表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/27

ミルクティーはメンタル的にカロリーゼロ

 高橋匠は、市川詩織とのあれこれを白川結奈へすべて話した。

 ぼかしたほうがいい箇所もあったろう。しかし、意見をいただく立場で、それは不誠実である気がした。もちろんただのスキル不足であることも否めない。

 当の白川結奈は、

「ウェイの極みってなに。ウケる」と、爆笑。

 相談相手を間違えたかもしれない。と、高橋匠はすこし後悔をしたが、きゃははと、笑いながら続ける白川結奈の言葉に改めさせられる。

「ファミレス作戦は、いいと思うよ。ゆーて、海の予定つめないとだし。どのみち集まらないとじゃん。詩織ちゃんの気持ちだって、あかりがいれば問題ないし。それこそウェイの極みでしょ。そのあと二人がどうとかは、そのときの反応みてから決めればよくない?」

 いつのまにか、詩織ちゃん呼びなのはともかく。言葉イジリもともかく。

 なるほど。

 高橋匠は、素直に納得した。

「白川さんは、すごいな」

「あんがと、うれしっ」

 まんべんの笑みを浮かべた白川結奈は、

「んじゃ今日の放課後、集合ね。そうだ、LINEのグループもつくろうよ。高橋くんフレンドになってないよね。これ、結奈の」

 と、QRコードを開いたスマホを高橋匠にみせる。

「まって、早い。色々早い」

「なにが?」

「今日の今日とか」

「だって、来週からテストだよ。今週末は、結奈バイトだし」

 テスト。そういえばそんなのあったな。

 またしても高橋匠は、納得させられ、今朝と同様に四苦八苦しながら友達追加をする。

 やったぜ!友達二人。しかも女子。これで、まひろにぼっちとはいわせない。

 しかし、白川結奈のアイコン……。

「白川さんてパフェすきなの?」

「映えでしょ。このいちごパフェ食べるのに電車で一時間もしたんだから」

「顔より大きいけれど、ひとりで食べたの?」

「モチ!結奈、パフェ大好き。でももうとうぶんは食べられないなー。ダイエット中だし」

 中?ダイエット中といったか?

「エビチリにミルクティーで、ダイエットとは?」

 テーブルのうえのそれらを指した高橋匠の指を白川結奈は、えいっと折って、

「ご飯少なめにしたし、ミルクティーはメンタル的にカロリーゼロだよ」

 と、ピースサインを繰り出した。


続く

 

投稿遅くなりました。

ごめんなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ