番外編 個体ログ 特別版124号
本記録は、20⬛︎⬛︎年7月21日に発生した⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(規制済み)により発生した変異型発症者の記録です。
個体名 イバラ3号
発症者32858号個体番号8738番個体名“イバラ3号“
出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎
出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎市⬛︎⬛︎町
発症者名 伊藤 美嘉
状態 爆破性異常症状 完全変異発症者
過剰変異状態(推定)
特徴 バラの様な姿。全身は花、葉だけでなく茎、根まで完全に黒色。
成長は異常に早く、1分間に最大7メートルほど伸びることが確認されてい
る。
つる状の茎を使い、ある程度自律的な行動が可能な模様。
体を構成する組織は非常に硬質で、非常に強い耐火性を持っている。
花は咲くと45〜50分ほどで種子を発生させるが、新たな個体の発生などは
確認されていない。
痛覚や視覚等の感覚が存在するかは不明。
能力症状 未確認
体組織の硬質化の可能性あり
記録 発生から⬛︎⬛︎分後、つるの長さが推定約170メートルまで成長したところで移動を開始。
その後、現在に至るまでゆっくりと進行を継続中。目的不明。
伊藤氏の人格がどの程度残っているかは不明。
なお、発生以降当該事案による犠牲者、負傷者は出ていない。
規模の大きい個体ではあるが、危険度の低さから現在対応保留中。
個体名 でかすぎる巨大アルマジロ1号
発症者32902号個体番号8739番個体名”でかすぎる巨大アルマジロ1号“
出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎
出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市⬛︎⬛︎⬛︎町
発症者名 不明
状態 爆破性異常症状 完全変異発症者
過剰変異状態
特徴 その名の通り、非常に巨大なアルマジロの姿。
全長は鼻先から尻尾の先端までで70メートル、尻尾の長さは約6メートル。
装甲の部分は光沢のある黒色だが、皮膚が露出している部分は淡い褐色。
身体構造はミツオビアルマジロと酷似しており、観察はされていないが丸ま
ることができると推測される。
”でかすぎる巨大アルマジロ“という名は、特殊個体名となる予定だった名称
を個体名に流用したもの。
能力症状 未確認
記録 発生後、北西方向に向かって建造物を破壊しつつ猛進。
138キロメートルほど進んだところで、⬛︎⬛︎⬛︎・⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎爆対本部総長によ
り撃破。
被害者は述べ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎名。
個体名 カニ7号
発症者32976号個体番号8740番個体名”カニ7号“
出現日時 詳細不明につき省略
出現地点 ⬛︎⬛︎県内
発症者名 不明
状態 詳細不明 (目撃情報による特徴より、爆破性異常症状であることは確定)
特徴 いくつかの目撃情報のみで確認。
カニの様な姿に3対6本のハサミ、カニとしては明らかに多い脚が特徴。
赤かった体色が黒く変化したという証言も。
細かい体形については証言ごとに差がある。
中には人型のカニであったという証言も。
能力症状 未確認
備考 危険性等も不明なため、現在周辺を警戒中。
人型であったという証言があることから、⬛︎⬛︎⬛︎である可能性を加味して、
慎重に捜索を進める。
個体名 カニ8号
発症者32997号87412番個体名”カニ8号“
出現日時 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎
出現地点 ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市⬛︎⬛︎⬛︎区⬛︎⬛︎町
発症者名 中澤 紗織
状態 爆破性異常症状 完全変異発症者
特徴 外観は大きさ、配色含めて完全に一般的なタラバガニ。
能力症状 かなりの強度の認識災害。
人間が何かしらの手段でこの個体の姿を認識する、もしくはこの個体か
ら数キロの範囲内でカニと認識されるものを目視した場合、一定の確率
で自らをクルマエビ、もしくはブラックタイガー(エビ)だと認識する様
になる。
さらに低確率で、自らが認識する姿に体が変化してしまう場合がある。
体が部分的もしくは完全にエビに変化した場合、戻す手段は現状ない。
また、変化した個体にも微弱ながら同様の能力症状が見られる。
また、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。
記録 登校中だった学生が路上に落ちているのを発見。
写真を撮影し、SNSに投稿した。
結果的に当該個体の能力症状による影響が拡大。推定で⬛︎⬛︎万人以上が何か
しらの異常に晒されたと推測される。
現在当該画像は削除済み。
撮影した学生は完全にクルマエビとなった状態で発見、その後酸欠で死亡し
た。
これ以上の影響拡大を防ぐため部隊を派遣、抹殺を試みたが、
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎により
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。
現在はこれ以上の範囲拡大を防ぐため、爆対の特殊収容施設にて保管中。
備考 本事案ではSNSによる拡散によって認識災害の規模が拡大してしまった。
非常事態により統制を緩和していたことが裏目に出た。
別の個体による認識災害が発生している可能性も加味し、一層インターネッ
ト上の情報統制を強化する。
個体名 フジツボ1号
発症者33039号個体番号87413番個体名“フジツボ1号”
出現時刻 7月21日⬛︎⬛︎:⬛︎⬛︎
出現地点 ⬛︎⬛︎県沖
発症者名 不明
状態 爆破性異常症状 完全変異発症者
特徴 巨大なフジツボ。海底に張り付き、海面から少しからがはみ出している。
全長は、底面部分で推定半径290メートル。高さは水上の部分を含め350メ
ートルほど。
殻の構造は、既存のどの種のフジツボとも一致しない。
内部構造は不明だが、蔓脚を展開する様子が観察されている。
なお何を捕食しようとしたのかは不明。
能力症状 未確認
記録 7月21日未明、⬛︎⬛︎沖に突如として出現。
周辺住民から「新しい島ができている」との通報が警察に殺到した。
なお、周辺地域にはここ三日程強風と高波により船の航行記録がなく、発症
者が一体誰なのかは一切不明である。
爆破性異常症状対策本部




