている。犯罪者を強制労働に強いる場合も、専用の施設で長年使っている魔法陣を展開することで使用されている。一般人がやろうとして出来るものではない。
だからこそ、国の直轄でそういう実験も行われてしまったのだが。
「この原理を使えば、龍をヒトに出来なくもない、かしら……」
どうも、きな臭い感じがしてきた。
だが、まだこれは机上の空論だ。この本ではそれに関する魔法陣の構成方法や、必要な薬品までは書かれていない。行きが出来るからと言って帰りも出来るわけではない、魔法とはそういうものだ。
「とはいえ、エリカに報告できることが1つで来たわね」
バーバラはアレックスに言うでもなく呟くと、椅子の背もたれに身体を任せて大きく背伸びをした。
どうもどうも、作者のハモニカです。おはようございます。こんにちは。こんばんは。
初投稿以来頑張ってなるべく1日1話投稿を心がけていたのですが、テスト期間になり小説を書く時間が削られてきてしまいました。休載はしたくないので、ちょこちょこ更新し続けますのでどうぞよろしくお願いいたします。
こんな小説でも待っていてくれる人がいると信じて書き続けます。
テストですか?
とりあえず教科書ノート持ち込み可の講義はノーベンですが?
問いが分かってるのは前もって回答作りです。O型の癖に真面目だと思いますか? 私はこれでもO型ですが? 蚊に刺されて苦しむしがないO型です。
そんなわけで、土日も出来れば更新したいなぁと願望を持っていますが、月曜からグアッと来ますのできついかもしれません。夏休み入ればやりたい放題書きたいと思ってるんですけどね。
高校生は良いですよねぇ、もう夏休み始まってるんでしょうか? 大学隣の持ちあがりの中高から人の気配が部活だけになって随分と羨望している作者でありました。
ではでは、今日はこの辺で。
ご感想などお待ちしております!!