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カナリアさんの秘密のお部屋  作者: クロ
第一章 出会い
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森の中の少女

ここは、とある森の中。深い深い緑の中に小さな家が一軒建っていました。その家から出てきた人の瞳は夏の新緑の色でした。

その少女の手には沢山の本が抱えられていました。

少女がその瞳に映したものは、何だったのでしょう。


………


鳥がどこか遠くで歌を歌っている。

川が朝日を喜ぶように煌めいている。

人が、目を開ける。

私の一日は、夢から醒めて始まる。


こんにちは。私はカナリアです。

私がここに住み始めて十数年。日々他愛ない日常を送っています。

私はあの方に監禁されていますが、全然大丈夫です。

外の世界を見てみたい気持ちもありますが、今はまだその時ではないので大人しく監禁されています。


さて、この世界には魔法というものが存在します。

四大元素と呼ばれる炎、水、風、光の元素があり、これは一般的に「属性」と呼ばれています。

私は魔法が大好きで、よく魔導書と呼ばれる魔法の詠唱が記された本を読んでいます。


今日は珍しくお客様がいらっしゃいました。

普段と変わらない日常に、何やら新しい風が吹き始めたのです。


この出会いがとても美しいものの道を示したなんて、この頃の私は少しも思っていなかったのです。



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― 新着の感想 ―
雰囲気が好き! けどところどころ誤字脱字が…。 続きが楽しみ
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