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20/23

番外編 個体ログ 特別版124号

本記録は、20⬛︎⬛︎年7月21日に発生した⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(規制済み)により発生した変異型発症者の記録です。






個体名 イバラ3号


発症者32858号個体番号8738番個体名“イバラ3号“


出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎


出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎市⬛︎⬛︎町


発症者名 伊藤 美嘉


状態 爆破性異常症状 完全変異発症者

   過剰変異状態(推定)


特徴 バラの様な姿。全身は花、葉だけでなく茎、根まで完全に黒色。

   成長は異常に早く、1分間に最大7メートルほど伸びることが確認されてい

   る。

   つる状の茎を使い、ある程度自律的な行動が可能な模様。

   体を構成する組織は非常に硬質で、非常に強い耐火性を持っている。

   花は咲くと45〜50分ほどで種子を発生させるが、新たな個体の発生などは

   確認されていない。

   痛覚や視覚等の感覚が存在するかは不明。


能力症状 未確認

     体組織の硬質化の可能性あり


記録 発生から⬛︎⬛︎分後、つるの長さが推定約170メートルまで成長したところで移動を開始。

   その後、現在に至るまでゆっくりと進行を継続中。目的不明。

   伊藤氏の人格がどの程度残っているかは不明。

   なお、発生以降当該事案による犠牲者、負傷者は出ていない。

   規模の大きい個体ではあるが、危険度の低さから現在対応保留中。






個体名 でかすぎる巨大アルマジロ1号


発症者32902号個体番号8739番個体名”でかすぎる巨大アルマジロ1号“


出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎


出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市⬛︎⬛︎⬛︎町


発症者名 不明


状態 爆破性異常症状 完全変異発症者

   過剰変異状態


特徴 その名の通り、非常に巨大なアルマジロの姿。

   全長は鼻先から尻尾の先端までで70メートル、尻尾の長さは約6メートル。

   装甲の部分は光沢のある黒色だが、皮膚が露出している部分は淡い褐色。

   身体構造はミツオビアルマジロと酷似しており、観察はされていないが丸ま

   ることができると推測される。

   ”でかすぎる巨大アルマジロ“という名は、特殊個体名となる予定だった名称

   を個体名に流用したもの。


能力症状 未確認


記録 発生後、北西方向に向かって建造物を破壊しつつ猛進。

   138キロメートルほど進んだところで、⬛︎⬛︎⬛︎・⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎爆対本部総長によ

   り撃破。

   被害者は述べ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎名。






個体名 カニ7号


発症者32976号個体番号8740番個体名”カニ7号“


出現日時 詳細不明につき省略


出現地点 ⬛︎⬛︎県内


発症者名 不明


状態 詳細不明 (目撃情報による特徴より、爆破性異常症状であることは確定)


特徴 いくつかの目撃情報のみで確認。

   カニの様な姿に3対6本のハサミ、カニとしては明らかに多い脚が特徴。

   赤かった体色が黒く変化したという証言も。

   細かい体形については証言ごとに差がある。

   中には人型のカニであったという証言も。


能力症状 未確認


備考 危険性等も不明なため、現在周辺を警戒中。

   人型であったという証言があることから、⬛︎⬛︎⬛︎である可能性を加味して、

   慎重に捜索を進める。






個体名 カニ8号


発症者32997号87412番個体名”カニ8号“


出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎


出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市⬛︎⬛︎⬛︎区⬛︎⬛︎町


発症者名 中澤 紗織


状態 爆破性異常症状 完全変異発症者


特徴 外観は大きさ、配色含めて完全に一般的なタラバガニ。

   

能力症状 かなりの強度の認識災害。

     人間が何かしらの手段でこの個体の姿を認識する、もしくはこの個体か

     ら数キロの範囲内でカニと認識されるものを目視した場合、一定の確率

     で自らをクルマエビ、もしくはブラックタイガー(エビ)だと認識する様

     になる。

     さらに低確率で、自らが認識する姿に体が変化してしまう場合がある。

     体が部分的もしくは完全にエビに変化した場合、戻す手段は現状ない。

     また、変化した個体にも微弱ながら同様の能力症状が見られる。

     また、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、

     ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。


記録 登校中だった学生が路上に落ちているのを発見。

   写真を撮影し、SNSに投稿した。

   結果的に当該個体の能力症状による影響が拡大。推定で⬛︎⬛︎万人以上が何か

   しらの異常に晒されたと推測される。

   現在当該画像は削除済み。

   撮影した学生は完全にクルマエビとなった状態で発見、その後酸欠で死亡し

   た。

   これ以上の影響拡大を防ぐため部隊を派遣、抹殺を試みたが、

   ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎により

   ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎

   ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。

   現在はこれ以上の範囲拡大を防ぐため、爆対の特殊収容施設にて保管中。


備考 本事案ではSNSによる拡散によって認識災害の規模が拡大してしまった。

   非常事態により統制を緩和していたことが裏目に出た。

   別の個体による認識災害が発生している可能性も加味し、一層インターネッ

   ト上の情報統制を強化する。






個体名 フジツボ1号


発症者33039号個体番号87413番個体名“フジツボ1号”


出現時刻 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎


出現地点 ⬛︎⬛︎県沖


発症者名 不明


状態 爆破性異常症状 完全変異発症者


特徴 巨大なフジツボ。海底に張り付き、海面から少しからがはみ出している。

   全長は、底面部分で推定半径290メートル。高さは水上の部分を含め350メ

   ートルほど。

   殻の構造は、既存のどの種のフジツボとも一致しない。

   内部構造は不明だが、蔓脚を展開する様子が観察されている。

   なお何を捕食しようとしたのかは不明。


能力症状 未確認


記録 7月21日未明、⬛︎⬛︎沖に突如として出現。

   周辺住民から「新しい島ができている」との通報が警察に殺到した。

   なお、周辺地域にはここ三日程強風と高波により船の航行記録がなく、発症

   者が一体誰なのかは一切不明である。





爆破性異常症状対策本部


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