序章 旅の始まり 用語集
これは第一話から第三話の序章の用語をまとめたものです。
♦︎登場人物
・リック・オズウェルド
本作の主人公。サンタリア村出身の10歳の少年。火属性の魔術と剣術(竜影流)を扱う。正義感が強く、仲間思い。
・キャロライン・オズウェルド
リックの母。夫が家を出て以来、女手ひとつでリックと弟コールを育ててきた。
・コール・オズウェルド
リックの弟。まだ幼いが兄を慕っている。リックと共に父を探す夢を持っていた。
・ヘンリー
サンタリア村の人々から信頼される人物。村を助ける頼れる存在。
・ロイド・テクニス
リックの幼馴染。寡黙だが剣術に優れ、一行の中で最も腕が立つ。
・ボルト・ゼラニウム
リックの幼馴染。明るく快活で、場を盛り上げるムードメーカー。
・ヴィクトリア・ライト
リックの幼馴染。物知りで冷静な性格。知識と洞察で仲間を支える。
・ヘレナ・レイン
リックの幼馴染。優しく面倒見がよく、仲間の精神的な支えとなる。
・アリシア・ベーレント
リックが4歳の頃、家庭教師としてサンタリア村にやってきた。A級冒険者で上級魔術師。
・ティオ・ボーデン
元A級冒険者、十数年前まで冒険者として活動していたが負傷し、引退して故郷であるサンタリアの村長となった。
♦︎場所
・サンタリア村
グラン王国の最南端にある村。リックたちの故郷であり、物語の出発点となる。
・グラン王国
中央大陸の東側に位置する大国。サンタリア村もこの国の一部。
♦︎アイテム・技
・五大秘石
かつて魔神ヴィステネブリスと大天使セレストリオンの残骸から誕生した。力・魔力・技術・蘇りの秘石などが存在する。
・影風流
特徴 速さと巧妙さを重視した流派。相手の隙をついて迅速に斬りつけ、攻撃後は瞬時に隠れるように移動する。
流派の伝承 影風流はかつて忍者のような存在だった者たちによって開発され、密かに敵の陣営を切り崩すための技術を中心にしている。
・水月流
特徴 水の流れを模倣した流派で、柔軟かつ流動的な戦いを重視する。攻撃の後に素早く反撃を交わすことが特徴。相手の力を利用して反転させる技術が多い。
流派の伝承 水月流は、古代の水の精霊との契約に基づいて生まれた。
・風雅流
特徴 優雅で美しい技の流派。見た目は華麗で、相手の攻撃を優雅に受け流しつつ、切れ味鋭い一撃をお見舞いする。
流派の伝承 風雅流は古代の王侯貴族に仕えた剣士が開発した。戦場で多くの兵士が無秩序に戦う中、その剣士は美しい動きで攻撃を避けつつ、的確に反撃する技術を編み出し、この戦い方はやがて王族や貴族たちに伝わった。
・鉄血流
特徴 鉄のように堅牢で、血のように激しい戦い方。防御重視の戦法で、相手の攻撃を受け止めた後、一気に反撃を加えるスタイル。戦いの中で精神的な堅さが重要。
流派の伝承 剣術の創始者は、戦いの中で死線をくぐり抜けてきた剣士たちの集団から生まれた。
・竜影流
特徴 竜の動きや力強さを模倣した剣術。強力な斬撃と素早い移動を重視し、攻撃と防御を一体化させるスタイル。竜の尾を思わせる回転技や、空中戦も得意とする。
流派の伝承 剣術の創始者は、古代の龍と戦った伝説の剣士。竜の力を引き出すため、体の動きと心の力を一体化させる修行が必要。
♦︎出来事
・父親が家を出ていった後、母キャロラインと弟のコールと暮らしていたリック。
・落雷により火事が起こり、コールは命を落とした。
・五大秘石の存在を知り、幼馴染たちと共に旅立つ決意を固め、蘇りの秘石を探し、弟を生き返らせ、父親を探す旅に出る。
第一章ストロント町編の最終話である第十話を投稿したのちに次回を投稿します。