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ウィンデックスブルーの彼方  作者: ウィンデックスブルー
ウィンデックスブルーの婚約指輪
16/17

愛ちゃんと山本先生

 私がこころの病いとわかり、愛ちゃんは山本先生の心療内科に私によく付き添ってくれた。


 私がカウンセリング受けてる間は、愛ちゃんは静かに聴いていてくれた。


 最後に私の状態についてまとめて山本先生に伝えてくれたが、とても感じ良く言葉少なくポイントは押さえて話してくれた。


 本当は入院しなければならないところを愛ちゃんがほとんど私の面倒を見てくれていたから入院せずに済んだ。


 愛ちゃんは、よく買出しに行くと夕方から出かけて山本先生とデートしているようだった。


 山本先生も私のことを大事にしてくれて、愛ちゃんの買出しが済んだ後で会っているようだった。


 私は、と言うと大好きなパライバのウィンデックスブルーを祥子さんから購入し、0.5ctのウィンデックスを手に入れた。


 それは、ブラジル産でトロ味がある吸い込まれるような青で祥子さんもご自分のコレクションの中でもひとつしかないと言っていて、一応0.5ctも大きさがあるので、その大切なウィンデックスは、今までの中では1番高価なお値段でのお譲りだった。


 祥子さんからは、同じ大きさのマーキスのウィンデックスも昔、購入していたので、アレンジして0.5ctのウィンデックスと合わせてフルオーダーを(るい)は、考えていた。


 祥子さんにフルオーダーを考えていると言ったらパライバはグリーンとイエローと相性がいいと話し合い、(るい)の持合せの無いデマントイドガーネットのグリーンを祥子さんが用意してくれた。


 イエローは、持合せのファンシーイエロービビットが3つあった。


 でも(るい)は、このリングは愛ちゃんの為に作っていた。


 愛ちゃんが楽しそうに買出しから帰って来て山本先生の話をしてくれて、小さな声で


「山本先生は、大切な人なの。」

 とささやくように言った。


「愛ちゃん、良かったわね!

 話は進んでいるの?」


 と私が聞くと、


「私はまだわからないけど、山本先生とても私を大切にして下さるの。」


 と頬を染めてにこやかに答えた。


私は愛ちゃんの将来を確信していた。

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